こんばんは。
週末ごとに真夏模様、今日は大変暑い1日でしたね。
かなりビッチリ働いた今週、月曜日は残業後のラーメンで始まり、金曜日も仕事終わりのラーメンで締めました。
すっかりインバンドの波に呑まれ、個人的な感覚では、客の7割が外国人の印象の池袋の「無敵家」さん。
50人以上の行列は当たり前のお店ですが、コロナ禍の際は殆ど並びがなく重宝させていただきましたが、ここ1年は全く入れなくなったものの、昨日はどうしても食べたくなり行ったところ、10人待ち程度で奇跡的に入れたので、久々にいただきました。
所謂、名店の味ではないものの、毎日食べれる豚骨醤油、美味しい1杯でした。
明けて今日は、朝からジムに行く予定でしたが、週末ずっと家を空けていたり、家族とすれ違ったりしているのと、相当疲れも溜まっていて、ちょっと嫌な予感がしていたので、急遽予定を全てキャンセル。
次男の希望で昼はたこ焼き、駅前に先日出来た銀だこハイボール酒場へ。
よく行く、渋谷のSuageさんの上の店舗はいつも大盛況、確かに、あのおやつ感覚の揚げだこは良いツマミだな…と思いつつ、イートイン。
最後に銀だこを食べたのは、多分東京競馬場でなので5年ぶりくらいでしょうか、てりたまとハイボールは合いますね。
オープン記念でハイボール2杯無料。次男は店内の油の臭いにやられて、2個食べて終了でしたが、気分が乗らないと箸も付けない子なので、大健闘でしょう。
お酒とたこ焼きとツマミ1品で1000円程度。
向かいは、メガジョッキ1杯と焼き鳥4本で1000円の鳥貴族。
ジムが駅とほぼ直結なので、ジムと家の丁度間にこの2件を含む、居酒屋5件とコンビニ、ラーメン屋がある状況は、本当に何とかして欲しいです(笑)
帰宅し、ダラダラと競馬を観ながら、女子体操の日本選手権を鑑賞。
どうにも怠いなと思ったら、熱が38℃…昨年も気温上昇とともに、1か月以上発熱をしていたので、今年もこの季節が来たかと、ちょっとゲンナリ。
昼寝して、鎮痛剤を多めに入れて今は落ち着きましたが、身体中の痛みは消えず…本当に厄介なものです。
話は戻り、女子体操は五輪代表選考大会でしたが、2位で五輪出場を決めた16歳の岸選手は、半年間だけでしたが、小1の時、今の所属チームに長男も入っていて、同級生だったので、よく憶えています。
その後長男はすぐ剣道にシフトしましたが、割と五輪選手を出すチームですが、同級生となると感慨深いですね。
先日飲んだ大学時代の同級生の息子も、高3でラグビーの日本代表候補に入りましたし、我が家は全く芽が出ませんが、こういう報せに触れると、歳を取ったなぁ…と痛感します(苦笑)
さて、そろそろ競馬の話を。
いよいよ、優駿牝馬、オークス前日になり、これから1週間で、牡馬と牝馬のチャンピオンが決まります。
嬉しいことに、両レースのパドックを今年も観ることが出来そうですが、特にダービーは、あの独特の張りつめた緊張感で、テレビで観ている時でさえ、息が詰まる思いがしますが、ダービーはとなると、現地観戦はシャフリヤール以来なので3年振り、コロナ禍前になると、ロジャーバローズ以来なので、実に5年振りになりますか、本当に楽しみでもあり、早くも緊張し始めています。
競馬はデータも大事ですが、大レースになればなるほど、流れが大事になります。
今年のオークスとダービーは、色々な共通点があって、大きな論点は、
1 両レースの1冠馬にして1番人気が濃厚なのが戸崎騎手
2 ジャスティンミラノとライトバックがほぼ同配合
3 祖母ランズエッジのステレンボッシュ、レガレイラ、アーバンシック
この3点だと思っています。
1については、前回の記事でも書きましたが、1冠目は同い年の北村宏司騎手が桜花賞、皐月賞共に1番人気。
そして今回は戸崎騎手がそれに挑む、しかも、2冠馬を目指すトライとなります。
戸崎騎手は、ここまで、東京2400m重賞未勝利。
これはキズナ産駒もそうですが、まぁ、この条件は、他に青葉賞しかないので、あまり参考にはなりませんが、同騎手にとって、これだけのチャンスは今後おそらくないでしょう。
今年は初G1制覇を含め、悲喜交々、騎手のドラマがクローズアップされる年。
