こんばんは。

 

昨晩は、AKB-TのPOGドラフト、シーズン3を行いました。

私の本命のドラフトが土曜日早朝にあるので、指名馬の発表はまだ控えますが、4人で牡馬5頭、牝馬5頭のドラフトですが、例年以上に重複が多かった印象。

 

理由としては、

 

1 絶対的な早期デビュー馬の不在

2 新種牡馬の早期デビュー

3 阪神開催ではなく京都開催

 

それぞれ、決定的な理由に乏しいものの、思いつくのはこの3点。

 

1点目は、昨年は、ダノンエアズロック、ボンドガール、チェルヴィニアは誰でも分かる大当たりでしたから、特にチェルヴィニアをじゃんけんで取れたかどうかが、そのままドラフトの勝ち負けになったくらいでしたからね。

 

その点、今年は、目玉と言えるまでの絶対的な存在の開幕週は字面だけでは皆無。

6月下旬までを含めても断言は出来ない状況だけに、何となくのドラ1が分散する分、2位以下での重複が非常に多かった印象です。

 

2点目は、文字どおり。

サートゥルナーリア、ナダルを筆頭に、新種牡馬の有力どころかスタートから多数デビューします。

昨年はレイデオロの出遅れで、特にノーザンFとしては大きく目論見が崩れた印象ですが、今年はサートゥル産駒が複数順調に来ていますし、早期デビューが絶対条件のナダル産駒もしっかり仕上がってきましたし、この2頭は、ルメール騎手騎乗と、勝負気配は火を見るよりも明らかですね。

 

ルヴァンス、ウインブライト等もしっかり出してきていますし、その辺の力の入れようは推して知るべし、当然、注目度は高くなります。

 

最後に、地味に大きいのは、急坂のある阪神から直線平坦の京都に開催変更があったこと。

昨年は、2日目の東京マイルの牝馬限定戦に大挙有力馬が固まりましたが、今年は寧ろ、初日の京都マイルの混合戦に有力馬が集まった印象。

 

阪神マイルは馬格がなければ厳しいコース、2歳秋でも牝馬にとっては苦しいですが、平坦の京都なら早く使っても問題のない比較的小柄で非力の馬も多いと思うので、その辺がモロに出た印象です。

日曜日の東京マイルの牝馬限定が既報どおりフルゲート割れでしたので、その可能性は十分有るかと。

 

後は、ここに来ての有力馬の故障も多かったので、早期ドラフト組は結構頭を抱えている方も多い筈。

まだまだ1年有りますが、順番が狂うと、勝ち上がりも半年ズレ込むなんてザラにある時代ですからね。

無事是名馬はデビュー前からという厳しい時代です。

 

逆に、全く影響が無かったと思える点も有りますが、それは、クラブ馬の牡馬の、早期大物候補の少なさ。

昨年も話題をダノンエアズロックに奪われ、結局殆ど駒が揃わないままダービーまで行きましたが、今年もマイルの2鞍で、大物候補と言われる馬は皆無。

 

ノチェブランカの仔も、オーナーズですしね。

 

クラブ会員であれば、所属クラブの大物候補を比較的引きやすいですが、それが難しくなっているのは、単純にどのクラブにおいても、例えそれがサンデーであっても、分母が少なくなっているからという印象。

ディープ、キンカメ、ハーツ時代の様に、クラシック向きの種牡馬も少なくなっていますし、庭先取引やセールがこれだけ再活性化した中ですからそれも自然なことですが、だからこそ、ダービー馬選びの難易度は、格段に上がっている印象です。

 

そして、今年のダービーで掲示板に載った牡馬4頭はいずれも秋デビューで、この時期は特段のコメントも無い馬達でした。

昨年も、5着のノッキングポイントを除いた上位4頭は同じ、早期手駒で固めれば固めると、ダービーから遠ざかる傾向にも有りますから、個人的にもそれは強く意識しますし、特に牡馬の早期デビューは、嬉しいですが不安も多いというのも本音だったりします。

 

ということで、全てのドラフトを終えるまであと2日。

ラストスパートをかけたいと思います。

 

それでは、本題。

 

続戦をしかたったレッドダンルースも故障、3歳以上の愛馬の殆どが休養か故障休養と、結構キツイ状況に有る昨今。

ここから1か月、出走がないことが確定している中で、いち早く夏休みに入ったのが、オルフェーヴルの牝馬フルレゾン。

 

1月の返し馬の止め際での放馬、そして、チューリップ賞での最後方追走ままから早3か月。リセットするために北海道に帰り、スロー調整が続いています。

 

 

 

