こんばんは。

 

今日は、いつもお誘いをいただく馬主のTさん、Tさんのご友人のMさん、そして久々にソロで参加の名も無き馬さんのお三方と、朝一から中山競馬場へ。いつも本当にありがとうございます。

 

名も無き馬さんとは、フェブラリーSもルゼルの応援に東京競馬場でご一緒でしたが、中山競馬場は何と2019年9月の京王杯AH以来とのこと。

 

その日が直接ご挨拶をした初めてでしたので、あれからもう4年半ですか。

お子様も生まれ、元気に育ち、ベビーカーも要らなくなりましたから、本当に月日が経つのも早いですね。

 

順番的には、今日は本題から入りましょう。

 

今日の参戦目的は、中山10R総武Sに出走するサーマルソアリング。

昨夏の初ダートから3連勝で一気にOP入りを果たしましたが、ここまでの相手は全て牝馬。

 

芝を使っていた7戦も全て牝馬限定だったので、これが牡馬相手の初めてとなります。

しかも、10月初旬にレースを使って以降、クイーン賞、ベテルギウスS、そしてクイーン賞と、3レース程体調が整わなかったり、除外になったりで延期延期が続いていた今回。

 

馬体重は4㎏減の476㎏と、夏の中京戦に戻った感じでしたが、休み明けは仕上げない藤原厩舎だけに、どんな馬体、そして状況でパドックに出てくるか、ちょっとだけ不安視しながら、パドックを迎えました。

 

 

 

 

 

昨年の中山戦同様、最初は1人で引いていましたが、地下馬道前、ちょうど私の前辺りで止まる仕草を見始めたところで、すぐに

藤原調教助手がヘルプに。

 

終始、煩い仕草は見せていましたが、前回よりは大分マシになっていましたし、発汗については、引いているお二方の方が大変そうな感じでしたから、止まれの合図後すぐに先入れに向かいましたが、問題の気性面でどうこうの不安は、この段階で消えました。

 

ただ、馬体については、特にボリューム面でいかにも休み明けという印象を受けましたし、お腹周りに薄っすら冬毛が残っていたことからも、冬の入口で体調が戻り切れなかった部分と、その分、リカバリしきれていない部分を感じただけに、やはり競馬に行って何処まで息がもつか、そして、稍重とはいえ、冬場の力の要る馬場を、牡馬相手にどれだけ走れるか、その点については、最後まで疑念を払拭しきれないまま、レースを迎えました。

 

24/3/3  藤原厩舎
3日の中山競馬では好スタートから内枠の馬の出方を見ながらリズムを整えていく。そのまま楽な手応えで直線へ向いたが、最後は勝ち馬の勢いが上回り2着。「テンションは高めではありますが、この馬ベースで考えると許容範囲内で、返し馬、競馬と冷静に走ることができていました。競馬の形としては前を見つつリズムを整え、先生と事前に作戦を練っていた通りに進められました。手応えも良く、勝てると思えましたから、本当に結果だけですね…。申し訳ございません」(西村淳騎手)「ジョッキーは上手く乗ってくれたと思います。道中はいいリズム、手応えで走れていてイメージ通りに直線へ向かえたので楽勝かな、と思えただけに、あとは結果だけでしたね…。オトコ馬相手と言うのもありましたから、また次に切り替えいきたいです」(藤原師)パドックではテンションの高さを見せていましたが、地下馬道でジョッキーが跨ってから上手く整えて返し馬に向かい、競馬も前に馬を置きつつしっかり折り合って運ぶことができました。勝負どころの手応えから期待が高まりましたが、最後はしぶとく脚を使った勝ち馬に先着を許してしまいました。悔しい結果になりましたが、このクラスでも力は示していますから、今後さらに力をつけつつ次なる勝利を目指していきたいところです。

 

発馬もまずまずでしたが、いくら先行勢手薄な組み合わせとは言え、流石にOP。

取りたかった番手はサンライズに取られ、いつもより1列後ろでの競馬となりました。

 

馬場は乾き気味でしたが、昨日程ではないにせよ、前残り傾向は続いていたので、負けるのであれば、逃げるケイアイかロードと戦前は思っていて、ロードが楽に先手を奪った時点で、何とか余力をもって直線入口で捕まえられれば…と思いましたが、終始手応えに余裕があったものの、直線入口でまだロードとは2,3馬身差。

 

