こんばんは。

 

ようやく体調も安定し、今日は今年初めて玄関の外に出られました。

1月ももう6日、実に1週間振りの外は、視界が歪んでいました(笑)

 

コロナで2回、同じ位の期間部屋に籠る生活をしていましたが、歩かなくなると、筋力も衰えますが、平衡感覚が1番ダメになるのが早いんですよね。

 

明日から法事で千葉に1泊、早朝から運転が有るので若干の心配は有りますが、体調自体は問題なくなりましたので、無事に運転と法事を終え、その後は、次男唯一の冬休みお楽しみ時間なので、家族サービスに勤しんで来ようと思います。

 

さて、いつもより1日遅れで始まった今年の中央競馬。

今日は両金杯と、中山最終だけの馬券参戦でしたが、京都は抑えの内枠BOXが痛恨の1-3着、中山は軸馬4着、そして中山最終は、出来たと思ったところを人気馬が粘ってしまい、初的中は果たしたものの、馬連は100倍から30倍へ激減。

 

悔しい2024年スタートとなりましたが、基本的に荒れ狙いでしか買わないこの正月開催。

明確なバイアスが生じやすい開催なだけに、その特性をしっかり見極め、勝負出来るレースに的を絞って、一発を狙いたいところです。

 

そのバイアスとは、両競馬場の芝は圧倒的にイン有利、そして、ダートは冬開催らしく時計の非常に掛かる、力の要る馬場。

京都金杯は、セッションに2着に粘られてしまいましたが、京都開催の金杯は埒沿い圧倒的有利なレースになるのは毎回の傾向。

 

中山はおそらく史上最高クラスの高速馬場。

トップ騎手不在の中、最早中山あるあるになりましたが追走義務違反の様なペースで時計は掛かりましたが、基本持ち時計の有る、また、速い上がりを出せる馬狙いで、ハーツ産駒のボーンディスウェイ本命で、相手はクリノとククナの牝馬2頭というのは間違ってはいなかったと思います。

 

ダートは2歳戦を中心に大荒れでしたが、これは前述の馬場の重さの違い、特に中山は12月開催での好走馬が面白いように飛びましたが、これも例年のこと、金杯開催には手を出すなというところの真骨頂ですね。

 

個人的には、中山の最終、圧倒的に人気を背負ったタケルペガサスがこの重い馬場で飛ぶと決め打ちし、4角先頭で楽勝ムードの同馬が坂で止まるのをガッツポーズで見送りましたが、2番人気馬が2着の粘ってしまい、今年1発目の万馬券はならず…

 

明日から出掛けてしまうので、リアルタイム競馬はお休みですが、明日は3レースだけ馬券は買おうと思っています。

 

まずは、すばるSのデシエルトの単勝と抑えで馬単2着固定。

2022年10月のグリーンChCでギルデッドミラー、タガノビューティーを抑えて東京マイルを1.33.5で走破した同馬。

 

脚部不安で1年休み、復帰戦の霜月Sは、先行馬総崩れの中4着に敗れましたが、先行馬再先着は果たしました。

 

高速馬場向きの馬で、京都の馬場が合うかは微妙なところですが、この2月で引退の安田隆厩舎、最後のG1フェブラリーSにはレッドルゼルが控えていますが、おそらく師が本当に出したいのは同馬。

 

戸崎騎手も重賞開催を捨てて京都に乗りに来ますから、その本気度は相当なものです。

 

ここを勝っても、賞金的に足りない可能性は有りますし、何より、ルゼルにとっては脅威でしかないので、出来れば負けて欲しいのが本音ですが、競馬ファンとしての血が騒ぐのは仕方ないところ。

 

勝ったら馬券で喜び、負けたらルゼルのことに思いを馳せてホッとする、これで良いでしょう。

 

2レース目はフェアリーS。

こちらは印を打ちましょう。

 

★フェアリーS

◎スティールブルー

○キャットファイト

▲テリオスサラ

△エリカオーシャン、メイショウヨゾラ、イフェイオン、ラヴスコール

 

