こんばんは。

 

スポーツイベントだらけの連休も終盤戦。

スキージャンプと、伊藤純也のスタッド・ランス戦と、そして0時からのガラパオカップ決勝、遠藤航所属のリヴァプールが、クロップ体制最後のカップ戦タイトル奪取に向けて、チェルシーとの決戦を迎えます。

 

昼間は、男子バスケが中国に勝利、そして、東京ヴェルディが15年ぶりのJ1参戦で、31年ぶりに国立でマリノスを迎えたオープニングマッチ。

 

前半早々、山田の直接FKで先制。

これは、新装国立でのJリーグで初のこと、実に28試合目にして、初の直接FKでのゴールだったとか。

キッカータイプの選手が少なくなった昨今ですが、セットプレイの精度については、ピッチコンディションとの関連性も十二分にあると、最近は特に感じています。

 

前半は優勝候補相手に、完全にゲームをコントロールしましたが、後半は徐々に劣勢に回り、85分まで無失点に抑えたものの、89分にPKで失点、そして、アディショナルタイムで逆転を許し、敢え無く1-2で敗戦。

 

奇しくも、前半、後半のスコアが31年前と一緒でしたが、J1で、しかもマリノス相手にここまでやれるとは思いませんでしたので、今シーズンは全試合観戦しようと強く心に刻みましたし、J1で唯一、新幹線移動もグリーン車に乗れない程困窮していますので、開幕戦で5万人以上集めましたし、スポンサーの皆さん、どうぞ支援の手を。

 

試合前には、川淵元チェアマンの挨拶が有り、ヴェルディのJ1復帰に際し、感極まり言葉が詰まる場面も。

Jリーグの黎明期の歴史=「川淵VSヴェルディ(読売)」の構図で、結局それが尾を引き、ヴェルディの東京移転に伴う低迷となりましたが、時が経ち、Jリーグのチーム名にも企業名を入れて良いという流れが出来つつある中、この雪解けには、思わず涙しました。

 

昨夜のサウジカップデイは、悲喜交々の結果となりました。

 

カップは、ウシュバテソーロが勝ちに等しい2着。

BCクラシックの早仕掛けの反省点を活かし、ギリギリまで脚を溜めましたが、勝ったセニョールバスカドールの良い的になってしまいましたね。

 

本命のホワイトアバリオは、発馬こそ良かったものの、横並びの隊列になり、そうなると、揉まれ弱いエーピーインディ、早々に脚を無くして大敗。

 

馬券の実質的な本命だったサウジクラウンは、予想どおりハナに立ち、最後の最後まで頑張りましたが、最後方の2頭に最後抜かれて3着。

 

8番人気の激走なので大健闘でしたが、30倍以上の単勝と万馬券の馬連が最後するりと…

ブログで推奨したワイドは、いずれも40倍近く付きましたので、もし読まれて買われた方がいたら嬉しいですが、千載一遇のチャンスだっただけに、悔しさばかりが溢れています。

 

予想段階で、肝はミスプロの血と書きましたが、勝ったセニョールバスカドールの馬名の意味は「ミスタープロスペクター」だそいうで、合田さん、事前予想段階で教えてください(笑)

 

デルマソトガケは仕上がり途上、クラウンプライドは父の産駒らしくピークアウトを迎えた感も有りますね。

日本馬で唯一無印にしたレモンポップは予想どおり何もできずの大敗となりましたが、レース後歩様を乱してドバイには行かず帰国とのこと。

 

レモンポップ自身相当難しい馬ですし、好走レンジも狭い馬ですから、表には出せない苦労も厩舎側には沢山有ったことでしょう。今は大事には至らぬことを祈りたいと思います。

 

それでは、本題。

 

先週のフェブラリーSで6着に敗れたレッドルゼル。

すぐに、故障の発表がクラブから発表され、あわせて、メディアを騒がせましたが、クラブ側等の協議の結果、引退、種牡馬入りが決定しました。

 

レッドルゼル(牡8歳 父ロードカナロア 母フレンチノワール(母父フレンチデピュティ))

 

戦績:27戦9勝、2着8回、3着3回 

 

主な勝ち鞍:2021年JBCスプリント(Jpn1)、2021年根岸S(G3)、2022年東京盃(Jpn2)、2020年コーラスS(L)、室町S(OP)

 

2着:2021年・2022年ドバイゴールデンシャヒーン(G1)、2023年フェブラリーS(G1)、2020年カペラS(G3)、2020年天保山S(OP)

 

 

