こんばんは。

 

 

今日、5月15日はJリーグの日。

31年前の今日、私は確か中2だったと思いますが、Jリーグが開幕。

ただならぬ雰囲気を感じ取り、当日は塾を休んで、自宅でテレビの前に釘付けになったのを今でも憶えています。

 

あのJリーグアンセムと応援用のチアホーンの音は、まさにバブルの様相で、日本サッカーはこの年の秋、ドーハの悲劇を経験することにより、本当の意味でプロスポーツとしての道を歩む訳ですが、日本のプロ・スポーツ界にとっても、この日は大きな転換点だったと、今となっては強く思います。

 

国技の相撲を除けば、長年、プロスポーツと言えば、プロ野球一択だった日本において、サッカーという選択肢が出来、それが企業スポーツではなく地域に根付いたビジネスモデルを築けたことは、その後のプロ野球人気の衰退への影響もそうですし、このJリーグの成功が、バスケットボールをはじめ多くのプロスポーツのモデルケースになりました。

 

平日の、しかも雨模様の中にもかかわらず、東京ヴェルディ VS ガンバ大阪の1戦には、13,445人もの観客が入りました。

タレントの海外流出でスター選手不在の状態が続きますが、それでも、競技レベルの高さを維持出来ているのは、草の根的に育成段階の底上げが出来ていることと、Jリーグのシステムが文化としてしっかり根付いた証拠でしょう。


野球以上に贔屓の選手やチームをつくることが難しいですが、五輪世代の素晴らしい選手たちもいますし、特に若手については、三笘の様な選手がデビューから数年はJリーグでやるケースが多いだけに、DAZNの月額3,480円は高いものの、BSでは必ず1試合はやっていますので、何かのついでにご覧いただければと思います。

 

さて、競馬の話。

 

オークス、ダービーのクラシック2冠目が行われるこの2週間は、競馬関係者にとっての年度末の大一番、ファンの我々もこのクライマックスに、何処か落ち着かない心持で過ごしている方も多いでしょう。

 

私も、オークスは指定席を確保出来ているので、先日の誕生会で弟と行くことにしていましたが、彼が週明けからコロナ感染が判明。潜伏期間に思い切り会食をしたいたため、実は私も気が気ではないのですが、本人は至って軽症で、オークス当日は隔離期間も終わっているので、現地に行くそうです。

 

そして、日本ダービーも有り難いお誘いをいただき、現地観戦が決定しました。

 

両レースともに、1冠目の馬が抜けた1番人気になりそうですが、両方とも騎乗する同い年の戸崎騎手がその悲願を達成するのか。

1冠目は、同じく同い年の北村宏司騎手が両レースともに涙を流しただけに、戸崎騎手には、同じ1980年生まれの意地を見せて欲しいと思っています。

 

それと同時に、3週間後には2歳戦が始まりますし、一口民にとっては、既に先週、サンデー、社台、G1の金額入りのリストが公開されましたが、東サラも、昨年のスケジュールであれば、週明け早々にリストが公開される可能性が十分あります。

 

先月の追加募集、そして、今回のキャンセル募集と、キャロはこの土壇場でラッシュをかけてきましたが、そのリストも満足に見ぬまま、何とかやり過ごすことに成功しました。

 

物価高騰の折、生活費の負担がかなり増えていることと、何より、長男の受験準備や海外への修学旅行で、後者だけでも、一口の年間予算が飛ぶ程なので、少なくとも今年、来年はかなり一口の予算を絞らなくてはならない身だけに、ここからの2世代は、極力頭数を少なく、かつ、出来れば総出資頭数を10頭程度に減らしたいと考えています。

 

40口も改めて考えましたが、サンデーは論外として、社台でも流石に手が出る金額ではなく、G1は検討しますが、勝ち上がり率の低さが相当ネックだけに、これも見送りでしょう。

 

退会視野の東サラは、多くても1頭、良い馬がいなければケンも視野に入れています。

 

キャロもサンデー同様、おそらく一口10万でも安い部類に牡馬では入って来ると思いますが、今回の大量キャンセル然り、ある程度の金額の馬の競争率はグッと下がってくると見ているので、頭数を絞りつつも、値段で候補から切ることのないよう、猶更、東サラでの出費を抑えられればと思っています。