中山のマイル重賞ということで、ひと昔前は出走馬レベルも低かったですが、4年前はスマイルカナが勝ち、3年前はファインルージュが快勝、そして2年前はライラックとスターズオンアースでワンツーと、明らかにレースレベルは上がっています。

 

昨年は微妙な馬場状態もしましたが、負けた人気馬にヒップホップソウルがいましたから、荒れる正月開催ですが、素直に実力馬を信じて良いでしょう。

 

本命は新馬で愛馬フルレゾンを抑えたスティールブルー。

キンカメ系種牡馬が強いレース、しかも高速馬場ということで、ルーラー産駒の同馬の初戦、そして強い2頭相手に正攻法の競馬で3着した前走を素直に評価したいところです。

 

キャットファイトは、血統イメージどおり阪神外回りでは話になりませんでしたが、中山マイルに戻れば素直に買えますし、勝ち馬が阪神JF2着と今年もレベルの高かった赤松賞2着のテリオスサラも嫌う理由は有りません。

 

一角崩しが有るなら、初戦の様な逃げが打てたらのエリカ、大外に入ってしまったものの、前走の時計、内容ともに優秀なイフェニオンのエピファ産駒を中心に。

 

そして3レース目が今日の本題。

 

初戦の芝1800m戦は大出遅れで、最後詰めるも7着に敗れてしまったシアードラマの21ことルージュアベリア(牝・父キズナ)。

 

敗因はゲートと明らかで、それでも、血統イメージどおり、斬れないながら、ジリジリと大外から良い脚を使ってくれた初戦は悪くない内容でしたし、まずは1つ勝つには、出遅れてもリカバリが容易な中山ダ1800mへ行くのがベターだとレース直後に思いましたが、陣営も同じだった様です。

 

 

2023.12.13
美浦:田中博康厩舎
厩舎周りを引き運動。
田中博康調教師「先週の日曜日は香港に滞在していたため、後ほどレース映像を確認しましたが、稽古でもハミ受けや前後がリンクしていない感じがあり、徐々に加速する感じでしたし、スタートで後手を踏んだのも響きましたね。歩様こそ問題ないものの、レース中に捻ってしまったのか左前に軽い捻挫のような症状が見られます。この後は患部の状態を含めて様子を見てから決めるつもりですが、もちろん在厩させて続戦することも視野には入れています。レース条件に関しては、次走は今のところダートを使いたいと考えていますよ

2023.12.14
美浦:田中博康厩舎
厩舎周りを引き運動。
田中博康調教師「軽い捻挫の症状が出た左前については、だいぶ痛みが治まってきました。今日も引き運動での調整ですが、歩様は良化傾向にあり、飼い葉食いも良くなっていますよ。週末または来週から騎乗運動を再開し、問題なければ続戦する予定。ダートの長いところはそこまで節は必要ないと思うので、1回中山開幕週にダート1800m(牝馬限定)の番組が2鞍組まれていますから、どちらかを使う方向で進めていくつもりです

2023.12.20
美浦:田中博康厩舎
角馬場運動後、Bコース1周。
田中博康調教師「今日は角馬場とBコースで軽めに乗りました。運動中の脚取りは問題なかったですし、気持ちの面もしっかりしていますね。捻挫してしまった左前も浮腫はまだ残っているものの、痛みは完全に引いている状態ですから、このまま進めても問題ないでしょう。予定通り、1回中山開幕週のダート1800m(牝馬限定)に向けて進めていきたいと思います」
※1月6日(土)中山2R・3歳未勝利(牝馬・ダ1800m)を予定。

2023.12.21
美浦:田中博康厩舎
角馬場運動後、坂路にて単走で追い切り。
坂路 58.9-42.8-27.4-13.2 馬なり

田中博康調教師「今日は坂路にて単走で追い切りました。動ける範囲でサラッとやりましたが、ハミ受けはまだ安定しないところがあるものの、一度レースを経験したことでフットワークに力強さが出てきた印象で、このペースなら最後まで楽に動けていましたね。切れる脚があるタイプではありませんが、終いまで長くいい脚を使えていたと思います。上がりの息もすぐに入っていて、体調面は良好。このまま乗り進めながらコンディションを整えていきますよ」

