こんばんは。

 

今日は仕事を早上がりし、後遺症外来へ。

 

睡眠時無呼吸症候群の精密検査を含め、当初は入院検査予定でしたが、通院と在宅で検査が出来そうということで、一安心…ではあるものの、子育て世帯は分かると思いますが、入院してしまった方が楽なことも多々有るので、ちょっと複雑な気分。

 

実は、コロナでのホテル療養は有るものの、人生でまだ入院経験無しの記録は、もう少し続きそうです。

 

さて、ダービーウィーク開始。

いつもより5日早い優駿の発売が有り、先週発売済みのNumberもダービー特集。

 

私自身、競馬で最も好きなレースはと聞かれると、即答で「日本ダービー」と答える程、競馬ファン歴がどんなに長くなっても、このレースだけは特別なレースです。

 

ただ、大好きなレースではあるものの、馬券相性は全く別物。

全21のG1競走の中でも、スプリントG1の次に、馬券的には苦手なのがこのダービー。

 

軸馬選びはともかく、相手選びにおいても、相当な私情が入ることが全てでしょう。

正確に集計したことは有りませんが、G1の的中率は低くても5割は有る自分ですが、ダービーは当てることにも一苦労、10万円以上の大きい配当となると、おそらく、ディープスカイの勝った年が唯一となると思います。

 

そして、勝ち馬の印についても酷く、この10年間の勝ち馬の印は、以下のとおりです。

 

 

ここ10年で本命馬が勝ったのは、2015年のドゥラメンテと、2020年のコントレイルの2頭のみ。

ドゥラメンテの年は、3連単当ててプラスにはなったものの、サトノクラウン2着固定が本線だったので、取り切れず…コントレイルの年は、サリオス軽視で、こちらも3連単引っ掛けただけでした。

 

ちなみに、それぞれの年の本命馬は、

 

2023年:ソールオリエンス(2着)

2022年:ダノンベルーガ(4着)

2021年:エフフォーリア(2着)

2020年:コントレイル(1着)

2019年:サートゥルナーリア(4着)

2018年:ブラストワンピース(5着)

2017年:スワーヴリチャード(2着)

2016年:リオンディーズ(5着)

2015年:ドゥラメンテ(1着)

2014年:イスラボニータ(2着)

 

2着が実に5回なので、軸馬の連対率は7割、全頭掲示板に載っていますので、これだけ見れば悪くないものの、勝ち馬の印は散々なので、まずは相手が抜けないよう、広めに抑えることが大事ですが、相手選びにおいて、人気を理由に消した馬に来られることも多いので、そこの精査はしっかりしたいところです。

 

今年の本命馬は、大体決まっているものの、今年は「私情」のところで本当に難しい年だと感じています。

 

同い年で思い入れのある戸崎騎手騎乗のジャスティンミラノは、騎手も厩舎も一致団結の康太騎手の弔い合戦。

 

ただ、弔い合戦は、ジャスティン陣営だけではなく、レガレイラを出す木村厩舎とルメール騎手のコンビは、昨年レース中の故障で予後不良となったスキルヴィングの弔い合戦でも有ります。

 

友道厩舎が勝てば、歴代単独2位のダービー4勝目ですが、イクイノックスの活躍と共に、名実共に関東のトップ厩舎となった木村厩舎も、その格として、今年はどうしてもダービーのタイトルは欲しいところでしょう。

 

ルメール騎手も、オークスの勝利騎手インタビューで「2017年の様に」と、2度目の同一年度オークス&ダービー制覇を狙っています。

 

あのルメール騎手でさえ、ダービーはこの年、レイデオロで勝った1勝のみ。

木村厩舎の早期入厩馬の1頭のチェルヴィニアがオークスを勝ち、同時入厩していたレガレイラがダービーを勝てば、同一騎手、同一厩舎、同一性別馬によるものとして、永遠に記録に残るでしょう。

 

厩舎で言えば、あと2回しかチャンスのない国枝厩舎も、人気の1頭シックスペンスで出走。

彼が勝てば、師悲願のダービー制覇になるとともに、2年連続我らがキャロットファームの勝利となり、ダービー連覇は過去、金子真人氏とサンデーレーシングしか遂げていませんから、これも、偉大な記録に並びます。

 

それ以外にも、幾つもの記録と想いが交錯する大レース。

普段でもレースが近づくにつれて息が詰まる想いですが、今年は特に、その重みを噛み締める毎日となりそうです。

 

基本、今週はブログで、競馬の話題以外は書かないつもりですが、来年こそは、オークスかダービーに、愛馬を出したいと、普段はあまり思いませんが、ラインナップを考えても、今は強く思いますし、今年の出資も、そういう方向で考えたいところです。

 