それでも、坂上で何とか捕まえて、やれやれ…と思ったところ、外から何かが強襲。

この週末、鬼神の如く差しまくったキング騎手騎乗のゴールドハイアー、後から見返すと、終始直後で徹底マークされていたんですね…

 

内から抵抗するも、僅かに交わされ、3/4馬身、0.1秒差の2着で入線。

ダートでは初黒星、しかも、全く想定していなかった後ろからやられる形での敗戦でした。

 

人気の内枠各馬は、完全に想定どおりの競馬で脚を余していただけに、キング騎手の上手さに今日はやられましたね…

 

ただ、走破時計は、2勝クラス勝利時と殆ど変わっていませんが、

 

総武S:12.6 - 11.8 - 12.5 - 12.6 - 12.2 - 12.1 - 12.3 - 12.6 - 12.9 1:51.7
2勝C :12.6 - 11.1 - 12.4 - 12.7 - 12.0 - 12.4 - 13.0 - 12.4 - 12.8 1:51.4

 

息を入れたい向こう正面の3コーナーから4コーナーにかけてのラップが、2勝クラスでは13秒台が入り、そこで一気に捲っていけましたが、OPクラスの今日は殆どラップが落ちず、そこでかなり外を回りながら仕掛けて行きましたから、そこで休み明けも相まり、最後は脚が少しだけ上がり、後ろから差されてしまいました。

 

ハンデ戦であればとか、色々とタラレバは有りますが、それでも、初の牡馬のOPクラス相手でもいつもどおりの競馬が出来、3着も2馬身離していますから、決して悲観する内容では無かったかとは思います。

 

ただ、適条件が少なく、少しでも早く賞金を積みたい身だけに、こと番組選びでは最善を尽くした上での敗戦だけに、運の面でも、辛い結果となりました。

 

レース後のコメントでも、陣営は悲観しておらず、「また次に切り替えていきたい」と、力強いコメントも師からは有りました。

 

レース選びについては信頼のおける厩舎で、当然負けたときのプランも想定に入っていると思いますが、次走候補は直近だと以下のとおりです。

 

3月17日(日)中京・名古屋城S(別定OP・ダ1800m)

3月24日(日)中山・マーチS(ハンデG3・ダ1800m)

4月4日(木)兵庫・兵庫女王盃(別定Jpn3・ダ1870m)

4月6日(土)福島・吾妻小富士S(ハンデOP・ダ1700m)

4月14日(日)阪神・アンタレスS(別定G3・ダ1800m)

 

直近1か月ちょっとでは以上となります。

本当はここを勝って、兵庫に向かいたかったところですが、賞金加算失敗で出否可能かどうかは不透明。

 

とは言え、現段階で出走予定となっているのは、川崎記念と両にらみのアーテルアストレアのみだけに、クイーン賞よりはハードルが下がりでそうですし、出走出来ない場合、一応中央のG3戦が2鞍と、福島にOPが1鞍あるので、クイーン賞の時より、選択肢は一応有りますが、いずれも条件的に厳しいだけに、実際に出走するかどうかは不透明ですね。

 

そうなると、俄然現実味を帯びるのは、中1週にはなりますが、初ダート圧勝の舞台である名古屋城Sでしょうか。

前々走もそうでしたが、勝負がかった時は躊躇わず使う厩舎で、今度は輸送も短く、今回も入れ込みの点で合格点が出ましたから、馬体に問題が無ければ、個人的には中1週でも、使うのではないかと思っていますし、使って欲しいですね。

 

少なくとも、OP級であることは再確認出来ましたから、次こそはしっかり賞金加算が出来るよう、頑張って欲しいものです。

 

後は雑感を2つ程。

 

誰もが堅いのではないかと思っていた弥生賞は、まさかの大荒れに。

 

辛うじてシンエンペラーは2着を確保したものの、トロヴァトーレ6着、ダノンエアズロック7着と人気馬が敗れ、勝ったのは何と6番人気、前走1勝クラスで敗戦を喫していたコスモキュランダでした。

 

ビッグレットFの勝ち馬と言えば、コスモオオゾラや、コスモバルクを思い出しますが、その中でも勝ち方、内容は、バルクに近いものを感じる、ひと捲りでの強い競馬でした。

 

日本競馬に捲りブームの火を点けたミルコの久々に豪快な競馬でしたが、非社台グループ馬であるものの、社台グループとは実は縁が深い馬。

 