2024.02.21
安田隆行厩舎→山元トレーニングセンター
本日(水)山元トレーニングセンターへ移動しました。
安田隆行調教師「競馬で精一杯走ってきたことにより、レース後に脚元へ反動が出てしまいました。東京競馬場を出発する前の時点で右前の歩様に若干の違和感があり、二日経った昨日(火)朝もいつものようにシャキシャキ歩けず、右前脚の繋周辺に熱感と触診痛も確認されたため、JRAの診療所でエコー検査やレントゲン検査を実施し詳しく調べてもらいました。その結果、骨や浅屈腱炎に異常は確認されなかったものの、右前脚の種子骨靭帯周辺の腱鞘が炎症を起こしていることが判明したところです。獣医師によると『レントゲン画像では一部腱が石灰化していることを確認。その部分にこれまでキャリアを重ねたことによる慢性的な疲れが蓄積していたとみられるが、今回の競馬で更に強い負荷が掛かり、その周辺にもダメージを負ってしまったのではないか。復帰ともなると相当な時間を要するだろう』とのこと。年が明けてから牧場で歩様に違和感が生じたということで、こちらでも注意していたのですが、気持ちが強く、常に全力で走り切る馬なのでレースで走った分だけ痛みが出てしまったのでしょう。石灰化が認められた部分についてはこの先良くなることはないということですし、腱鞘の炎症についてはしばらく乗らずに静養することで治まるのを待つほかないようで、ひとまず今朝(水)山元トレーニングセンターに向けて出発しました。ルゼルのこれからについては、移動先の山元トレーニングセンターと次の厩舎に引き継ぐことになり、まずは経過次第といったところですが、最後にフレッシュな状態で送り出せず、ルゼルや関係者の皆さんに対して大変申し訳なく思っています」

2024.02.23
山元トレーニングセンター
担当スタッフ「水曜日に戻ってきています。右前については厩舎に送り出す前に違和感のあった箇所。このあたりの検査結果や不安点などは厩舎とも共有しており、トレセン帰厩後も細かくチェックをしながらレース出走へ向けて進めていってくれました。調整面など難しい点が多々あったと思いますが、考えられるベストの仕上げでG1の舞台に送り出してくれた安田隆行厩舎の厩舎力はさすが。感謝の言葉しかありません。ルゼル自身もその気持ちに応えるように、本当によく頑張ってくれました。レース後に大きな反動が出る可能性は十分に想定していましたが、ダメージの程度という意味では想定以上。これからこちらでも検査をしていきますが、しばらくは疝痛防止程度の軽い引き運動などで様子をみていくことになるでしょう。トレセン診療所での結果とこちらでの検査結果をあわせて、この後のことについて考えていければと思っています」

2024.02.25
引退
本馬は2月18日の東京競馬・フェブラリーS(G1)に出走して6着での入線。レースを終え、東京競馬場を出発する前の時点で右前の歩様に若干の違和感があり、トレセン帰厩後には右前脚の繋周辺に熱感と触診痛も確認されたため、JRAの診療所でエコー検査やレントゲン検査を実施し詳しく調べてもらいました。その結果、骨や浅屈腱炎に異常は確認されなかったものの、右前脚の種子骨靭帯周辺の腱鞘が炎症を起こしていることが判明。また、一部腱が石灰化していることが確認されるなど、復帰には相当な時間を要するだろうという診断を受けました。その後、放牧先の山元トレーニングセンターでも精密検査をおこないましたが、獣医師の見解は同様のもの。8歳という年齢やここまでの本馬の輝かしい戦績、さらには種牡馬として次の仕事に向かうことができるという状況を踏まえ関係者間で本馬の今後について検討を重ねた結果、ここで引退の結論に至りました。本馬の繋養先はイーストスタッドが予定されています。会員の皆様には追って書面にて詳細をご報告させていただきます。長い間、レッドルゼル号にたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。

安田隆行調教師「現状を踏まえて関係者間で協議し、これから先は人馬の安全面において危険性が高く、無理はさせられないと判断して前走を最後に現役を退くことが決まりました。そして引退後はどうにか次の仕事をと思っていたところに吉報が。種牡馬の仲間入りすることが決まったというものでした。繋養先を探し掛け合ってくださったクラブや快く受け入れを決めてくれたスタッドにも心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。何より2歳から8歳まで全国各地、中東にも飛んで結果を残し、会員のみなさんをはじめ多くの競馬ファンを魅了したように、競走馬としての仕事をきっちりやり切って選抜されたわけですから自身の頑張りの賜物でしょう。一緒に過ごしたこれまでを振り返ってもあっという間でしたが、懐かしい6年間の日々が目に浮かんできますね。全てのレースが思い出として残っていますが、2戦目のダート変わりで強烈な勝ち方を見せてくれたことやJBCスプリントでのダートスプリント界のトップに君臨した堂々たる走り、そしてドバイでの海外の強豪たち相手に互角に渡り合ったこともパッと浮かんできますが、一番はフェブラリーステークスに4年連続で連れて行ってくれたことでしょうか。勝てなかったことは悔しいですが、毎年すごくいい状態で出走することができましたし、何とかJRAのタイトルを…と厩舎スタッフ共々ワクワクさせてもらいましたからね。重賞は3つも獲らせてもらいましたが、自分としてはあの時もっとこうしてあげれば良かったかなという反省点もあり、それは担当した助手がこれからに活かしてもらいたいと思います。彼らはまた産駒に触れる機会もあるかもしれませんしね。ルゼル、お疲れさま。これまでありがとう。次の仕事でも成功を収めることを願っています。いつまでもお元気で」