勝ち鞍以上の評価が決してされることはない彼が真の意味でスターダムを駆け上がるか、私は同い年ということもあり、彼を応援したいと思っていますが、馬券の軸を決める点では、大きな要素となるでしょう。
2については、両レースの人気馬2頭がほぼ同配合、「キズナ×Exceed And Excel×Darshaan」の配合です。
いずれも、スローから上がり32秒台の脚を繰り出せる、極限の斬れ者ではありますが、同じ東京2400mでも、牡馬と牝馬では全く意味合いが違います。
牡馬と牝馬の決定的な違いは、あまり「スタミナ」という表現は好きではないですが、このスタミナと思われる、個体の持続力。
個人的には、この時期の性差として、ラストスパートを牡馬の方が牝馬より、1F長く使えるイメージを持っており、ペース云々を問わず、牡馬であれば、ラスト4F勝負をするに当たり、スタミナ面を問われるレースは近年皆無に等しくなりましたが、牝馬であれば、昨年は相当なロンスパレースでしたから例外としても、一昨年の様な4F勝負でも、血統面でのスタミナの優劣は明確に出る形になります。
話は戻りまして、この「キズナ×Exceed And Excel×Darshaan」は究極の斬れ配合。
ダービーは合いますが、果たして、消耗戦のオークスには合うかどうか、逆にダービーがキンカメの年の様な異例のハイペースや、今のところ大丈夫ですが、重不良馬場になったらどうか…この出し入れは大きなポイントとなりそうです。
最後に3については、ウインドインハーヘアの血という点は勿論ですが、ダンスインザダークとの配合で産まれたランズエッジの血から、同時に牡馬牝馬の有力馬が出たのは偶然ではないでしょう。
東スポで連載をしている白井調教師であれば、「それがニジンスキー」と仰ると思いますが、このニジンスキーの血の底上げにより、この3頭の戴冠可能性がグッと高まったことは間違いないでしょう。
その血以外の構成はステレンボッシュとそれ以外の2頭では大きく違いますが、種牡馬でも同時多発に走る、ブラッドバイアスの発生はよくあること、この世代を一言で表すなら「ランズエッジ」と言える結果になる可能性も十分有ることを念頭に、このクラシック路線を見ていますが、果たしてクライマックスはどうなりますか。
そんなことを念頭に、オークスの予想を。
★オークス
◎ステレンボッシュ
○チェルヴィニア
▲アドマイヤベル
△コガネノソラ、サフィラ
×ライトバック、スウィープフィート、クイーンズウォーク、タガノエルビーダ
本命は桜花賞に続きステレンボッシュ。
桜花賞予想段階で、レガレイラを除けば、牝馬はこの馬で仕方ないと確信しましたが、それは馬の能力以上に、阪神JF出走のエピソードの印象度によります。
この路線は、6月最初の東京マイルの牝馬限定戦(勝ち馬ボンドガール)の組がオークスまでけん引するだろうと思われていましたが、そのボンドガールが直前に放馬による大怪我で回避、2着のチェルヴィニアも直前回避と、レース直前で大きく勢力図が変わりました。
その2頭が復帰に時間が掛かり、前者は桜花賞除外、後者はアルテミスSから直行という異例のローテで桜花賞惨敗と、完全に「光と影」となりましたが、その光がステレンボッシュ。
赤松賞勝利後、成長を促す予定だった同馬でしたが、ノーザンの有力馬の回避により、急遽阪神JFに出走することになり、その背景から、まともなら勝ち負けにならないだろうと思っていたところ、勝ち馬アスコリピチェーノと同タイムの2着。
アスコリピチェーノの春2戦の内容は、まともな年なら連勝も有り得るものでしたから、その相手に、この段階、この過程でこれだけのパフォーマンスを魅せたのですから、牧場側として嬉しい誤算か、それとも確信か、いずれにせよ、レガレイラさえいなければ2冠は濃厚だろうと確信しました。
状態は問題なし、距離延長は血統的に否定する点は皆無。
唯一の懸念は、同じエピファネイア産駒のデアリングタクト同様、エンジン点火に時間の掛かるタイプなので、スローで馬群に包まれた時がどうかですが、愛馬ヴィルトブリーゼの半妹ヴィントシュティレが大逃げを示唆し、そのハナをショウナンマヌエラが叩く宣言をしていますから、最低でもミドルペースにはなるでしょう。
マイルよりポジションを取りやすいと思うだけに、戸崎騎手持ち前の早目の競馬で、盤石の競馬をしてくれると思っています。