父アルアインは、ディープ×ドバイマジェスティの超良血馬ですが、母サザンスピードはアルゼンチン産で、ダノンエアズロックの母モシーンと共に、豪州のオーナーからノーザンが譲り受けましたが、モシーンはそのままノーザンに残ったものの、サザンスピードはノーザンの繁殖セールで売られ、同馬はその時にお腹の中にいた馬。

 

さじ加減ひとつで、全く違う道を歩んでいた可能性が有る同馬。

デアリングタクトの時もそうですが、いつ、どこで当たりが出るかは、本当に紙一重の世界だなと感じました。

 

そして、同馬は京都2歳Sで惨敗、前走も自己条件で負けていたものの、未勝利戦を含め、厳しい展開を経験してきた馬でした。

 

一方、惨敗の2頭は、いくらラスト4F、5F優秀でも、超スロー経験しかない馬たち。

フィジカル面もそうでが、メンタル面は、間違いなくレース経験を重ねることによって培われるものですので、フィジカル面や血統面で数を「使わない」昨今のノーザン外厩のアンチテーゼとなる様な結果でしたね。

 

そして、チューリップ賞もそうですが、今の日本競馬を動かしている2大騎手のルメール騎手、川田騎手の2人が、積極的にポジションを取りに行き、それに外国人騎手が序盤から絡み、道中厳しいプレッシャーを相互に与える結果となったことと、結局心身ともに成長途上の状態で、緩急激しく、後半6F勝負となったことで、G1経験の有るシンエンペラーは何とか堪えましたが、それ以外は、ことごとく崩れました。

 

昨年のJCの様に、イクイノックスが、リバティアイランドが、スターズオンアースがポジションを取れるようになったのは、心身の成長にあわせ、前目にシフトして行った結果な訳で、3頭とも、最初は後ろからしか競馬が出来ませんでしたからね。

 

クラシックに乗る馬の選定のために、何処まで勝ちに行く競馬で結果が出せるかという乗り方を2人はすることが多いですが、その弊害とまでは言えないものの、勿論それだけが原因ではないですが、勿体ないなと感じる結果になりましたね。

 

牝馬はタレントがいくらでもいますが、牡馬は本当に大混戦となった今年。

思えば、昨年も皐月賞が終わるまで、牡馬路線の全容が見えませんでしたが、今年も、スプリングS、若葉Sも、どんな結果になるか分からないですし、社台グループの一口が壊滅状態でもありますから、どんなクラシックになっていくか、POGの面を除けば、本当に楽しみです。

 

最後に、今日の新体験を。

 

今年は馬券購入を少なくすることを目標にし、それなりに減らせてはいるのですが、リスクヘッジを兼ねて、地道な複勝転がしでもしたいと思い、それ専用口座をつくろうと思いながら、早2か月経過。

 

ふと、行きの電車で、「そうだ、UMACA」が有る、と気づき、予め事前登録を行い、1R前に、登録を無事済ませました。

 

 

今日は初日なので控えめに、3,000円からスタートで、朝と昼明けを中心に購入し、最後サーマルソアリングで締めましたが、無難に7回転がり、ほんの数百円届きませんでしたが、ポイント分も含めれば、1万円到達と言っても良いでしょう。

 

これ以外にも、3レース程転がす予定が有りましたが、落ち着いてレースが見られなかったり、どうしても気になる不安要素が有ったりで控えましたが、結果的にその3レースも当たっていましたが、

 

・必ずリアルタイムで購入する

・事前に数レース状況を確認し、トラックバイアスを見極めてから購入する

・TARGETの補正タイムで100以上経験有り、3以上他馬と乖離が有り等々…

 

と、厳しいジャッジを経てレースを選んでいますから、余程のトラブルがない限り、9割方は当たるのはここまでの経験則上なので、今日はしっかり利確しつつ、この金額分は残してきたので、競馬場行ったときだけでなく、自宅で、手持無沙汰で遊ぶ際に、その中でも緊張感をもって予想する為に、これから活用したいと思います。

 

直前まで見極めることが大事なので、事前公表は一切出来ませんが、時々自慢をするかもしれないので、その際はお付き合いください(笑)

 

来週は、土曜日はルージュエクレールが中山牝馬Sに、日曜日はモントライゼが東風Sにと、今日のサーマルソアリングに続き、いずれも、中山のOP競走に出走しますが、来週は、今日誕生日の妻と長男のお祝いの温泉旅行なので、1週競馬はお休み。

 

今日も今年の初日は出ず、馬券も勢いに乗り切れず、いよいよ深刻な状態になりつつありますが、もう暫くの辛抱と思い、耐えたいと思います。

 

それでは。