こんばんは。

 

GW明け、4日間ですが、相当疲れた1週間でした。

 

寒暖差が堪えるものの、未だにヒートテックを着て、室内ではライトダウンを着用している自分としては「寒」の部分は寧ろ快適で1年で1番、体力的には楽なシーズンです。

 

これが30℃超えが続き、身体が夏仕様に変わるまでが一苦労、エアコン慣れにも時間が掛かるので、今の朝夜の天然クーラーが快適です。

 

さて、今日は「千葉セリ」こと「千葉サラブレッドセール」が有りましたね。

2009年から社台ファームのバックアップが始まってから急成長したセールで、今年はエントリが50頭と少なかったものの、相変わらずの粒ぞろいの面子。

 

ネームバリューより馬の出来重視のセールで、ナダル牝馬が1億超えというサプライズが有りましたが、終始、合田氏の熱量たっぷりの軽快な進行も相当価格を後押ししましたね。

 

落札後即デビューが見込めるというアドバンテージが有る競りですが、平均価格が税込み3,033万円と、社台ファームの好調振りそのままに、中には、これならセレクトセールで低価格帯の馬の方が…と思ってしまう馬もいるくらい、最初から最後まで大盛況の内に終った感じで。

 

今回はアメリカの馬主の参戦も有りましたし、調教師等の関係者もズラりという感じで、今までPOG向けにしか見ていなかった千葉セリのイメージが大きく変わる程、素晴らしいセリでした。

 

愛馬絡みでは、僅か2頭の産駒しか残せなかったレッドサクヤの忘れ形見(牡・父ブリックスアンドモルタル)が、3,520万円。

兄弟共にこのセリで上場されていて、良いオーナーさんの元に行きましたが、1頭くらいはクラブに…という気持ちは最後まで残りましたね。

 

さて、今週の競馬ですが、長男の学費と各種引き落とし後なので全くお金もなく、基本的にはお休みモード。

というのは口実で、本音の部分では、ヴィクトリアマイルが、康太騎手のことも有り、ナミュールしか見えない状況になっており、ユタカ騎手が乗るということもあり、今週は静かに見守りたいという気持ちですね。

 

メンバー的にも府中マイル向きという馬も殆どおらず、これなら、サーマルウインド、ルージュエクレールのOP馬2頭も使えるなら使って欲しかったというのが本音ですが、ナミュールとマスクトディーヴァの熱い一騎打ちが観られればと思いますし、荒れるなら前残りだと思うので、人気薄の一発も期待しますが、基本ナミュールに勝って欲しい1戦です。

 

愛馬の出走は、1頭。

10月の新馬戦、川田騎手を背に、単勝1倍台の人気を背負うも、1枠スタートえ出遅れ、直線も包まれてまともに追えず、4着に敗れたトライデントスピア(牡・父ダイワメジャー)。

 

11月に2戦目を迎える予定でしたが、脚部不安を発症。

一進一退の中、現在もその不安は払拭出来ていない状況でも、何とか出走態勢を整えての、明日土曜日の東京4R芝2000m戦で、7か月ぶりのデビュー2戦目を迎えます。

 

 

24/4/25  田中博厩舎
24日は軽めの調整を行いました。25日は美浦Wコースで追い切りました(84秒2-68秒1-53秒3-38秒3-11秒8)。「先週の追い切りを経ても脚元の様子に大きな変化はありませんが、火曜日に少し大きめを乗ったものの水曜日は左前脚の繋部分がまた若干モヤっとしていました。特に昨日は天気の関係もあって浮腫みやすかったのでしょうが、スカッとしていないのは間違いないので気をつけながら接しています。飛節に関してはキープできていますが、おそらく坂路に入れるとしんどくなる可能性が高いと思われるため、脚元と相談しながらコースでの調教を課すようにしていて今朝時計を出しました。ただ、相変わらず気持ちを前面に出そうとするタイプではないので、そのスイッチをどう入れられるようにしていくかがポイントになります。これも、飛節の関係で坂路に入れられない分、気持ちをつくりにくいのですが、脚もそうですし、体も気持ちもいい形に持っていけるように何とかしていきたいです。状況如何で前後する可能性はありますが、今のところ再来週あたりの競馬を目標として立てています」(田中博師)今のところ5月11日の東京競馬(3歳未勝利・芝2000m)あたりを目標にしています。

24/5/2  田中博厩舎
1日は軽めの調整を行いました。2日は美浦Wコースで追い切りました(83秒4-68秒3-52秒6-37秒8-11秒6)。「今朝は3頭併せの追い切りを行っています。トライデントスピアには上野翔

