こんばんは。

 

ここのところ仕事もピークを迎え、この時間にようやく自分の時間を作れるようになる感じですが、明日は在宅なので、少し更新を。

 

イラク戦で、アジアカップ(の名称になって)史上初のグループリーグでの敗戦を喫したサッカー日本代表。

 

グループリーグの順位決定は直接対決の結果が優先されるため、1試合を残し1位通過が無くなり、これもアジア杯史上初めてのことですが、あれから中4日で、明日、グループリーグ最終戦のインドネシア戦を迎えます。

 

カードの恩恵があったとは言え、初戦日本が苦戦したベトナムを倒しているチームで、フィジカル的な強さは無くても球際の強いチームだけに、ここ2戦の様にフワッと入ると危ない面があるものの、後が無くなったこの状況下では、流石にそれは大丈夫でしょう。

 

この大会、順当勝ちが多く、試合展開的にもロースコアの試合が大半を占め、全体的に面白味にかける印象を受けるのは、各チームの分析力の強化の賜物でもありますし、サッカー自体が「アンチフットボール」的に、技術を競う競技から走力(総力)を求められるものになってきた点も大きいでしょう。

 

気候変化や時差も無く、大会に向けてしっかり準備が出来た中東勢のパフォーマンスは軒並み高く、近年力を付けている東南アジア勢の組織力の向上も目覚ましく、一方、東アジアの3国は軒並み苦戦。

 

中国は1勝も出来ないまま大会を去るまさかの結果になりましたし、韓国もヨルダンに後半アディショナルタイム直前まで負けていて最後何とかドローに持ち越した状態、日本は言わずもがな。

 

W杯は、同じアジアの大会ということでホームアドバンテージに近いものがありましたが、同会場でも、アジア杯というだけで、ジャッジも含め、アウェイ感が一気に増しましたが、この大会に向けての準備、モチベーションの点での差は、今まで以上に感じますね。

 

選手たちも異口同音に「アジアを舐めていた」と言っていますが、それも何度も書きますが、この1年弱のサッカーの内容。

そして元旦の決勝トーナメント進出が狙えるタイ戦、直前の調整試合で韓国と引き分けたヨルダンにいずれも5点差の圧勝をすれば、そのメンタル面の隙が出来ても仕方ないでしょう。

 

イラク戦のみ地上波放送が有ったが故の弊害か、GKの鈴木彩艶選手への人種差別的な発言を伴う誹謗中傷が相次ぎましたが、私は大会前…というより、彼がプロ入りしてからずっと彼推しですし、GKは30歳過ぎからがキャリアと言って良いくらいのポジション。

 

20歳そこそこで、プロキャリアも浅い選手が、寧ろそのキャリアでフル代表のゴールマウスを守り続けられるだけの位置に来られること自体、そういうポテンシャルを持った選手が現れただけで、手放しで喜ぶべきなのにもかかわらず、プレーについても、失点関与シーンは皆無に等しく、及第点は与えられる内容にもかかわらず、これだけの誹謗中傷を受けるのは、応援している身としても辛いところです。

 

そんな中で、関係者や同じプロの選手、特に、浦和で正ゴールキーパーの座を譲らなかった西川選手の励ましのTweet(X)には、涙腺が緩みました。

 

「闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう」40代にもなると、中島みゆきが沁みますね。

 

挽回のチャンスは決勝トーナメントに入ってから十分有ると思うので、今後のU23アジア杯、そしてパリ五輪に向けても、頑張って欲しいと思います。

 

明日の予想スタメンは、以下のとおりです。

 

GK:鈴木

DF:中山、冨安、町田、毎熊

MF:遠藤、佐野、久保

FW:堂安、上田、中村

 

まずは、ベスト16の韓国戦に向け、気を付けなければならないのがカードマネジメント。

 

ここでレッドカード、又は、1枚貰っている選手がもう1枚イエローを貰うと、韓国戦に出られなくなってしまうので、既に1枚貰っている、菅原、伊東純也は、この試合使わないことが絶対条件だと思います。

 