 

それでは、本題。

 

そんな東サラの今後をうらなう現2歳世代。

キャロは言わずもがなの最強ラインナップですが、東サラの2頭も負けず劣らずの順調さで、特に今日の本題のレッドアトゥの22ことルージュマローネ(牝・父ダイワメジャー)は、早々にゲート試験も合格し、山元トレセンで、デビューに向けて調整中。

 

東京開催後半を目標にということでしたが、一頓挫あったことで、どうやらそれがスライドすることとなりそうです。

 

 

 

2024.05.03
山元トレーニングセンター
担当スタッフ「球節の腫れと痛みが引いたことを確認してから、乗り出しを開始。普通キャンター程度のペースにとどめて進めていますが、動きに気になるところはなく、稽古後も球節などに異常を確認することはできません。ただ、この手のトラブルは癖になりやすいものでもありますので、獣医師の指示もあり15-15への移行についてはもう少し様子を見てからとなります。15-15の開始時期が後ろになることで、6月後半の東京というのはスケジュール的に少し窮屈なものに。急ピッチでレースに合わせていくことはできるでしょうけど、この時期の若駒、しかも脚元に腫れが出ていた馬にそれをする必要はあまり感じないですしね。もちろん15-15に移行しての動き次第というところはありますが、その動きを確認してから改めて厩舎と相談したいと思っています。馬自身は元気いっぱいですが、ダイワメジャー産駒特有のものか、ちょっと落ち着きがない感じも。急にくるっと回ったり、挙動不審なところもありますので、注意して進めていきます。馬体重は492キロで変わりません」

2024.05.10
山元トレーニングセンター
担当スタッフ「急にくるりと回ったりといった場面には、この中間もたまに遭遇するので注意しています。こういった動きが原因で球節を痛めた訳ですしね。まだまだ若駒らしく子供っぽいところが残っていますから、想定外のアクションがトラブルに繋がることのないようにと思っています。調整面はこの中間もスムーズにきており、痛めた球節などに問題はなく、変わらず順調な乗り込みを継続することができています。今週末から坂路での15-15を開始予定で、ペースアップでどんな動きを見せてくれるかというところですが、スケジュール的に東京ラストというプランは厳しいと判断。厩舎サイドとも相談して、6月30日の函館・芝1800mを一応の目標として再設定して進めていくことになりました。馬体重は496キロ。乗ってきていますけど食欲は安定していて、体調面に不安はありません」

 

球節のトラブルは大事に至らずにホッとしましたが、おそらく目標にしていたであろう東京芝1400m戦でのデビューは白紙に。

ただここは、サンデーの強い馬が出てくることになっていたので、寧ろ良かったでしょう。

 

そうなると、福島か…と思っていましたが、出た候補は函館芝1800m戦。

モントライゼに続く、マイルより長い距離の出走に思わず苦笑いですが、個人的には、それも十分ありだと以前から考えてはいました。

 

 

デインヒル×サドラー持ちのメジャー産駒の代表馬は、今年の桜花賞、NHKマイルC1番人気だったアスコリピチェーノと同じ。

同馬への申込未遂だった時分は、このマローネを代償行為として申し込んだ経緯が有りますが、アスコリピチェーノは秋、距離を延ばすとのことで、おそらくローズSから秋華賞を目指すのでしょう。

 

掛かることも癖も無く、ストライドもしっかり伸びる馬だけに、世代限定の2000mまでなら十分勝ち負けになると思うので、富士S辺りから古馬相手に戦うよりは賢明な判断だと思っています。

 

同じ理屈でもあり、今のところ癖らしい癖の無いマローネにとっても、特にマイル前後に拘る必要もないと考えていましたし、洋芝は間違いなく合うと思うので、函館芝1800mでのデビューは良い選択だったと思っています。

 

函館デビューであれば、もしダメなら1200mに行っても良いですし、勝てれば、手薄なOPの選択肢も潤沢に有りますから、東京デビューより、寧ろ楽しみになりました。

 

ちょっと脚元的に危うい挙動もある様なので、明日から開場となる函館競馬場への輸送を無事こなし、レースまで順調に行って欲しいものです。

 

それでは。