こんばんは。

 

昨日のジムの影響での前進筋肉痛と1日後の発熱に苦しみつつ、今日は在宅鍼灸日なので、しっかり全身ケアして貰い、心身共に整って迎える週末。

 

土曜日は、母のスマホの機種変更と長男の故障したスマホの引き取りで1日潰れますが、日曜日は次男は保育園時代の友達と1日遊ぶらしくフリーに。

 

休んでいた分がまだまだ追いつかない仕事をしに出掛けるか、ジムで半日リハビリをするか、ずっと出掛けていなかったので、西国のお店に顔を出しつつ、ヴィルトブリーゼが出るのでピンポイントで府中に寄るか…迷うところです。

 

GWは、妻の会社提携の保養所を申し込んでいたものの外れてしまったので、特に予定もないだけに、梅雨時期に入る前までは、ジムに通い詰めてしっかり身体づくりをしようと思います。

後は、ずっと外で食事も出来ていなかったので、誕生日もあるので、飲み歩きたいところです。

 

さて、今日は先程、撮り溜めてしまっている番組の中から、競馬ブロスの最新回を見ましたが、評判どおり、原優介騎手は理論派で非常に雄弁ですね。

 

藤岡康太騎手の報道の中で、如何に裏方仕事が大事で、現場でも重宝されているかということが周知されましたが、腕や素質が有るのに置かれている環境次第でチャンスが限られ、乗鞍の確保が難しい騎手は本当に多く、その中でも、デビュー後の不遇が致命傷になりかけたのが同騎手。

 

皆さんご存じのとおり、2020年に武井亮調教師の下でデビューしたものの、僅か半年経たずに小桧山厩舎へ所属変更。

こんな記事が当時出て、師が「競馬に対する認識が甘い」、「現代っ子」とデビュー当初の彼を評し、師と私は同い年ということもあり、やらせているものの程度も度が過ぎているし、メディアの前で軽々しくこんな言葉を出すのは、管理職として危ないなぁ

…と思っていた矢先の転厩、パワハラ記事も出ていましたから納得でしたが、師は社台グループにも可愛がられていますし、こういう形で出た騎手は…ということを考えると、相当苦しいかなと思っていましたが、移籍先が本当に良かった。

 

恩人と何度も彼が今年定年だった小桧山元調教師のことを言っていますが、調教師の最終日、スタンドからウイナがよく見えたので、1日退任する調教師の様子を見ていましたが、勝ち鞍という点では、目立った調教師ではなかったものの、騎手、関係者の数がもう半端なくて、改めて、人柄的に素晴らしい方なのだということを実感したものです。

 

話は逸れますが、小桧山元調教師は執筆活動もされていますが、有名なゴリラ愛好家とのことで、写真集も出されている様で、多彩な趣味の持ち主ですね。

 

その師の下で持ち前の才能を開花させて行った彼。

了徳寺オーナーの下で昨年ブレイクしましたが、現在まで、元所属の武井厩舎での騎乗はなし。

当然では有りますが、後藤騎手と伊藤調教師の例を思うと、武井厩舎の成績が右肩上がりですが、人を育てるという点の厩舎力は、昔の厩舎、調教師の様には行かないのかもしれませんね。

 

また話は逸れますが、同じく所属騎手へのパワハラで大問題となった木村調教師。

 

個人的に、彼の実直さと真面目さは非常に評価しておりますし、愛馬たちの成績も抜群ですが、レース後、皐月賞のレガレイラの敗因を、開口一番「調教の仕方を誤った」という発言には、ある意味納得という感じでした。

 

個人的に、レース後のコメントは、あくまで感覚的なものでしかないので、斜め読みしかしませんし、競馬予想にはまず反映させませんが、特に外野から見ている部分については、そのプロセスに於いて致命的な瑕疵が無ければ、勝因、敗因を断定することはまず困難でしょう。

 

その意味では、レース後の敗因について「分からない」を連発するユタカさんについては、「言えない部分」と「断定できない部分」を正直に語ってくれる、嘘をつかないタイプとして、人間的な部分も大好きですが、そうでない人のレース後コメントは「自分自身を納得させる為の発言」に終始することが多い印象で、木村調教師のそれは、正にその典型的パターンだなと。

 

だからどうだということはないのですが、人を育てるという側面では、自己弁護に終始しないという点の正直さが必要だと思う(正直すぎるのもダメだとも思いますが)だけに、何となくこの例と、原騎手の境遇が重なった折り、今週の出演があったので、敢えて過去のことを踏まえて言及してみました。

 