前述のとおり、最低でもミドルペース、おそらくハイペース必至だと思っているので、レースイメージとしては、早目にステレンボッシュが抜け、そこに脚を溜めた中距離タイプの馬が突っ込んでくる想定で考えたところ、対抗は初志貫徹でチェルヴィニア。
元々同馬は桜花賞で負け、オークスで勝つと思っていましたが、年末の頓挫で、大きく風向きが変わりました。
長期休み明けを栗東留学で迎えたことで馬の出来は悪く、しかも、レースは大外枠に加え、ルメール騎手が乗れなくなり当たりの強いムルザバエフ騎手に変わるという、考え得る最悪な条件が重なったため、13着という着順もやむなしでした。
中間は気配一変、鞍上のルメール騎手も間に合い、血統的にもハービンジャー×キンカメは、フローラS勝ちからオークス2着したモズカッチャンと同じで、かつ、母はオークスでシンハライトの2着のチェッキーノ。
モズカッチャンよりスケールは数枚上なだけに、予想外の人気になっていますが、昨年のハーパーの様な卒ない競馬で、馬券圏内には鞍上がしっかり持ってきてくれるでしょう。
特にルメール騎手は、オークス大得意で、
3番人気以内は全て連対圏に持ってきていますから、素直に対抗評価に。
人気的には、この後は、最後方から追い込んだ桜花賞3,4着組ですが、いずれも折り合いに難が有り、ポジションが取れないタイプ。
ライトバックについては、前述のとおり、スローの上り勝負の方が良いタイプだけに、彼女らはいずれも抑えまでで、相手3頭は別路線組から。
アドマイヤベルは、ここまで狙ったローテで、フローラSの勝ち時計は過去10年で2番目のもの。
高速決着のフローラS勝ち馬は本番でも崩れないとともに、負けはしましたが、フリージア賞の内容は優秀で、この内容から、除外可能性がありながら、桜花賞トライアルを使わず、オークストライアル1本に絞った陣営の意気込みと、それをモノにする馬自身の運と実力に鑑みると、桜花賞組より、こちらを上に取ります。
ベルクレスタの下なので、距離延長はどうかという点も有りますが、スワーヴリチャード産駒はドゥラメンテと違い本当に癖の無い印象を受けるだけに、気性的に相当難しかったベルクレスタの様な結果にはならないと思います。
コガネノソラは、ゴールドシップ×ロージズインメイのユーバーレーベン血統でオークス2着のウインマリリンの近親。
初勝利に4戦を要しましたが、いずれも好メンバー相手のもの、そこから3連勝の内容は優秀で、なかなか直結しないスイートピーSも、異例の超ハイペースの中での着差以上の差し切り勝ちでしたから、ハイペースになるなら、十分馬券圏内も有るでしょう。
穴では、阪神JF1番人気(4着)、クイーンSは2番人気も輸送で馬体が大幅に減り、馬群にも揉まれて競馬にならなかったサフィラ。
サロミナの仔ですから、距離延長は大歓迎。
賞金不足で早々にオークス直行に舵を切った陣営の好判断もあり、今度は揉まれない外枠を引きました。
同馬の良いところは、半兄のサリオスより100㎏以上軽い440㎏前後の馬体重。
2010年以降のオークスの場体重別実績ですが、桜花賞は馬体重が大きくないと話にならないレースですが、オークスはステイヤーレースだけあって、馬体重は軽くても十分走れるレースです。
ステレンボッシュ、チェルヴィニア同様、数少ない桜花賞よりオークスが合いそうな良血馬だけに、この人気なら全力で買いたいと思います。
この馬体重の件で、評価を大幅に下げたのがクイーンズウォーク。
馬体重500㎏以上は、そもそも出走数も少ないですが、3着が1回あるのみ。
父キズナですが、母ヴェイヴェルアベニューは、米血色が濃く、個人的にはソングラインの様なマイラータイプのキズナ牝馬だと思っています。
更に、半兄も馬群が苦手だった様に、桜花賞は伸びない内を終始通ったにせよ、早目抜け出したエトヴプレやセキトバイーストすら交わせなかったことで、再度の1枠をこなせるイメージはなく、それでも、人気落ちなので買いますが、評価を大きく下げました。
1倍台と思われた人気も、モレイラ騎手から戸崎騎手への乗り替わりで2倍台は間違いなさそうで、人気どおりでもオッズ妙味の
ある1戦、しっかり馬券を当てつつ、戸崎騎手の雄姿を見届けたいと思います。
それでは。