こんばんは。

 

日付が変わって、大晦日になってしまいましたが、昨日30日は、前日までに家事を全て終え、コミケで込み合う駅のホームをかき分け(大袈裟)、一路新木場へ。

 

 

GARDEN新木場FACTORYに、我等がガルネリウスのツアーファイナルを観に行って来ました。

ツアーが発表になったのは7月末、このツアー日程が発表になったのは、8月。

 

ガルネリウスのファンは本当にマナーが良いので、モッシュや押し合いは絶対にないものの、メタルのライブなので当然席はなし。

 

10月の熊谷とさいたま新都心は、行き慣れた箱(ライブハウス)でもあり、壁際でもたれて観られるので身体的にも大きな問題は無かったのですが、この箱は、最大キャパ1500人で、元々、撮影用の倉庫をライブハウスに用途変更しただけなので、段差のない長方形、後方では満足に見られない可能性も有りますし、しかも、Zeppの様に、区画ごとに手摺りがある訳でもなく、席番号次第では、参戦すら難しいということで、在宅で鍼灸治療を受けている先生にお願いし、2時間立っていられる筋力をつける為のリハビリを、この3箇月ずっとやっていました。

 

11月以降は体調考慮でジムでのリハビリは抑えめにしていましたが、下半身のトレーニングだけはこの日の為にずっと続けていました、勿論、家族にも黙って(笑)

 

オンラインチケットの配布は12月16日(土)の午後。

ちょうど、中山競馬場でサーマルウインドとルージュエクレールの出走するターコイズSのパドックへ、席からエレベーターで移動する間際に確認すると…

 

 

1500人キャパの箱で、何と整理番号1を引いてしまいました…

この時点で、サーマルとエクレールの負けを確信したのは言うまでも有りません(笑)

 

2011年3月に、初めて彼等を観に行った時、箱は赤坂ブリッツで、この日も2番でしたが、メタルのライブ初参戦、アルバムも1枚しか聞けていなかったので、正直場違い感も凄かったですし、最後まで勝手が分からず、今思えば勿体ないことをしたと思っていますが、それ以来、ライブは12年間で数十本行ったでしょうか、当然、最前列が取れるような番号は取れた試しがなく、今回も、ギリギリ見えるラインの番号であれば…という感じでしたが、まさかの先頭とは…

 

この箱自体、まだ転用されてから数年、アイドルイベント中心で、正直SNSにも殆ど情報が無かったので、この2週間ずっと緊張しっぱなしで、しかも、先週の通院時の血液検査の結果も悪く、しかも不整脈まで出ていたので、万が一の為の薬も持っての参戦でした。

 

開場から開演まで1時間、ライブも僅か13曲でしたが、演出込みで1曲20分の曲も有りましたので、たっぷり2時間。

ヴォーカルの小野正利氏とギターのSYU君の間の最前列を確保出来、しかも前に柵が簡易ですがあったので、軽くもたれることが出来ましたので、何とか乗り切ることが出来ました。

 

言葉にしようのない充実感と、疲労感で、帰りは歩くのもやっと、明日も夜の宴まではひたすら寝ていると思いますが、本当に充実した2023年を象徴する、素晴らしいライブ、素晴らしい1日でした。

 

 

オフィシャルから写真を拝借しましたが、いつも難しい顔をしている自分にあって、多分見たことのない笑顔をしているので、探してみてください(笑)

 

以上が前置き、ここからは2023年の一口馬主ライフを振り返って行きたいと思います。

 

 

 

一口を始めて16年目、当初から…というより、出資馬が10頭を越えた辺りに、1頭年間1勝を目標に、漠然と年間10勝を目標に掲げていましたが、ようやくそれを達成することが出来ました。

 

出走数は昨年より下回りましたし、連対数は昨年同様の数値ですが、実働数は今とほぼ同じ頭数になった2018年から2021年までは4年連続2着7回、昨年は2着8回と、勝ち切れないのが我が厩舎の特徴でしたが、今年は2着僅か3回と、とにかく皆よく勝ち切ってくれました。

 