ちなみに、現在の原騎手の、オーナー別、牧場別の成績(2023年以降)は以下のとおりです。

 

 

 

馬主さん的には、了徳寺オーナーが騎乗機会という点でも圧倒的ですね。

一口クラブは殆どないですが、キャロやオーナーズは少しだけ乗っているのは良い傾向ですね。

 

牧場という点では、上位は意外にも社台、ノーザン産の馬達が相当数を締めていますが、その殆どが超人気薄。

それでも、着実に人気より上の着順には持ってきてる様なので、ウィルソンテソーロとのコンビで一気に注目度が高まっていますから、良い流れの内に、重賞勝利と良い関係者との縁を紡いで欲しいものです。

 

それでは、本題。

 

昨年3月の初勝利以降状態が上がらず、夏競馬での敗戦、そして復調途上の秋競馬を無理に使った影響で、脚部不安を発症。

一時期は、かなり厳しいところまで行ったレッドダンルース。

 

幸いにも一命は取りとめ、北海道に戻ることなく調整が進み、半年ぶりに栗東に戻ってきてくれました。

そして年度替わりのタイミングで、矢作厩舎から新規開業の福永祐一厩舎へ転厩、期せずして祐一厩舎への出資となり、心機一転、復帰戦が目の前まで来ています。

 

 

 

2023.10.12
栗東:矢作芳人厩舎
舎飼。
助手「昨日(水)午後に改めて検査をおこないましたが、脚元や骨盤周りの骨などに異常は確認されませんでした。エコー検査の結果や、毎日おこなっている血液検査でも炎症を示す値が高いことがわかっているだけに、やはり触診反応が強い右トモの筋肉にダメージを負っている可能性が高まってきています。まだ断定するには至っていないのが現状ではありますが…。症状に大きな変化が見られないため、このまま運動を控えながら消炎剤や抗生物質の投与といった治療を継続し、痛みが引くのを待つしかない状況。今日の午後以降は入院馬房に移動して経過を観察することになりました

2023.10.18
栗東:矢作芳人厩舎
入院中。
矢作調教師「先週木曜日以降はトレセン内の診療所にある入院馬房で治療をしながら経過観察を続けています。毎日おこなっている血液検査の結果で炎症を示す数値は改善傾向にあることがわかっていて、消炎剤や抗生物質の投与といった治療の回数は減らしています。歩様も悪化することはなく、わずかながらでも良化傾向にあると言えるでしょう。ただ、獣医師によると、現状から骨盤周辺を中心にこれまで以上によく調べたいとのことで、今日の午後、三度目となるエコー検査をおこなうこととなりました。検査結果を精査するには少し時間が必要でしょうから、明日(木)詳しくお伝えできればと考えています」

2023.10.19
栗東:矢作芳人厩舎
入院中。
矢作調教師「昨日(水)午後、診療所でエコー検査を実施しました。骨盤の周辺を中心にこれまで以上に範囲を広げて調べましたが、結果についても以前との所見に変わりはなく、骨折も確認されませんでした。では原因はどこにあるのかということになりますが、獣医師の見解では『断定はできないが、何らかの理由で筋肉の深い部分に炎症を起こしている可能性が高く、その痛みから歩様に乱れが生じたとみられる』ということでした。これからについては継続してきた痛み止めの投与を打ち切ってみて、数日間歩様が安定していれば今週末に退院し、ノーザンファームしがらきへ移動することができるかもしれません。もちろんこれまでの経過などは牧場へ引き継いだうえで経過観察を続けるとともに、定期的に検査もしてから立ち上げてもらうつもりです。復帰までには時間が掛かると思いますが、私たち厩舎スタッフ一同、一日も早い回復を願っています

2023.10.21
矢作芳人厩舎→島上牧場
矢作芳人調教師「前回の検査以降、炎症を抑え、痛みを和らげる薬の投与を控えてきましたが、歩様は問題なく、触診痛も緩和されつつあるため、本日の退院放牧が決まりました。ただ、移動先として予定したノーザンファームしがらきは馬房が満杯ということですし、今すぐに運動を始められる状態にもないので、トレセン近郊の島上牧場に移して経過の観察を続けます。復帰がいつになるか見通しは立てられませんが、1日でも早いカムバックを望んでいます」

2023.11.03
島上牧場
馬体重:474キロ
先週末に獣医師に診てもらいましたが、歩様に違和感こそなくても、触診で腰角周辺の筋肉に若干の反応があることが確認されています。それでも獣医師によると発症時よりは痛みは大幅に和らいでいるとのことで、昨日(木)から15分間のウォーキングマシン運動を始めたところです。現状、乗り出すめどは立っておらず、今後も定期的に獣医師のチェックを受けながら慎重に進めていきます。