その上で、2ボランチでは、この大会、前からのプレスも、バイタルエリアでの攻撃も機能していないので、遠藤をピボーテの位置に置き、守田を使いたいところですが、次の大一番の為に温存し、ブレーメン移籍が噂されている佐野海舟と久保の2人をインサイドハーフに配置。

 

カバーリングとボール奪取に優れた佐野であれば、久保とも上手く連携出来るでしょう。

 

この2試合、いずれもMVP級の活躍を見せた南野は、特に走り切ったイラク戦から中4日と、久保との相性、そしてモチベーション的にもここで使わなければ何処で使うという感じの堂安を先発に、左は裂傷も大丈夫そうな中村で、縦突破の選択肢を増やします。

 

FWは、この2試合の結果を受け、しっかり適材適所で使わないとという判断が下されるでしょう。

 

最終ラインの強度の高い韓国の様なチームには、W杯同様、前田大全でスタートからかき回す。

オーストラリアの様に裏抜けを狙えるチームには、同チームやドイツ相手に結果を出している浅野。

得点差が開いたところで、細谷に自信を付けさせ、それ以外のシチュエーションでは、エースの上田綺世が絶対条件。

 

インサイドハーフ2人を置ければ、ボールにも絡めるし、サイド攻撃が機能すれば、持ち前のポジショニングの良さと、何より、ベタ引きされた時にも、狭いスペースと久保との連携で、日本代表史上最強のシュート力がモノを言う筈。

 

明日はスタートからどんどんアグレッシブな展開で攻守ともに圧倒し、勢いをつけて決勝トーナメントに進んで欲しいです。

 

それでは、本題。

 

年明けはすかすかだった我が厩舎のラインナップも、ここに来て次々に帰厩となり、賑わいが出てきました。

まだ次走が決まっていない馬も多い中ですが、帰厩前ですが、次走が決まったのが、ヴィルトブリーゼです。

 

 

24/1/16  NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「この中間も体調のほうは安定しています。調教も、日を選びながらではありますがコンスタントに乗ることができていますので、場合によっては東京開催後半戦での出走も検討していけるかもしれません」(天栄担当者)

24/1/23  NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「引き続き、体調面の不安が再発することもなく、順調に来ています。元気な様子を見せてくれており、テンション面もこの馬として見ればまずまずでしょうか。古賀調教師とは東京後半戦の競馬で相談していて、その方向で考えてもらえることになっていますので、無事に送り出せるよう、この後も丁寧に接していきます」(天栄担当者)

 

コメントの中では具体的に触れられていませんが、東京開催後半で、東京芝の中長距離競走は、2月10日(土)の箱根特別(芝2400mハンデ戦)のみ。

 

このレースは毎年フルゲート割れ、逃げ、先行馬圧倒的有利のDコースらしく、ここ2年は連続して行った行ったの結果になっているだけに、天栄と古賀慎先生のレースチョイスはナイスですね。

 

小倉の芝2600m戦は、2勝クラスでは番組も少なく、1回使う為の輸送競馬は、馬にも負担が大きいですからね。

特にこのクラスになると、芝2600m戦は、前走の様に逃げ馬がかなり揃う傾向にあるので、マイペースで競馬をしたいヴィルトブリーゼにとっては組合せ次第ではレース前からノーチャンスの可能性も高くなるだけに、それなら、逃げ馬があまり揃わない、中央場所での競馬を選択するのも、悪くないと思います。

 

ちなみに同馬はデビュー戦こそ中山でしたが、そこから11戦連続でローカル競馬、特にこの10戦は全て芝2600m戦を走っているので、東京競馬場での出走となると、同馬にとっては初めてのこととなります。

 

この開催には、フェブラリーSのレッドルゼルは勿論、引退間近のラヴォルタも出走可能性が高いだけに、ルゼルは別として、ヴィルトもラヴォルタも、もう観る機会がないかもしれない2頭だけに、予定と体調さえ合えば、現地観戦を考えたいところです。

 

久々にひと開催、競馬場へ行かなかったので気力は十分に溜まっていますので、まずは彼等たちが無事に調整が進み、ゲートインしてくれることを祈ります。

 

それでは。