こんばんは。

 

先週末誕生日会をやった際、メインはいつもどおり、家のすぐ近くにある、長男の同級生宅がもう半世紀近く経営している精肉店のステーキでしたが、先日ラジオで聞いていた、ちょっと「痛い」ニュアンスを含め、通は、スーパー等で肉を買う時に必ず個体識別番号検索をしてから買うということを思い出し、せっかくなので検索してみることに。

 

 

国産の黒毛和牛として買いましたが、しっかりとその内容ですね。

北海道の池田町で生まれた4歳の雌牛、本当に偶然ですが、私と誕生日が同じということを発見し、何とも言えない感じにはなりましたが(苦笑)

 

そのラジオで聞いた、モテおじのこだわりは2点。

 

・生後30か月以上

・雌(メス)牛

 

ある程度の月齢を行った牛であること、そして、最も大切なのは性別。

牡牛は、たとえ去勢をされたとしても、肉の硬さが残ってしまうため、良い肉を買う際は、必ず雌牛が良いとのこと。

 

この日は、サーロイン2種類とランプを買いましたが、いずれも雌牛のそれ。

アド街でも紹介され、休みの日は買うまでに1時間以上並ばないといけない名店で、我が家も長いこと信頼を置くお店ですが、その辺もしっかりしているということでしょうか。

 

流石に、スーパーで普段買いの安売りお肉でQRコードを読み取って吟味をするのは憚られますが、ちょっと贅沢したいときは、調べてみるのも悪くないかもしれませんね。

 

 

 

 

刺しが多すぎるので、私には半分で十分。美味しくいただきました。

 

さて、木曜日ということで、中央競馬は出走確定。

今週は愛馬の出走はないですが、いよいよオークスということで、胸が高鳴ります。

 

私が初めて自分で馬券を買ったのが、1997年のオークス。

メジロドーベルとナナヨーウイングの馬連万馬券決着(125.5倍)を、数百円しか資金がなかったので、枠連(25.1倍)でしたが、ドーベルの枠から流して的中させたのが、全ての始まりでした。

 

当時高校生でしたが、父親が後楽園WINSまで車を出し、父親が券売機で買ってというプロセスなので、違法ではないでしょう。

今も見た目より幼く見えますが、当時は更に輪をかけてだったので、今とは比べ物にならない程「緑」の監視が厳しかった時代でもありましたので、WINSで馬券を買うのは、ほぼ不可能でした。

 

今は、学生購入制限も撤廃され、成年要件も満18歳ですから、本当に良い時代になりましたよね。

 

話は逸れましたが、これで馬券購入を始めて満27年。

一体、高級車何台分の額を負けているか分かりませんが、それよりもかけがえのない物を得た気持ちになっていますが、ここからは単なる負債の面しか増えないと思うので、馬券で勝とうとは思いませんが、せめて、負けを最低限に減らしたいものです。

 

名馬の訃報が続く昨今ですが、初めて買った馬券の軸馬であるメジロドーベルは今でも健在。

今年で30歳になりましたが、1年でも長く生きて欲しいと思います。

 

それでは、本題。

 

そのオークスで、単勝2.9倍のメジロドーベルを退け、単勝2.2倍の1番人気だったのが、桜花賞でドーベルに4馬身差をつけて圧勝したキョウエイマーチでした。

 

翌年にキングヘイローがクラシック路線を賑わしますが、キョウエイマーチも同じダンシングブレーヴ産駒。

 

今でこそ、彼等の活躍で、スプリンター種牡馬としてのイメージが強いですが、当時は…というより、国際レーティング上も、今でも後方から超豪華メンバーを差し切った凱旋門賞は141と歴代最高値をキープしていますから、マリー病を患い、日本に種牡馬として輸入された際も、桜花賞や皐月賞から距離延びてこそと思われていましたから、このオッズは、当時では納得のものでした。

 

結果はハナ前述のとおり、ハナを叩いたキョウエイマーチは、上手く中間ラップを落として逃げたものの、直線早々に脚を失い、11着に敗れました。

 

それでも、秋は、ローズSをシーキングザパールを退けて勝ち、秋華賞もドーベルの2着と好走、2000mをこなしたことで、晩年はスプリントからマイルの距離に適性を示しましたが、この秋の2戦、そして、サイレンススズカに絡まれ、1000m通過が56.5秒の絶望的なハイラップを刻みながらも、タイキシャトルの2着に粘ったマイルCSに、ただならぬポテンシャルを感じるとともに、高校2年生の自分は、惚れ込んだものです。

 

あれから四半世紀強。

3代母となりましたが、ようやく同馬の血が入った馬に縁があったのが、サンブルエミューズの22ことブルージュ(牝・父ブリックスアンドモルタル)。

 

脚部不安で、春先に頓挫がありましたが、それが良い休養期間になり、ひと回り大きく、逞しく育っています。

 

 

 

24/4/30  NF空港
現在は週3日、900m屋内坂路コースをハロン15~17秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。この中間もハロン15秒ペースで動かしていますが、カイバ食いを含めて、変わりなく推移しています。血腫の影響で休養を余儀なくされた際も、気持ちが変に高揚することがなかったように、心身ともに少しずつ成長していることが窺えます。

24/5/15  NF空港
馬体重:446キロ】現在は週3日、900m屋内坂路コースをハロン15~17秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。乗り出しを再開した後は特に気になるようなこともなく、順調に日々のメニューを進めることができています。今後も継続的に負荷をかけていくことで成長を促し、夏前の移動につなげていきたく思います。

 

年明けは420㎏程度しかなかった馬体は、気付けば450㎏に届きそうなくらいになりました。

小さいながらも、馬体は筋肉の鎧で覆われ、低重心で坂路を駆け上がる姿は、厩舎長をして「スピードなら姉妹で1番」と言わしめ、私自身もその言葉を直に聞きましたが、理想的な形で成長が進んでいますね。

 

ナミュールも、おそらくアルセナールも、2000mまでなら全く問題なくこなせる、ラヴェルにあっては、2400mでも全く問題ない、柔軟性の高い姉妹の能力の源は、間違いなく3代母のキョウエイマーチの血だと思いますが、このブルージュは、ブリックスの血が濃く反映されている印象で、個人的には、マイルまでと思っていますので、クラシックに縁が有ったとしても、春は、オークスよりNHKマイルCだと思っています。

 

例年であれば、阪神JF、桜花賞は阪神開催で、この血統は、なかなか縁がない舞台となりますが、今年はこの2レースが京都開催で行われます。

 

京都はナミュールが昨秋マイルCSを勝った相性の良い舞台ですから、ブルージュにとっても、馬格がないという点も含め、代替開催がプラスになると思われるだけに、まずは当初からの予定どおり、夏前の移動を達成し、秋口のデビューから大きいところを目指して行って欲しいと思います。

 

それでは。