 

出資が確定した2017年夏から実に6年半。長い長い旅路が終わりました。

 

特に、先週のレースが終わった直後から、この発表を静かに待っていましたので、結果的に脚元の状態が酷くなってしまったことは残念でなりませんが、無事に現役生活を終え、次の舞台に進めることが正式に決まり、今はただただホッとしています。

 

デビューから27戦。

ここ2戦は人気を落としましたが、それ以外は国内で全て3番人気以内に推され、1番人気になることも実に17回。

 

2歳の2月、ちょうど6年前に早期移動で山元トレセンに移動。

 

初ダートでの未勝利戦大差勝ち時には、名伯楽をもって「重賞の1つや2つは獲らせないといけませんね。」と言わしめた程でしたので、2歳のこの時期には、走ることは当たり前、出資者としても、どれだけ早くタイトルを獲らせてあげられるかというプレッシャーとの闘いの6年半でもありました。

 

ダートの短距離カテゴリという、JRAでは重賞が数える程しかなく、G1(相当)はJBCのみ。

 

ベテラン勢が幅を利かせるので、交流重賞出走の壁は非常に厚い上に、OPを超えると、適鞍が殆どなく、それに加え、夏が非常に弱いというウィークポイントを抱えていましたから、特にOP入りしてからは、勝利の喜びは一瞬、それ以外は、やきもきする時間が非常に長かったのが正直1番の思い出です。

 

僅か1枠届かずに出走できなかった2020年の大井JBCスプリントは、ジャスティン、コパノキッキング等が大敗し、ヒロシゲゴールドが勝った年でしたので、出走出来ていれば…という気持ちが今でも有りますが、2020年の年末から、カペラS2着を経て、根岸S勝利と、明け5歳の遅咲きでしたが、少ないチャンスをよく掴んでくれたと思います。

 

そこからの活躍は皆さんご存じのとおり。

5歳で初めて走ったフェブラリーSは、最終的に4年連続走ることが出来ましたし、その年に金沢のJBCスプリントを勝たせて貰い、結果的にこれが唯一のビッグタイトルとなりましたが、後々を考えれば、大変貴重なタイトルになりました。

 

1番嬉しかったことと言えば、3年連続でドバイ遠征が出来たこと。

中央のG1勝ちの経験は有りましたが、海外競馬は愛馬でこれが初めて、しかも、それがあのドバイですからね。

 

初出走の2021年は、使い詰めでお釣りのない状況で、正直勝ち負けは厳しいと思っていましたが、ライアン・ムーア騎手が本当に上手く乗ってくれて、逃げたゼンデンには届きませんでしたが、堂々の2着。

 

今でこそ、日本馬がドバイWCを勝ち、BCクラシックでも勝ち負けをしていますが、まだこの時はそういう時代では有りませんでしたし、今も唯一日本馬が未開拓なのが、ダートの短距離路線です。

 

2019年のマテラスカイがドバイゴールデンシャヒーンで2着に入り、これが日本調教馬による初の海外ダート短距離G1での連対となりましたが、ルゼルは、2021年・2022年の連続2着。

 

いずれも、勝ち馬は最低人気馬でしたので、今でも何とかならなかったか…と思うことも多いですが、ドバイでのパフォーマンスをとっても、個人的には、日本調教馬の中で、短距離カテゴリであれば史上最強馬の1頭。

 

しかも、差し、追い込み馬のそれということで、父ロードカナロアという点も加味しても、日本馬らしい最強馬という点で、自負しているところでもあります。

 

振り返ると、キャリアのピークは、東京盃を勝った2022年秋から2023年の2月フェブラリーSにかけてでしたでしょうか。

持ったままひと捲りで勝った東京盃は、現地観戦していましたが、OP馬の凄みを見せつけたレースでした。

絶望的な降雨に加え、1番枠で出遅れてしまった盛岡のJBCスプリントは、4着に敗れたものの、使った上がり3Fはなんと33.5秒!