さて、そのダービーに向けて、1つ気になる話が午前中入ってきました。

 

ブラジルに帰国中のモレイラ騎手が、斤量のミス、しかも、後検量で550g不足という最悪のミスを犯した模様。

 

斤量超過は罰金が基本ですが、過少は厳罰適用が基本で、同国では60日間の騎乗停止という話が出ています。

もっとも、まだ裁定が下った訳ではなく、その適用についても、JRAの基準と照らし合わせての部分もあるので、今週末の騎乗は問題ないと思いますが、大変なことになりました。

 

元々、裁定を受けるケースが非常に多く、レーン騎手の様に累積の関係で乗れない可能性が指摘されている中で、ただでさえ、自国で来日要件を満たせない状況下、通年免許取得が大きく遠退いたことは間違いないでしょう。

 

ルメール騎手の後任という点では、技術的には彼以外考えられない程、短期免許取得騎手の中でも抜けた存在。クラブ出資者としても、本当に大きな存在だけに、ただただ残念でなりませんし、望みは薄いと思いますが、何とか裁定が軽いことを祈るばかりです。

 

それでは、本題。

 

気性面での制御が利かなくなっている中、今年初戦を自身初のスプリント戦に矛先を変え、大接戦の2着に頑張ったサーマルウインド。

 

勝ったテンハッピーローズとの兼ね合いでも、先日のヴィクトリアマイルに出ていれば…と、今でも思うこともありますが、その意味でも、スプリント路線に光明を予め見出していて、本当に良かったと思っています。

 

間もなく始まる夏競馬。

個人的にはスタートからの活躍を期待していましたが、どうやら牧場側の意図は違うようです。

 

 

 

24/4/17  奥村武厩舎
17日は軽めの調整を行いました。「あとわずかというところで勝ち切れずに申し訳ありませんでした。彼女のあのご機嫌状態からあそこまで持って来られたのは川田ジョッキーだからこそなのかなという気もしますが、何とか気持ちのケアもしながらさらにいい走りへと繋げていければと思っています。レース後ですが、脚元を特に注意して見ているものの、今のところ大きな変化はなさそうですね。いつもは走るたびに検査しておいたほうがいいな…と心配になりますが、今回はそこまでには感じません。もちろん油断は禁物ですから放牧まで、そして放牧後も牧場でもよく見てもらって無事を確認してから次のことを考えていきたいです」(奥村武師)

24/4/18  NF天栄
18日にNF天栄へ放牧に出ました。

24/4/23  NF天栄
トレッドミル調整を行っています。「先週帰ってきました。脚元もそうですけれど、最近はメンタル面のほうがより心配になってきている馬なので、慌てて乗り出すのではなく慎重に様子を見るようにしています。とはいえ、トレッドミルでキャンター調整は行えていますから、このまま動かしていき、乗り出しのタイミングを検討していけたらと思っているところです」(天栄担当者)

24/4/30  NF天栄
トレッドミル調整か角馬場で軽めの調整を行っています。「入場してきてしばらく軽めで様子を見ていましたが、脚元の不安を感じることは今のところないですね。元気も良いですよ。ただ、トレセンへ行くと精神面の難しさが目立つ状況にありますから、詰め込み過ぎないように気を付けなければと思い、軽くは乗っていますけれどもまだフラットワークまでにして、少しずつ進めていきます。馬体重は537キロです」(天栄担当者)

24/5/7  NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン15~16秒のキャンター調整を取り入れています。「まだ軽めから立ち上げ始めたところですが、歩様を含めた馬体面の不安を今のところ強く感じさせないので良い状況と言えますね。このあと調教師が来場されるので、状態を見てもらい、今後について話をしていけたらと思っています」(天栄担当者)

24/5/14  NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「立ち上げ後も変わらず乗ることができています。体調だけで言えばむしろいいかなと思うくらいですね。ただ、精神面のケアは必要不可欠で、少しでもリフレッシュを図るようにしていければという思いでいます」(天栄担当者)

 

先週、奥村武先生との協議で次走目標が決まると思っていましたが、どうやらまだ様子見の様ですね。

 

脚質、馬場適性に鑑みても、6月9日の函館スプリントSがベストと思っていましたが、相手関係、クラブ馬との兼ね合いを見ても、そろそろ出走意志を示さないとという時期ですので、どうやらそこは無さそうです。

 

鞍上の川田騎手優先となると、6月30日の北九州記念の方が本命か、オープンで手堅く賞金加算という点では、22日の青函Sか、その辺りでしょうか。

 

いずれにせよ、秋には、スプリンターズSという目標になり得るレースが有り、賞金的にはボーダー上にいる存在でもありますので、気性面が気になるところではありますが、何とかそこに向けて、良い形、良い流れが出来て欲しいと思っています。

 

それでは。