勝ち鞍については、それぞれの馬にタイミングが有りますし、今年はたまたま、昨年勝ち切れなかった馬達が、クラス慣れのタイミングだったり、成長曲線が上手く噛み合ってくれた印象が有りますが、全体を通して、本当によく頑張ってくれました。

 

勝率1割でまずまず、1割5分を超えれば相当上出来の中、勝率実に.211の2割超え。

川田騎手の3割超えには届いていませんが、これは今後超えられない金字塔でしょう。

 

獲得賞金も、遂に初の3億超え。

 

これは結構意外で、今年は残念ながら4年続いていた重賞勝ちが途切れた年。

 

しかも、G1出走が、年初のフェブラリーSだけと、これも近年最少でしたが、10月にサーマルインドがリステッド勝利をしてくれたことで、OP勝ち記録は6年連続になりましたし、3勝クラスを、サーマルウインド、ソアリングは1発回答、ルージュエクレールも2発目で突破して、見事3勝してくれましたから、それが大きかったですね。

 

 

競走馬別では、3年連続最多獲得賞金を続けていたレッドルゼルを、3勝クラス、リステッド競走を勝ったサーマルウインドが僅差ですが、暮れのターコイズSで交わしてトップに。

 

2番手になったとは言え、7歳シーズン、僅か3戦では有りましたが、フェブラリーSではレモンポップの後塵を拝したものの、メイショウハリオ、ドライスタウト以下を封じ、3回目のチャレンジで初の連対を果たしましたし、ドバイではこちらも3回目にして初めて連対を外したものの、コンディションの悪い中で復帰した武蔵野Sでもは3着と頑張りました。

 

予想はしていませんでしたが、8歳になる来年も現役続行、4度目のフェブラリーS挑戦がまず目標になりますが、レモンポップ不在濃厚、短距離は賞金の壁が厚く、新星登場というところまでなかなか至りませんので、昨年の出来なら、悲願の戴冠も十分有り得るでしょう。

 

最多勝はサーマルソアリング。

年明け早々に、4戦目にしてようやく未勝利を脱出したものの、その後に挑んだチューリップ賞は惨敗。

 

この馬については、出資段階から重賞勝ちはノルマと思っていましたし、2022年9月のデビュー前の稽古の動きから、春のクラシックに載ることがノルマと考えていたものの、4㎏差の斤量差で敗れた新馬戦を皮切りに、まさかの3連敗。

 

好走はしていたので、「いつかは勝てる」、「良い競馬だった」との声を貰うことも有りましたが、こんなところにいる馬ではない、早く勝ち上がらなくてはならないという焦りの気持ちが有りましたので、正直、「ふざけるな!」と内心思っていました(苦笑)

 

君子蘭賞でも負けて、初の古馬混合戦では14着と大敗し、絶望の淵に立たされた思いましたが、その惨敗を受けてのダート替わりの1戦を圧勝、そこから2箇月ちょっとで3連勝、活躍の場は違えど、自分の目は曇っていなかったと、今は本当にホッとしています。

 

4歳牝馬のエクレール、ウインドの2勝も非常に大きかったですし、それ以外にも4頭がそれぞれ貴重な1勝を挙げてくれ、2歳馬の苦戦、3歳馬2頭の引退こそあったものの、重賞勝ち馬以外は全て勝利と、本当に理想的な1年だったと思います。

 

 

月ごとを見ても、8頭が勝利というのも有り、6月以外は全ての月で最低でも馬券圏内に入ってくれましたし、6月にしても、OP着が有りましたから、1年を通して、愛馬達がコンスタントに頑張ってくれました。

 

 

ちょっと気にしているのは、クラブ別の結果です。

 

今まで、不審のキャロ馬の屋台骨を支える存在だった東サラ。

 

ルゼルとエクレールの活躍で、キャロの半分の頭数でも、賞金面では遜色のないところまで底上げしてくてくれてはいますが、今年は、6月の募集時に、その募集方法に対して悪評の極みと言えるレベルの粗相が有り、結果的に意中の馬が個人的には取れたので、事なきは得たものの、ゴタゴタした内情そのまま、クラブ成績も地に落ちかけている状況です。

 

