こんばんは。

 

昨夜は一瞬ですが、雪がちらつき、今日は1日雨。

明日は曇り予報ですが、金曜日は再び朝の通勤時間帯は雪。

 

東京は積もる予定はないものの、まだまだ冬の寒さを引きずりますね。

私個人としては、週末、温泉に入るのには、寒ければ寒い程風情が出るものの、今回は車移動なので、ノーマルタイヤということもあり、出来る限り、積雪や路面凍結は最低限で済んで欲しいと思っています。

 

さて、レッドルゼルの引退…というより、フェブラリーS以来、競馬については、何となく身が入らない日々が続いていますが、クラシックトライアルも佳境に入っていますし、気が付けば、来週は望田潤氏・栗山求氏の種牡馬時点が発売、POG取材も佳境に入る頃なので、季節感も、プロ野球同様、いよいよシーズン開幕目前という感じですね。

 

先週末での厩舎の解散等も有り、愛馬達にも変動が有りました。

 

安田隆厩舎所属だったレッドクレメンス(牡3歳 父ブリックスアンドモルタル、母ヴゼットジョリー)は、栗東の茶木厩舎へ。

個人的には、息子の安田翔厩舎への転厩希望でしたが叶わず…激戦でしたから仕方ないですが、若手の有望株である同厩舎、しかも、クレメンスの主戦場のダートで結果を出している厩舎ですから、良い厩舎に入ったのではないでしょうか。

 

そして、このタイミングで、原因不明の脚部不安で休養に入っているレッドダンルース(牡4歳 父リアルスティール 母アイリッシュシー)は、矢作厩舎から、何と新規開業の福永祐一厩舎へ。

 

明らかに預託多過ぎな上に、馬質的もかなり疑問な馬も多く、しかも未勝利馬が慢性的に多い状態でしたから、復帰は別厩舎だろうと思っていたので、転厩自体は納得。

 

矢作厩舎自体の好き嫌いはともかく、個人的には、もう同厩舎の馬への出資は良いかなという感想です。

 

昨年のデビューからの1か月で3連戦で勝利を挙げた使い方は、同厩舎らしいものでしたが、一転、それ以降は、馬の状態を無視した厩舎都合での出走で結果的に大きく馬が崩れることになりました。

上手く表現は出来ませんが、一口に限れば、ノーザン系クラブで、分かりやすい血統馬の預託が1番安心出来るかなという印象で、これからはメディアで先駆的な活躍を見守らせていただきたいなと思います。

 

そんな中、転厩先が祐一厩舎とは…驚きですね(^^;

解散厩舎であれば色々と納得いくのですが、4歳馬の転厩となると、厩舎側のメリットが読みづらい感じなので、正直複雑ですね。

 

人気厩舎なので数合わせということは無いと思うので、期待されてのことであれば嬉しい限りですが、相当限りある馬房数の中で、故障馬をどう取り扱っていただけるか…期待半分、不安半分で見守りたいと思います。

 

あとは、現役馬…サーマル2頭の近況を少し。

 

脚部不安で京都牝馬Sを回避した1号のサーマルウインドは、ハロン15くらいまでの時計は出せているので、このまま無事であれば、春競馬での戦線復帰は十分可能そうです。

 

繋靭帯付近の不安だったので、本当に安心しましたが、現役生活残り1年、何とか無事にこれからも行って欲しいと思います。

 

日曜日に痛恨の2着に敗れた2号のサーマルソアリングは、短期放牧を挟み、状態が問題なければ、交流重賞の兵庫女王盃へ。

前回の記事にも書きましたが、川崎記念の裏で、翌月にエンプレス盃が有るだけに、余程のことがない限り、出走枠には入ると思いますが、まずは今月中旬から下旬の登録馬の発表を待ちたいと思います。

 

それでは、本題。

 

POGシーズン間近ということで、移動情報も少しずつ入ってくる頃になりました。

 

先日の更新で、おそらく我が愛馬たち5頭のうち、レッドアトゥの22ことルージュマローネが先陣を切る形になりそうと書きましたが、次に続くのはおそらくこの馬。

 

ビートマッチの22ことバズアップビート(牡・父エピファネイア)です。

 

 

23/12/27  NF空港
【馬体重:496キロ】現在は週3日、900m屋内坂路コースをハロン16~17秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。ハロン16秒ペースを開始していますが、いい意味で変化が出てくるようなことはありません。年内は現状のハロンペースに留めることで、じっくりと中身から強化を図っていくことができればと考えています。

