こんばんは。

 

王族の到着遅れで、競馬ファンにとっては例年以上に長い夜になりますね。

そして、スポーツファンにとっては、競馬観戦を劣後に回さざるを得ない今晩。

 

卓球は観られませんでしたが、最優先は、サウジ開催でも、なでしこJAPANの五輪最終予選の1戦目。

北朝鮮相手にアウェイの地でスコアレスドローは、ここまでの過程を考えれば悪くありません。

 

次は中3日で、国立競技場。

短期間での長距離移動は、特に欧州組にとっては厳しいですが、次はホームですからね。

 

怪我人だらけで、若手主体にならざるを得ない今回、ホームの力と雰囲気で、何とか後押ししたいところ。

余程のことが無い限り、応援に行きたいと思います。

 

競馬のサウジカップデイは、ここまで日本馬出走レースは2戦2勝。

 

昨年より深いと言われたダートですが、蓋を開けてみれば、昨年とは比べ物にならない程の高速馬場。

この手のことは良くあることで、理屈を考えるよりも、馬券的には結果に即した対応をするだけ。

 

日本馬2頭が差し切ったということで、外差し馬場かと騒がれていますが、中京ダートと同じでこのコースで基本それは無し。

 

フォーエバーヤングは3枚力が元々違っていただけに、寧ろちょっと残念な結果。

露骨にキックバックを嫌がり、あそこまで下がってしまっては、アメリカは勿論ドバイでも厳しい面が出てくるでしょう。

サンデー系で、まだまだ奥が有る馬だけに、個人的には無理をして欲しくない感じです。

 

リメイクもこの相手なら負けてはいけない競馬。

ルゼルのドバイ2年目と…というより、中京と全く同じ、インで回って、直線だけキックバックのない外に出す川田騎手の完璧な競馬。

 

日本馬は、ダートの中距離も世界No.2のポジションに一気に駆け上がりましたが、ダートの短距離カテゴリだけは未だ国際G1未勝利。

昨年、ルゼルに先着したリメイクが、今は日本馬では大きく抜けた存在だけに、何とか今年はその壁を突破して欲しいです。

 

さて、この馬場状態を加味して、メインのサウジカップの予想を。

 

今年はこのレースから、海外競走の馬券販売開始。

海外の馬券が日本で合法に買えるようになって久しいですが、レース数は年々増加しているものの、ここまで回収率が200%を下回ったことはない、個人的にはJRAを買わないで、海外だけ買っていれば…という状態ですが、その要因は、当たり前ですが、高い的中率と、情報の非対称性によるオッズ乖離、この2点でしょう。

 

的中率については、海外競馬は日本競馬以上に馬場の傾向やそれぞれのレースの血統傾向が分かりやすく、どんなに荒れてもケンタッキーダービーは殆ど的中等々、ドル箱レースが沢山あるので、予想にかける時間がそのまま結果に繋がる利点は大きいですね。

 

オッズ乖離については、日本馬が売れ過ぎるというのも有りますが、現地やブックメーカーオッズの外国馬のオッズ乖離の方が妙味が大きいところ。

 

多頭数のレースの連複馬券は、取り合えず総流ししとけというのは有りますが(笑)

日本競馬は全力疾走義務が有りますが、海外のプレップレースはそれがないですし、日本以上に競馬場による癖も多いので、レース自体もそうですし、血統的なリピートも多いので、気になる馬が不当に日本カテゴリで人気を落としていたら、ワイドでも積極買いをお勧めします。

 

というを前提に、初めて馬券販売となるサウジカップの予想を。

 

★サウジカップ

◎ホワイトアバリオ

○サウジクラウン

▲クラウンプライド

△デルマソトガケ、ウシュバテソーロ、カーメルロード

×セニョールバスカドール、ディファインデッド、ホイストザゴールド、アイソレート、ナショナルトレジャー

 

昨年はラスト200mまで日本馬が上位4頭独占、結果も、その4頭が掲示板と素晴らしい活躍をしましたが、昨年は、アメリカ勢も現地勢も相当手薄だったことと、テンに速い馬が少なく、後継ラップになる中で、芝向きの血統馬、芝実績馬がスタミナ任せに粘り込めたこと、全てが向いた感じでした。

 

ただ、ドバイもそうですが、基本的に、アラブの王族競馬は、地元のアドバンテージが非常に大きいのがデフォルト。

 

昨秋にBCクラシックを勝ったホワイトアバリオが半持ちで王族の勝負服を着て走るということは、それに合わせた馬場を作ってきたという見方で間違いないでしょう。

 