ジョッキーに跨ってもらい、集中力がないところ、扶助への鈍感さを確認してもらいながら対応してほしいという指示で前2頭を追いかけて直線最内から伸ばす形を採っています。実際の動きは見た目もそこまで悪くはなかったですね。ジョッキーに聞いても、話にあったような課題を感じさせるようなところはなかったとのことでしたね。乗り手によって見せる一面が違うところがあるだけに油断はできませんから引き続き注意しながら接していきます。馬体のほうですが、左飛節は変わりありません。左前脚の内側、下の繋靱帯部分は良くも悪くも変わらないという状態です。強い調教をドンドンやっていけるだけの体力はありそうですが、脚元がかなり繊細で、調教をやれるコースも限られるだけに良くしていきづらく悩ましく物足りなさはありますが、故障させてしまっては元も子もないので、バランスをよく見ながら入念に動かし、少しでも状態を上げていきたいです」(田中博師)今のところ11日の東京競馬(3歳未勝利・芝2000m)に出走を予定しています。

24/5/9  田中博厩舎
8日は美浦Wコースで追い切りました(81秒6-65秒2-50秒4-36秒4-11秒2)。9日は軽めの調整を行いました。「今週の競馬にあわせて水曜日に追い切りを行いました。引き続きウッドチップコースですが、この馬としては先週までよりも踏み込んだ調教をしたつもりです。ゴールまでもそうですし、過ぎてからも伸ばしてあって、全体的に良い負荷をかけてあり、これがいい刺激になってくれればと思うような調教をしたつもりです。左の飛節、左前脚の状態はスカッとはしていないものの何とか保つことができました。ただ、加減しながらの調整になったのは否めず、勝負に行くための調教ができたかと問われると満点の回答はできないのですが、馬の雰囲気はいいです。相変わらず人への意識は薄いものの、それでも昨秋よりはまだ良いかなと思えるようにはなっていますから、あとはポテンシャルの高さで何とかいい走りをしてもらえたら…と思っています」(田中博師)11日の東京競馬(3歳未勝利・芝2000m)にルメール騎手で出走いたします。

 

この通り、坂路ですら追えない状態で、暗中模索の中、薄氷を踏む思いでここまで稽古を重ね、何とかレースを使える状態まで来ました。

この段階で、田中博康厩舎の方々には頭が上がらない想いで一杯です。

 

馬自身の内面のコンディションは悪くなく、帰厩後1か月で、実に10本のコースでの速めの時計を計時しました。

 

今週も水曜に長めを追い、そして今日も4Fのみですが、ラスト12.5秒の強めの稽古を重ね、少しでも馬体重を絞り、戦闘態勢に入る様、陣営は手を尽くしてくれたと思います。

 

デビュー戦は川田騎手でしたが、今回はルメール騎手に決定。

ギリギリまで発表されなかったのは、彼の怪我の具合如何という感じでしたが、本人からも快調宣言が有った様に、もう心配は要らなそうです。

 

ダイワメジャー産駒ですが、馬体もそうですし、前進気勢を欠いていることからも、1F延長の2000mも、馬のタイプ的には合っていると思います。

 

ゲートに不安が有り、しかも、小脚を使えるタイプではないので、8枠15番の枠は寧ろ良かったのではないでしょうか。

並び的には、1つ外に1番人気濃厚なサンデーのワーキングアセットが川田騎手鞍上でいるので、出来ればスタートを決めて離れた位置で競馬をしたいところだけに、何とかゲートはクリアをして欲しいところ。

 

元々同レースは6頭立て目安で、それを見越して、新潟想定からドッと馬が集まってきましたが、そういう経緯のため、メンバーレベル自体は決して高いものではなく、スムーズさを欠かずに初戦どおりの走りが出来れば、勝ち負けになって当然の1戦です。

 

 

明日は朝から通院と、午後は私と弟と母の合同誕生日会とが有るので、現地に行く予定は有りませんでしたが、ルメール騎手鞍上で口取りを申し込み、無事当選したので、このレースだけ、ピンポイントで参戦する予定。

 

現在28連敗ですが、そもそも、最後に口取りをしたのが2016年3月なので、あれから50勝以上しているにもかかわらず、1度も口取りが出来ていないのは、かなり深刻なことですし、権利をもった状態の連敗が、一体何十連敗なのか…見当もつきません。

 

東京の口取りも、過去1回だけ、それも2012年なので、実に干支一回りしていないだけに、今回も内心はあまり期待はしていませんが、不振を極める3歳世代のエースとして、絶対にこれからも共に想い出をつくっていきたい馬なので、明日は何とか一発回答を出して欲しいと思います。

 

それでは、良い週末を!