24/3/2  池添厩舎
2日の阪神競馬ではゆっくりしたスタートから出たなりで離れた最後方を追走。そのまま直線を向くが、追ってから伸びがなく16着。「先生とは、気性面を考慮してゆっくり行って終いを活かす競馬をしようと話をしていました。そのとおりゆっくり進んでテンションが上がることはなかったのですが、逆にハミを取らずなかなか進んでいかず、楽な感じで走っていてまったく苦しくないはずなのに最後はラチにモタれていました。前走放馬の影響なのかもしれませんが、まだ心身ともに整っていないようにも思えました。調教では能力を感じただけにこのような結果になり申し訳ありません」(鮫島駿騎手)「前走のことを考えても急かすような競馬はしたくなかったので出たなりで進めてもらったのは指示どおりです。あのペースで行って最後モタれているあたりはまだしっかりしきれていないのか…とも思えます。精神面を含めてしっかり成長を促した方がいいのかもしれません。今日はいい競馬ができず申し訳ありませんでした」(池添師)前走から立て直してここは巻き返してもらいたいレースでしたが、今日はまったく気持ちが入っていないような競馬になってしまいました。調教では能力の高さを感じる走りを見せていますし、これがこの馬の力ではないことは確かですが、現状は成長を待つ時間も必要なのかもしれません。この後は馬体を確認してから検討します。

24/3/6  NFしがらき
5日にNFしがらきへ放牧に出ました。「先週の競馬は申し訳ありませんでした。後方から無理せず進めて折り合いに苦労することはなかったのですが、逆にハミを取っていなかったとのことで難しい面が出てしまいました。レース後は目立った疲れは見せていませんでしたが、現状は特に気持ちの面で成長を促す必要がありそうですし、いったん放牧に出させていただきました」(池添師)

24/3/12  NF天栄
12日にNF天栄へ移動しました。「先週こちらに到着後、軽く動かしながら馬体のチェックを行ってきましたが、特に目立った傷みなどはありませんでした。厩舎サイドとも今後について相談した結果、気性面を考慮して滞在で臨める北海道開催を視野に入れるつもりで、いったんNF空港まで戻して調整を行うことになりました。本日中継地点のNF天栄へと移動させています」(NFしがらき担当者)

24/3/14  NF空港
13日にNF空港へ移動しました。

24/3/19  NF空港
この中間は軽めの調整を行っています。「滞在で北海道開催を目指すということで、こちらへ移動してきています。まだ移動まで時間があるので、様子を見ながら動かしていければと考えています」(空港担当者)

24/4/25  NF空港
この中間は週1日、屋内坂路コースでハロン17~18秒のキャンター1本登坂しています。また、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。「軽めの内容ではありますが、この中間から坂路でのメニューを取り入れるようにしています。心身の状態を確認しながら状態を上向かせていければと考えています。馬体重は458キロです」(空港担当者)

24/5/7  NF空港
この中間は週2日、屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター1本登坂しています。また、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。「精神面の変化を見ながらにはなりますが、少しずつ負荷を高めるようにしています。焦らずメニューをこなしていくことで、じっくり上向かせていきたいところです。馬体重は451キロです」(空港担当者)

24/5/15  NF空港
この中間は週2日、屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター1本登坂しています。また、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。「基本的にオンとオフの差は激しいタイプなのですが、最近は幾らか改善傾向にある印象を受けます。もう少し体をフックラさせてから徐々にペースアップを図っていければと考えています」(空港担当者)

24/5/22  NF空港
この中間は週2日、屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター1本登坂しています。また、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。「この中間も坂路でのメニューを継続していますが、右にササる傾向があるので、注意しながら進めるようにしています。引き続き、心身の状態を確認しながら上向かせていきたいところです。馬体重は460キロです

24/5/30  NF空港
この中間は週2日、屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター1本登坂しています。また、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。「この中間は精神面のリフレッシュを兼ねて、トレッドミルを中心とした軽めの内容で進めています。上手くリフレッシュを促しながら状態を上向かせていきたいと思います」(空港担当者)

 

順調なら、クラシック路線に乗れた馬。

それが、年明けから愛馬史上でも類を見ない崩れ方で、全く走れず、春は全休となりました。

 

オルフェーヴル牝馬の難しさと言えばそれまでですが、この1頭をもって、ステイ産駒のシュペルミエールで菊花賞も出たし、ステイ系種牡馬への出資はお腹一杯という感じです(笑)

 

サーマルソアリングも同様ですが、北海道での滞在競馬中の復帰を目指し立ち上げていますが、この段階でハロン15まで行っていれば良いでしょう。

 

右にササる点は相変わらずということで、函館、札幌開催を考えれば気になるところですが、北海道の洋芝、そして、母の血のダートという点では、北海道での競馬は悪くないだけに、まずはあと2箇月くらいで目途が立ったら嬉しいところです。

 

問題児軍団と言って良い現3歳世代の中でもその酷さは大将格ですが、父譲りの綺麗な栗毛馬、時間はかかっても良いので、何とか気持ちが走る方に向かって欲しいものです。

 

最後に、この時期に話題の東サラさんは、安易な措置で募集馬リストを盛大なお漏らしをしてしまった様で、自分はその仕様を気にしていたものの、昨夜はドラフトで、今朝は仕事で気付かず見られませんでしたが、煽られて急遽22時に公開の様子。

 

噂ではこれで走らなければ…というラインナップの様ですが、個人的には募集馬より募集方法の方が気になるだけに、何とか〇カ

な先着順とかがないよう、祈りながらあと1時間半待ちたいと思います。

 

それでは。