2023.11.10
島上牧場
馬体重:478キロ
今週もウォーキングマシンで15分間の運動をおこなっています。歩様の乱れは入場後一度も確認されていませんが、だいぶ良化してきたとはいえ、まだ触診痛が残っている状態であるため、運動時間の延長については獣医師の許可待ちの段階です。明日(土)獣医師のチェックを受ける予定で、そこでの診察結果を受けて今後のリハビリメニューを検討することになっています。

2023.11.24
島上牧場
馬体重:484キロ
今週半ばにも獣医師のチェックを受けましたが、歩様を確認しても、触診で気になる部分を押圧した際の反応からも順調に回復しているということでした。診察を終えてからウォーキングマシンでの運動時間を90分まで延ばしたところですが、これまでのところ反動はありません。今後の復帰に向けた調整方針については矢作芳人厩舎、ノーザンファームと協議して決めることになっています。

2023.12.01
島上牧場
馬体重:484キロ
今週1週間も毎日ウォーキングマシンで運動をおこなっています。運動時間は変わらず1日90分間です。運動を継続しても歩様に違和感はありませんし、獣医師に馬体を触ってもらっても反応を示さないなど、順調に良化しています。これからについて関係者間で話し合いを持ち、馬房の調整がつき次第、ノーザンファームしがらきへ移動することになりました。牧場獣医師のチェックを受けつつ改めて検査もおこない、そのまま立ち上げることができる状態であれば、そのまま滞在してトレーニングを始めるつもりですが、何らかの問題が見つかって更に静養が必要と判断された場合は、北海道に移動して休養する可能性もあります。

2023.12.02
島上牧場→ノーザンファームしがらき
ノーザンファームしがらきへ移動しました。

2023.12.08
ノーザンファームしがらき
馬体重:476キロ
入場後すぐにおこなった馬体チェックで多少右の半腱半膜様筋に反応があったものの、歩様に異常は確認されませんでした。そのため、今週月曜日からトレッドミルでダク調整を始めましたが、これまでのところ目立った反動は見られません。今週はダクでの軽めの調整に終始し、週明けにはトレッドミルのペースをキャンターまで上げる予定です。

2023.12.22
ノーザンファームしがらき
馬体重:482キロ
今週からトレッドミルでの調整のほかに周回コースで乗り出しました。現在は1日おきに騎乗調教をおこなっており、コース入りする日は周回コースをキャンターで3周しています。休み明けとしては緩んだ印象は受けませんし、右トモの不安についても出がけの歩様にこれまでとの違いは感じるものの、磁気治療などを継続していけばひとまず次のステップには進めていけそうな状態であることを確認しています。年内は現在と同じメニューを継続し、来月上旬から坂路でのトレーニングを開始する予定です。

2024.01.12
ノーザンファームしがらき
馬体重:495キロ
経過が良好であるため、今週から坂路でも乗り出しました。これまでに2日、坂路でハロン17秒ほどの調整をおこなったところですが、これまでのところ元々のトモの硬さは感じても歩様の違和感はなく、順調に進めることができています。来週以降も周回コースと坂路を併用して乗り込むとともに、トレッドミルを活用したトレーニングも取り入れていく予定。あとは本数を重ねていければといった段階で、順調にいけば来月中には帰厩できるかもしれません。

2024.01.26
ノーザンファームしがらき
馬体重:496キロ
今週も周回コースと坂路で調整をおこなっており、今週火曜日には坂路でラスト1ハロン15秒ほどの時計を出しました。定期的にケアしていることもありますが、ペースアップ後も歩様に違和感はありませんし、触診でも反応を示していないことからさらなるペースアップも可能とみているところ。早ければ来週火曜日に15-15を消化することになるでしょう。連日騎乗しているスタッフも「非常に乗りやすく、左右のバランスも改善してきている」と評価しています。

2024.02.09
ノーザンファームしがらき
馬体重:503キロ
調整は順調に進んでおり、今週は周回コースで体をほぐしてから坂路をハロン17~15秒ほどのペースで乗っています。バランス面については体の使い方を見直すなど改善に取り組んでいるところですし、腰回りも緩く、軌道に乗るまでは時間が必要といった状況です。一方で精神面の成長を感じているところで、へんに気が入ってしまうことは少なくなり、ムラなく走れるようにもなりました。このまま順調にいけば来週後半には15-15を始められるでしょう。

