こんばんは。

 

今週末の桜の開花前の春の長雨模様の今週。

目に入る、耳に触れる情報は悪いものばかりで気が滅入るだけに、せめて今日くらいは太陽が見たかった、そんな気分です。

 

色々と自分でもまとめが必要ですが、コロナで負った脳機能障害のメインが、感情のコントロールの部分でありそうということが先日の検査で分かっただけにちょっと敏感にもなっていますが、ジムでのリハビリを辞めてから、気分転換ツールが少なく、散歩をしたくても、喘息発作がそれを阻害しているだけに、ちょっと八方塞がり気味。

 

何をしても気が晴れることはなく、春というものはそういう季節では有りますが、年度末で仕事が忙しいものの、今週末辺りは、何もしない1日をつくろうかと、真剣に考えています。

 

ウジウジ文字数を重ねても何も良いことがないので、文章だけでも気分を変えて行きましょう。

 

たまには違う話ということで、北朝鮮の翻意でW杯予選の試合が中止になり、J1も欧州サッカーも停止中、プロ野球は開幕前、MLBも本国ではまだオープン戦、辛うじてU23のサッカー代表は稼働中ですが、これを書き始めると止まらないので、やはり、競馬の話をしましょう(笑)

 

定点観測をしている3歳馬リーディング。

2月下旬以降の、中山、阪神、中京開催の昨日までの結果は以下のとおりです。

 

 

ゲーミングPCへの移行が完全に終わったので、作業的に見やすい20位まで今回から掲載します。

 

全競走リーディングですが、一目瞭然、キズナ産駒が大差をつけて圧勝です。

これだけ勝っていてもなお、単勝回収率100%を大きく超えるのは流石ですね。

 

後はリーディング上位馬が順当と言った感じですが、キズナ同様頑張っているのはリアルスティール。

年明け不調だったスワーヴもここに来て巻き返し、時期的にダートが占める割合が増えるこの時期においても、しっかり強さを見せています。

 

 

続いて、芝(上)・ダート(下)別の順位ですが、なんとダートでもキズナは首位。

ダート馬がしっかり結果を出す時期でも有りますが、人気薄の好走は芝に集中しており、馬券的にも本当に妙味が有ります。

 

リアルスティールの種明かしは、ダートでの活躍が目立ってのものでもありました。

ダートで2位のドレフォンですが、ダートでの勝ち鞍のペースが歴代最速レベルであることが先日話題になりましたが、日高の種牡馬達を抑えての結果は、特筆ものだと思います。

 

ニューイヤーズデイも頑張っていますが、人気馬の好走が殆どなのと、1勝クラスの壁が厳しいだけに、個人的には評価はまだ保留したいと思っています。

 

続いて、牡馬(上)と牝馬のランキングを出しますが…

 

 

 

破格の活躍をしているキズナ産駒ですが、実はその殆どが牡馬。

今まで、ソングライン、ファインルージュ等、活躍馬は牝馬に偏るフィリーサイアー振りを発揮していましたが、この世代からガラッと印象が変わりましたね。

 

その要因は、勿論、社台グループのバックアップ。

13勝の内、ノーザン産5勝、社台F産4勝、追分F産1勝と、その殆どがグループでの勝利。

 

2000m以上の成績が抜群に良いこともあり、ディープ、キンカメがいなくなり、ハーツの勢いも衰えた現状において、牡馬クラシック路線の社台グループの苦戦は続いていますが、皐月賞はもう間に合いませんが、ダービー路線においては、現在重賞経験のない馬達でも、成長曲線次第では、十分間に合うかもしれないと思っています。

 

性差で言うと、モーリスは相変わらずロベルト系種牡馬らしく牡馬に偏っていますし、カナロアは相変わらず牝馬の数字が良いですね。

 

牝馬が走らないと評判の、サトノクラウンの頑張りが目立つのと、長らく未勝利だったレイデオロの産駒が2勝しているのも印象的。

 

リーディング上位馬では、あれだけ2歳で走っていたエピファネイアが全体で20位以内にも入らない結果に。

 

 

これは2024年全期の成績ですが、エピファネイアは総合で4位に入っているので、この1か月急に減速しているのが分かると思います。


個人的には、成長力云々ではなく、走る馬、走らない馬が割とはっきりしているだけに、勝ち上がる馬は2歳時に殆ど勝ち上がり、上のクラスを目指す馬はこの時期に出走して来ないという印象で、エピファ産駒は故障以外の理由で早くから動けないと厳しい、そんなイメージに個人的には定着しつつ有ります。

 

いずれにしても、色々と一筋縄ではいかない、面白く、一口的には中毒性の高い種牡馬です(笑)

 

それでは、本題。

 