24/1/15  NF空港
【馬体重:495キロ】現在は週3日、900m屋内坂路コースをハロン15~17秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。徐々にペースを上げるようにしていますが、現状の動きを見る限り、慣れさせる時間が必要かなと考えています。引き続き、中身の充実を図るべく、その時々の状態に見合ったメニューを丹念にこなしていきたくと思います。

24/1/31  NF空港
現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週3日は900m屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本登坂しています。血統から気持ちが昂りやすく、普段からテンションが上がり過ぎないように注意していますが、今のところメンタル面は安定した状態で推移している印象です。今後も継続的に速めのペースをこなしていくことで、さらなる良化へとつなげていくつもりです。

24/2/15  NF空港
【馬体重:487キロ】現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週3日は900m屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本登坂しています。乗り込むごとに気配は上向いており、この時期にしては毛ヅヤも良好な状態を維持できています。ドッシリとして、見た目にも安定感が増してきた点は好印象で、今後もさらなる上積みを求めて乗り進めていこうと思います。

24/2/29  NF空港
現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週3日は900m屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本登坂しています。日によってハロン14秒ペースを取り入れるようにしていますが、まだトモが動き切れていない印象を受けます。上積みが期待できる状態とも言えるので、継続的に坂路コースでの乗り込みを重ねることで変化を求めていきます。

 

ここまで頓挫らしい頓挫もなく、また、血統的に狂気が潜んでいるだけに、気性面を心配していましたがそちらも問題なく、ここまで順調に来て、ハロン14秒台まで出してきました。

 

エピファ×ルーラーのステイヤー血統ですから、仕上がりが遅くて当然ですが、ここまで本当に順調に来ており、見学者のコメント等では、4月移動が視野に入っている様ですね。

 

オフレコ話でしたが、年末の牧場見学の際も、状態次第で早めも…というニュアンスの話も聞いていましたので、厩舎の目論見どおりとなりつつある状況に、目を細めています。

 

デビューするしないを除けば、早期入厩については、個人的にはデメリットが何もないと思っていますが、大きな壁になるのは、ゲート試験を受けるに当たっての入厩の可否。

 

人気厩舎は、この時期は勿論、6、7月辺りは、勝ちあがれていない未勝利馬のやりくりに精一杯で、2歳馬が入厩できる余地が非常に少なく、その最たる厩舎であるのは、前述の矢作厩舎と、同馬が所属する友道厩舎です。

 

入厩時期を手作業で拾うのは時間が掛かるので省略しますが、昨年の友道厩舎の、夏前半(6月・7月)でのデビューは僅か3頭です。

 

-------------------------------------------------
日付   開催 R  レース名      馬名               
-------------------------------------------------
230722 3名7  5R 新馬          エヴァンスウィート 
230702 3名2  5R 新馬          ルージュスタニング 
230603 3阪1  5R 新馬          デルマアートマン   
-------------------------------------------------

 

遅い年だと、秋まで皆無という年もあった筈なので、昨年は比較的早期デビューが多かった印象ですが、それでも3頭です。

 

1頭目は、開幕週にセレクトセール出身、社台F産のオルフェーヴル産駒がデビュー。

残念ながらここまで勝ち上がれていませんが、ソトガケで勢いのある個人馬主さんの馬ですから、その辺の事情もあったかもしれませんね。

 

2頭目は、ご存じボイン姉さんことルージュスタニング。

牧場でも評判の仕上がり早馬で、イントゥミスチーフ産駒ながら、新馬を圧勝、新潟2歳Sに駒を進めました。

 

3頭目は、お馴染み佐々木氏のハルーワ血統のエヴァンスウィート。

こちらも仕上がり早で、素質も相当なものが有っただけに、この時期のデビューは必然だったのでしょう。

不運な負けが続いたことでケチがつき、掲示板は確保するものの、勝ちきれない競馬が続いていますが、スワーヴの初年度産駒の看板馬ですから、この時期のデビューは納得です。

 

昨年だけ触れても、かなり期待度の高いラインナップになっていますから、その中に、もしかしたらバズアップビートが入るかも…ということを考えると、俄然、楽しみになりますね。

 

先日馬名も決定し、語呂と響きの良い名前をいただきました。

この世代唯一の牡馬でもあるので、大きな期待をもって、まずは本州移動に向け、最終調整が無事に進むことを祈りたいと思います。

 

それでは。