2024.02.23
ノーザンファームしがらき
馬体重:506キロ
今週火曜日から坂路での15-15を開始しました。時計には対応することができていますし、緩さも少しずつ解消してきていますが、好調時と比べるとワンパンチ足りない印象で推進力はいま一つといったところ。それでもペースアップ後も歩様に違和感はなく、活気も十分。帰厩に向けて明日(土)も15-15を消化するなど負荷を掛けることでコンディションを高めていきます。

2024.03.01
ノーザンファームしがらき
馬体重:506キロ
今週は坂路での15-15をすでに2本消化しました。まだ馬体が緩く、体の使い方も満足のいくものではなく低調といったところ。今必要なのは乗り込み量であることから明日(土)も強めの調教をおこなう予定で、今後は週に3日坂路入りし時計を出すとともに、そのほかの日は周回コースを長めに乗って現状の課題克服に努めていきます。栗東トレセンへの移動は早くても今月末になる見通しです。

2024.03.04
【転厩】
本馬は3月6日付で新規開業の栗東・福永祐一厩舎に転厩となります。

2024.03.15
ノーザンファームしがらき
馬体重:512キロ
ここにきて調子はぐんぐん上がってきており、動きも見た目も良くなってきました。週に2回は坂路で15-14ほどの時計を出していますが、余裕が感じられるようになってきましたし、息の入りもだいぶスムーズになってきています。背中や脚元に疲れはなく、トモの違和感もないことから、明日(土)14-14を消化する予定。その後も順調なら、来週以降は強めの調教を週3本まで増やして帰厩態勢を整えることにしています。

2024.03.22
ノーザンファームしがらき
馬体重:507キロ
引き続き調整は順調に進んでいます。先週土曜日には坂路で14-14を、今週火曜日と木曜日にも15-15ほどの時計を出しつつ周回コースでも長めの距離を乗るなど密に乗り込んでいますが、本数を重ねてきたことで緩さは解消に向かい、肌ツヤや気配も良化してきました。明日(土)も強めの調教をおこなう予定も、早ければ来週中に栗東・福永祐一厩舎に入厩するプランもあるため、併せ馬を組んで気持ちを奮い立たせることにしています。

2024.03.27
ノーザンファームしがらき→福永祐一厩舎
本日(水)の検疫で栗東・福永祐一厩舎に入厩しました

2024.03.28
栗東:福永祐一厩舎
画像サムネイル
本日はCウッドコースで調整しました。
福永祐一調教師「縁あって矢作芳人厩舎から引き継いで管理させていただくことになりました。トモの不調によりしばらく休んでいたとはいえ、フレッシュで能力的にもまだ可能性がある馬ですからね。これまでの調整パターンに変化をつけて、厩舎で時間を掛けて馬を作っていこうと考えていますし、芝での走りを見てみたいですね。まずは1勝クラスを突破できるよう頑張ります。今日(木)はフラットワーク後にCウッドコースを1周しましたが、とても動ける体つきにはなく、騎乗した助手も『まだ太いし、左トモの蹴りにも弱さも感じた』ということでしたから、時間を掛けて体を絞りつつ、トモを強く踏み込んでバランス良く走れるように教えて込んでいければと考えています

2024.04.03
栗東:福永祐一厩舎
本日は坂路で調整しました。
坂路 65.3-47.7-30.9-15.3 馬なり

福永祐一調教師「今朝(水)はCウッドコースと坂路でキャンター調整をおこないました。入厩後は食事、調教ともにダイエットメニューを取り入れています。一週間経って10キロ絞れたのですが、それだけで見た目も競走馬らしくなってきましたし、動けるようになりつつもあります。騎乗しているスタッフは『飛び抜けたセールスポイントこそありませんが、欠点が少ない馬。これから追い切っていって、どう変わってくるか楽しみ』と話していました。週末から時計を出し始めてもいいかなというイメージを持っていますが、このままジックリ進めていけば、あと1か月もあれば出走態勢を整えられるでしょう」

2024.04.04
栗東:福永祐一厩舎
本日は坂路で調整しました。
坂路 63.7-47.0-31.1-15.6 馬なり

福永祐一調教師「自分自身が騎乗し、Cウッドコースと坂路で乗ってみました。第一印象は、本当に大人しくて乗りやすい。性格が非常にいいですね。トモの違和感はなかったですし、ストライドは大きくはなく、ダートっぽさについてもそこまでは…といったところ。そして坂路では張り切りすぎる面があるだけに、Cウッドコースで長めに乗った方がいいかなとも感じ取れました。ただ、体に余裕があるせいか息遣いが今ひとつなので、まずはジックリ息を作っていく必要がありそうです。次走については新潟2週目か3週目あたりを目標に進めますが、ワンターンの方が走りやすそうなので芝1600~2000mで検討していきます