 

そして、2023年のフェブラリーSは、先に抜け出したレモンポップだけは捕まえられませんでしたが、直線僅か100mちょっとで、他の全頭を一瞬で飲み込みました。

 

ドバイの2戦もそうですが、このフェブラリーSも、レモンポップは陣営は出走を拒みつつ、最後はダーレー側の意向での強行出走が奏功したレースでしたから、そういう背景を踏まえると、1番悔しいレースはこのレースでした。

 

それでも、ルゼルの凄みを感じられ、それが世の中に認知されたのはこのレースだったという自負も有りますので、個人的に彼のベストレースを1つ選ぶのであれば、このレースを挙げたいですね。

 

3回目のドバイ挑戦は、最後外に出す余力がなく6着に敗戦、個人的には、7歳春でもありましたし、ここで心の中でもひと区切り付いた印象でした。

 

帰国しての続戦プランが有りましたが状態面を考慮して回避、夏はいつもどおりに過ごせていたものの、酷暑のダメージは秋に入ってからより色濃くなり、予定をしていた、東京盃、南部杯、そして大目標だったJBCスプリントを回避することに。

 

JBCの翌週、全く期待出来ない状態で出走した武蔵野Sは、あの状態でも最後伸びて3着を拾えるのかと驚きましたが、年明けに発症した右前の脚部不安は、経年劣化も含め、もう限界に近付いていましたね。

 

 

山元トレセンで撮られた最後の横写真になりますが、本当に良い頃に比べれば…という点は否めませんでしたので、この時点で、先週のフェブラリーSが最後のレースになると、個人的には強く思っていました。

 

パドックで見た感じは本当に良く、レースも、北村友一騎手とのコンビでルゼルらしい競馬をしてくれましたが、最後の1F伸びなかったのは、より中距離適性が求められる中身でも有りましたが、衰えと脚元の限界を正直感じましたので、レース後の転厩話には驚きましたが、やはり脚元は限界で、引退が発表されたことに対しては、素直にお疲れ様と言ってあげたいですね。

 

デビュー戦は、厩舎の移行では、最初からダートでという思惑だったものの、クラブ側からどうしても芝でというリクエストが有ったことは、公にされているところでは有りますが、あくまで個人の想像の範囲の話になりますが、引き際という点では、やはり社台グループのクラブではない、クラブ側のエゴという面がキャリアの至るところで散見され、引き際という点では、結果的に無事にスタッドイン出来ましたが、脚元の関係も含め、万が一が運良く無かっただけとも言えるだけに、通常運営もそうですが、不信感という意味では、別の意味で感じるところも多かったことも事実、それが唯一、キャリアの中で悔やまれる点では有りますね。

 

スタッドインするイーストスタッドさんは、千歳から最も遠い浦河の老舗牧場。

 

正直、見学する点では、社台SSやブリーダーズSは無理だと分かっていましたが、静内のアローさんやレックスさん、優駿SSさん辺りにお世話になれればと思っていましたが、同時期にセキフウがアローさんに入りましたし、出来れば静内までで留めて欲しかったところですが、浦河にはカナロアの産駒は同牧場のキングオブコージくらいですから、需要という点では、良かったかもしれませんね。

 

ただ、近年、種牡馬人気という点では、千歳から遠くなればなる程、厳しい面もありますから、出来れば静内までで…と思っていましたが、全く意図していませんでしたが、直近の更新で、同牧場のダノンレジェンドの話もしましたし、マジェスティックウォーリア、ホッコータルマエ等のダートのエース級種牡馬も揃っている牧場ですから、その中で、種牡馬としても良い活躍をして欲しいと思います。

 

種牡馬としての可能性という点では、少し時間を置いて、書きたいなとは思っています。

 

何はともあれ、最高と言って良い程の戦績を挙げ、ずっと目標だった種牡馬入りが出来たことについては、ここまで尽力をいただいた安田隆厩舎、社台Fのスタッフの方々、そして山元トレセンの方々に、本当に感謝をしております。

 

キャリアの基礎作りをしてくれた北村友一騎手、そして、競争馬として1段上の存在にルゼルを上げ、数々のタイトルをもたらしてくれた川田将雅騎手には、本当に感謝しております。

 

そして、8歳まで大きな怪我なく走破したルゼル自身には、本当に感謝してもし尽せない想いです。

まだ患部は痛むと思いますが、何とか少しでも早くその痛みが緩和し、新天地でも大活躍をして欲しいです。

 

最後になりましたが、ルゼルを通し、特に東サラ関係を中心に、お付き合いを、そして応援をしていただいた沢山の方々、本当にありがとうございました。

 

サラっと書いたX(Twitter)のいいねが凄い数になっていて驚いていますが、グランプリ競走のファン投票でも、1回も100位以内に入らない程、人気の無さを嘆き続けたキャリアでもありましたが、今回のフェブラリーSがそうでしたが、こんなに沢山のファンが同馬にいてくれることが分かり、それが1番嬉しかったです。

 

早ければ3年後には、産駒もデビューすると思いますので、私自身もそうですが、またその仔たちを、一緒に応援出来たら嬉しいですね。

 

それでは。