最悪の1番ゲートに入りましたが、相当前が速く、激しくなりそうな今回、スムーズに外に出せる可能性は高く、馬券の軸としては、無視出来ない存在です。

 

対抗は人気薄のサウジクラウンを抜擢。

 

理由は簡単、前述のオッズ乖離と、そして血統傾向。

昨年、パンサラッサが逃げ切りましたが、その父はロードカナロアでミスプロ系。

昨年、一昨年と活躍した、エンブレムロードもカントリーグラマーも、その前のミシュリフもマキシマムセキュリティも全てミスプロ持ち。

 

まぁ、アメリカ調教馬でミスプロを持っていない馬を探す方が難しいかもしれませんが、その中でも、ミスプロ(アンブライドルド)×シアトルスルー×ストームキャットの米血黄金配合を持つ同馬を最上位評価とします。

 

先行激化で、砂を被るとアウトだと思いますが、その中でもハナに立てる速力を持っていうので、何とかハナを叩いて欲しいところです。

 

日本馬最上位評価は、昨年、絶好の手ごたえで4角を回ったクラウンプライド。

前走は太目残りで中京で最悪の外々を回る展開でノーカウント。

 

母父ミスプロ系のキンカメですし、昨年、サウジ、ドバイ共に5着と崩れなかった実績は、ここでも上位ですから、日本馬の中で最もキックバック耐性が有り、前で踏ん張れる同馬を最上位評価します。

 

デルマソトガケは輸送トラブル分マイナス、ウシュバテソーロについては、展開的には向きそうなものの、ドバイを勝った時の様に、大外を回して勝てる馬場状態ではないだけに、川田騎手がいくら上手く乗っても…という感想。

あくまで本番は、ドバイ連覇ということを考えても、今回は抑え評価に。

 

3連系は、ホワイト軸に相手は手広く、サウジとクラウンからは、妙味ある馬連、ワイドで薄めを狙います。

 

それでは、本題。

 

気が付けば田中博厩舎を筆頭に、2歳馬が早くもトレセンに入厩。

 

その内1頭はリオンディーズ産駒ですが、もう2頭はナダル産駒と、ナダル超仕上がり早説が現実になりそうな感じですが、クラシックを見据える馬たちにとっては、まだまだこの時期は基礎固めの時期。

 

その中でも、我が厩舎で唯一の牡馬であるビートマッチの22(父エピファネイア・友道厩舎)は、不安な点皆無の状態で、じっくり進んでいます。

 

 

23/12/27  NF空港
【馬体重:496キロ】現在は週3日、900m屋内坂路コースをハロン16~17秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。ハロン16秒ペースを開始していますが、いい意味で変化が出てくるようなことはありません。年内は現状のハロンペースに留めることで、じっくりと中身から強化を図っていくことができればと考えています。

24/1/15  NF空港
【馬体重:495キロ】現在は週3日、900m屋内坂路コースをハロン15~17秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。徐々にペースを上げるようにしていますが、現状の動きを見る限り、慣れさせる時間が必要かなと考えています。引き続き、中身の充実を図るべく、その時々の状態に見合ったメニューを丹念にこなしていきたくと思います。

24/1/31  NF空港
現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週3日は900m屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本登坂しています。血統から気持ちが昂りやすく、普段からテンションが上がり過ぎないように注意していますが、今のところメンタル面は安定した状態で推移している印象です。今後も継続的に速めのペースをこなしていくことで、さらなる良化へとつなげていくつもりです。

24/2/15  NF空港
馬体重:487キロ】現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週3日は900m屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本登坂しています。乗り込むごとに気配は上向いており、この時期にしては毛ヅヤも良好な状態を維持できています。ドッシリとして、見た目にも安定感が増してきた点は好印象で、今後もさらなる上積みを求めて乗り進めていこうと思います。

 

特にコメントも無いくらい、順調そのものです。

 

気性面の激しさは織り込み済みですが、厳冬期でもこれだけ毛艶も良く、馬体のバランス、筋肉の付き方も理想的で、今まで多くの馬に出資してきましたが、この時期の牡馬の中距離馬というカテゴリの中では、リアファルやシュペルミエールより、断然この馬の印象が上ですね。

 

まだハロン15程度なので、もう1つ時計を何処で早められるかで、入厩時期は変わってくると思いますが、早くても秋競馬デビューの厩舎ですから、このままその素質の芽を摘むことなく、マイペースに調整を続けて欲しいと思います。

 

それでは。