2024.04.10
栗東:福永祐一厩舎
本日は坂路で追い切りました。
坂路
レッドダンルース  54.0-39.0-26.0-13.1 馬なり
チャンネルトンネル 53.5-38.5-25.6-12.9

福永祐一調教師「今朝(水)は坂路で追い切りました。今週に出走する馬の誘導を務め、ペースメイクに終始する形でしたが、この時計ですから手応えは楽で、動かそうと思えばもっと動けたくらいです。ただ、ダンルースのレースはまだ先ですし、併走馬も速い時計を必要としていない状況でしたから、オーバーワークにならないよう無難にまとめました。少し息遣いに気になるところはあるものの、徐々に体も引き締まり、調整自体も順調。このままジックリ進めていって、ある程度仕上がったところでレースを絞ろうと考えています」

2024.04.11
栗東:福永祐一厩舎
本日は引き運動をおこないました。
助手「追い切り後は少し脚が浮腫んでいる程度で大きな問題はありません。運動中の歩様も大丈夫でしたよ。体つきについては先週より更に絞れたように映りますが、馬体重は先週から2キロ減の480キロ。見た目はダートの短いところといった感じで、芝を使うとなるともう少しシャープさを求めていかないといけませんね

2024.04.17
栗東 : 福永祐一厩舎
画像サムネイル
本日はCウッドコースで追い切りました。
助手「Cウッドコースで併せ馬を消化しました。後ろから追い掛けて直線は内へ。最後は軽く促して負荷を掛けました。歩様に違和感はなく、動きに問題はなかったですし、手前も上手に替えていましたが、まだ息遣いが重かったですね。体はだいぶ引き締まってきていますが、長期休み明けの分、中身が伴っていない様子。それでも今日やったことで型通りいい方に変わってくるでしょうし、レースまで時間もあるのでジックリやっていきます」

2024.04.18
栗東 : 福永祐一厩舎
本日は引き運動をおこないました。
福永祐一調教師「今朝(木)は厩舎周りの引き運動で疲れを取りました。右前脚の球節周辺にちょっとした傷が見つかったことや元々の硬さは感じたものの、大きな問題はありません。馬体重については先週から4キロ減の476キロ。少しずつ引き締まってきていますが、体つきはやはりダート色が濃いと感じます。芝とダートどちらにするかについては、来週か再来週の追い切りで私自身が騎乗して最終的にジャッジするつもり。もしダートとなった場合、距離は1400mで考えています

 

まずは、矢作厩舎について。

短期間で勝利をまで持っていってくれたことには感謝していますが、それも、人気薄で激走した初戦の内容を見ての評価一変だっただけで、それ以前は完全に放置状態。

 

勝ち上がった後も、馬の状態が傍から見てもどうなんだろうという感じの中、厩舎都合で使って大敗、休ませて使って大きなトラブル、その後は有無を言わせずに転厩と、正直あまり良い想い出にはなりませんでした。

 

馬券での付き合いでも、稼ぐためのレース選択は上手いですが、その一方、馬の適性をジャッジする能力は相当難が有ると思うことが多いだけに、数も使えない、馬の適性も見極められないとなると、血統的に適性の分かりやすい高額馬以外の出資は、もう無いかな…という感じです。

 

その分、遠回りにはなりますが、調教師自身の経験を基に、先入観なしでジャッジをしてくれる祐一厩舎は面白いですね。

血統ヲタクの師ですから、芝の可能性を探求するのは騎手時代の性格を考えれば至極納得のこと、その上で、体系的に変わって来ず、ダートの方が…という形に傾倒しているのも納得です。

 

今まで、追走力に難があるだけに、また、血統的にもここというダートの中距離しか使われてきませんでしたが、伸びきれないというイメージもあるだけに、ダートなら短距離というのも面白いですね。

 

そうなると、新潟はなしで京都での復帰ということになると思いますが、1度は諦めた現役生活。

 

開業からいきなり人気厩舎ではあるものの、これだけ目を掛けて貰えれば、どんな結果になろうとある程度納得は出来ますし、そもそも、休養前の戦績からも、このクラスにいる馬ではないですからね。

 

あと2,3週間、しっかりその経緯を見守らせて貰いつつ、まずは無事に、復帰戦まで辿り着いて欲しいと思います。

 

それでは。