2024.01.04
美浦:田中博康厩舎
1月3日(水)ウッドチップコースで追い切り。
ウッド 69.5-54.1-39.1-25.5-12.6 馬なり
1月4日(木)厩舎周りを引き運動。

田中博康調教師「昨日(水)ウッドにて単走で追い切っています。全体の動きは悪くないのですが、まだ伸び切って走っているような感じで、ハミに頼り過ぎている印象を受けました。直線でも走り自体はしっかりしているものの、持っている能力があるからこそ厳しめのジャッジになります。そのあたりも普段の稽古から改善していきたいですね。それでも出走態勢は整いましたから、今週の日曜・中山2レース(牝馬限定・ダ1800m)に坂井瑠星騎手で投票します。ダート変わりで新味を出ることを期待したいところです
※1月7日(日)中山2R・3歳未勝利(牝馬・ダ1800m)に坂井瑠星騎手で出走します。

 

タナパク厩舎が優秀だと思うのは、血統やその馬の個性をしっかり見極めることが出来ることで、トライデントスピアもそうですが、アベリアのことも、しっかり見てくれているという感触がヒシヒシと伝わって来ます。

 

敢えてゲート練習のことを言及しないもの発馬に拘らない同厩舎らしく、今回も出遅れる可能性は高いですが、まだこの時期、競馬を理解する方が先なので、それも良いと思います。

 

本来は土曜日の牝馬限定予定でしたが、全体的な出走馬のレベルは、1頭飛びぬけて強い馬がいることでこちらの方がかなり低く、この辺りのジャッジも好感を持てます。

 

その強い馬アムールドパリが同じ社台F産なので、よくぶつけたなとは思いますが、同馬は父マインドユアビスケッツはともかく、祖母がファビラスラフィンで、基本的には軽いダートが身上の馬。

 

馬体重も450㎏を切っており、13秒台が道中連続する我慢比べになると、パフォーマンスを落とす可能性は十分有るので、個人的には付け入る隙は十分有ると思っています。

 

出資検討会で話題になったハニージェイドの仔クォーツァイトも初ダートで出走しますが、こちらも馬体重452㎏、母系はアムールドよりこの馬場向きだと思いますが、ダートの中距離歓迎という血統でもないですし、こちらも付け入る余地は十分…と言うより、走ったら御免なさいですが、使うならもう少し短い距離の有る東京開催まで何故待てないかな…というイメージでしょうか。

 

アベリアはデビュー時486㎏と馬格が有りますし、何より父キズナ、母が米ダートG1・3勝馬ですからね。

キズナ産駒、牝馬に限定した戦績は以下のとおりです。

 

 

芝もダートもよく走っていますが、その両方とも、特にダートは、良馬場のパフォーマンスが良く、単勝回収利とも100%超えです。

 

距離別に見ると、

 

 

出走数も多いですが、1800mに勝ち鞍が集中していますし、単複回収率も優秀。

競馬場別でも、

 

 

勝率等的に抜けているとは言いづらいですが、回収率では抜けていますね。

芝もそうですが、時計の掛かる馬場向きの産駒が多いだけに、中山での人気薄での一変が多いのも頷けます。

 

てっきり、圧倒的人気の次にアベリアが抜けた2番人気になると思っていましたが、新聞の印の付きもあまり良くなく、当日も良くて4倍程度の2番人気という感じでしょうか、これは寧ろ有難いですね。

 

終始「心臓が良い」と言われ、タフな展開は好都合の馬ですから、他馬が苦にする分、ジリジリという感じでしょうが、余程キックバックを嫌がりさえしなければ、必ず最後は伸びて来てくれると思います。

 

枠も6枠11番と、偶数枠が欲しかったですが、真ん中外目を取れましたので、多少出遅れてもスムーズな競馬が出来る筈。

 

昨年も勝利で始まりましたから、今年も愛馬の初出走を何とか勝利でスタートしたいところ。

明日は法事中なので、後でレースを観る形になると思いますが、夕飯時には笑顔で乾杯出来るよう、好走を祈っています。

 

それでは。