そんなエピファネイアの牝馬である、ボインビューティーの22ことルージュカリーナ。

早来で順調に育成が進んでいます。

 

 

 

2023.12.27
ノーザンファーム早来

競走馬名:ルージュカリーナ
馬体重:433キロ
ハロン16~17秒ペースの坂路調教、周回コースにおける1600~2400mのキャンターといったメニューを継続しています。ハミをしっかりと取った、とても手応えの良い走りを披露していますが、気持ちが入りながらも、折り合いを欠くことがない点は、有力なセールスポイントといえるでしょう。体高はありませんが、胸前、トモの厚みが申し分ない、逞しい馬体の持ち主。エピファネイア産駒らしい勝ち気な面を、上手に走りに活かせるよう、じっくりと中身の濃いトレーニングを積み重ねていきます。

2024.01.15
ノーザンファーム早来
競走馬名:ルージュカリーナ
馬体重:437キロ
年明け早々、アクシデントで左前肢の裏筋を腫らしたため、乗り運動を控え、ウォーキングマシンのみにとどめていました。その後エコー検査をおこない、異常がなかったことから、まもなく騎乗運動を再開する予定です。寒さが応えた様子もなく、コンディションは上々。飼い葉もしっかりと食べ、毛艶、馬体の張りともに良好です。現在は歩様もスムーズなだけに、運動再開後はすぐにペースを上げていけそうです。

2024.01.31
ノーザンファーム早来
競走馬名:ルージュカリーナ
馬体重:444キロ
左前肢の腫れも、すっかり引き、現在はハロン16秒ペースの坂路調教、周回コースにおける2400mのキャンター、トレッドミルを使用した調整などのメニューを、順調に消化しています。身のこなしが俊敏で、素軽さと力強さを兼ね備えた走りが持ち味。芝、ダートともにこなせそうですが、距離的には、マイル戦がベストという印象も受けています。まだ変わってきそうで、今後の成長を楽しみにしています。

2024.02.15
ノーザンファーム早来
競走馬名:ルージュカリーナ
馬体重:439キロ
ハロン16秒ペースで坂路を駆け上がってから周回コースに移り、1800mのキャンターをおこなうメニューなどに、意欲的に取り組んでいます。相変わらず、前進気勢のある、キビキビとした走りを披露していて、まだまだ余裕がある点も、強調材料となっています。気性が素直で、とても扱いやすい牝駒。このまま順調にトレーニングを重ねていけば、暖かくなる頃に、大きな変り身を見せる予感も漂わせています。

2024.02.29
ノーザンファーム早来
競走馬名:ルージュカリーナ
馬体重:440キロ
坂路調教の日は、ハロン15~16秒ペースで駆け上がってから周回コースに移り、1800mのキャンターをおこなっています。また、坂路に入らない日は、周回コースにおける2400mのキャンターを継続中。相変わらず、敏捷性に優れた、スピード感に富んだ走りが出来ていますが、ここに来て、伸びやかさも増してきた印象も受けています。飼い葉をしっかりと食べ、肉付き、毛艶の良さが光っています。

2024.03.15
ノーザンファーム早来
競走馬名:ルージュカリーナ
馬体重:438キロ
馬体面のさらなる成長を促す意味合いもあり、ハロン16秒ペースを基本とした坂路調教、周回コースにおける2400mのキャンターといったメニューを、じっくりと積み重ねています。スピード能力の高さは相当なもので、上手な身体の使い方を覚えてくれば、持ち前の速さに、より磨きが掛かってくるはずです。気性がとても安定していて、常に冷静さを失わない点も、強調材料といえるでしょう。

 

半姉のルージュスタニングは、イントゥミスチーフ産駒らしい恵体で、友道厩舎でありながら早期デビューを果たしましたが、こちらはサイズもひと回り小さく、順調では有りますが、早期移動組からはどうやら外れた様ですね。

 

馬体のバランスは良いですが、まだまだ冬毛もっさりですし、普通の厩舎であればまだしも、この仔も友道厩舎ですからね。

まだキ甲も全然抜けていませんし、成長の余地は多分にある状況ですから、馬体の成長を促しつつ、暖かくなってからもう1つ2つ、時計を詰めていって欲しいと思います。

 

この世代はどの馬も順調で、非常にレベルが高く、この馬も例年ならエース候補と言い切れるのですが、それを許さない程なので、今はまだ何とも言えませんが、持ち前のスピードは血統どおりですが、気性的に安定しているのは将来的にも大きな武器になりそうですね。

 

ラドラーダ仔同様、今後の馬体の成長が鍵になる馬だけに、4月にかけてどれだけ増やしながら乗り込めるか、次回以降の更新を楽しみに待ちたいと思います。

 

それでは。