現3歳世代(2020年産)は、勝ち上がり率僅か.289、3割に満たない状況、現2歳世代は、まだ10%にも満たない状況ですし、地方でこそルゼルが一昨年勝ちましたが、中央のG1はもう相当期間遠ざかっていますし、そもそも、募集頭数を増やしたものの、ノーザン、社台、社台牧場産以外は、重賞に出走すらも、過去5世代でしていない苦境。

 

募集時期を早目に早目て、何とか馬質を誤魔化している部分が有りますが、社台グループ系のクラブのラインナップと比べると、明らかに近年劣っている印象は否めません。

 

それでも、原石が隠れており、その馬達を一本釣りしやすいクラブとして、毎年1頭か多くても2頭厳選で選び、その馬達の多くがOPまで行ってくれてはいるものの、その中身は、段々と劣って来ている印象は否めません。

 

キャロについては、2010年代後半こそ、思うように出資出来ない状況が続いていましたが、ここ4,5年は殆ど外れることなく取れていますから、東サラについては、これから頭数を増やすことはまずないですし、徐々に縮小、そして、これ以上募集方法を弄り、獲れる可能性が高くなってきたら、早々に撤退する可能性は十分有ります。

 

そろそろ、老後を考え、この趣味自体も縮小しなくてはならない時期にも来ていますので、その辺りを来年の募集時期は、しっかり考えたいと思います。

 

そして、最後に、今年、最も印象的だった馬とレースについてですが、やはり、この馬のこのレースでしょう。

 

 

7月23日(日)の中京6R、1勝クラス牝馬限定ダート1勝クラスを勝利したサーマルソアリング。

 

2着につけた着差は、実に2.2秒。

良馬場で計時した勝ち時計の1:51.8は、前年のジュンライトボルトの勝ったチャンピオンズCより0.1秒速く、前の週の名鉄杯より、0.1秒遅いだけの怪時計。

 

ここの勝ち馬アーテルアストレアはレディスプレリュードを勝ち、JBCレディスクラシック3着、クビ差負けたメイクアリープはみやこS2着でしたから、それだけの時計を、最後は完全に流して出しましたからね。

 

勝った時の衝撃も凄かったですが、秋競馬で彼等の活躍を見る度に、その価値を噛み締めました。

 

2勝クラスを勝った際の、勝利のVサインでは、スタッフさんから「これからは、我々だけでなく、他のファンの方々の注目を背負い…」という言葉が出たのが印象的でしたし、3勝クラスを勝つ前日にも、競馬場でお話ししたスタッフさんから「(入れ込みさえ大丈夫なら)まず負けない」というコメントも出ました。

 

クラブの会報でも、早々に「来年の目標はJBCを勝つこと」と陣営のコメントを紹介している様に、私自身もそうですし、クラブとしても、あれだけ豪華な名ラインナップな中でも看板馬の1頭として、無事なら活躍してくれるでしょう。

 

同じ1800mでも、中京の良馬場、中山の重馬場、京都の良馬場と、全く違う条件、馬場でハイパフォーマンスを続けてくれていますから、課題の入れ込みさえ大丈夫であれば、船橋の時計の掛かる馬場も克服してくれるでしょうし、JBCが行われる佐賀競馬場のコースも大丈夫でしょう。

 

競馬場によってはマイルになってしまうレディスクラシックも、佐賀なら1860mで出来ますから、何とか今年の勢いそのままに、2024年も頑張って欲しいと思います。

 

以上が、2023年の一口馬主総括となります。

 

最後になりますが、愛馬達を通して、そしてこのブログを通して、今年1年お付き合いいただき、誠にありがとうございました。

 

特に、すっかり旅仲間にして頂いたAKBの御三方は勿論のこと、馬主のF先生、Tさんには、格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました。

 

3年振りという表現が正しいか分かりませんが、今年はここまでコロナに再感染することなく、本当に久々に1年を通し、仕事も長期に休むことなく、乗り越えることが出来ただけでなく、週末は競馬場に足を運び、夏には新潟に、秋には京都・大阪・神戸・明石に、冬には北海道の牧場見学に行くことも出来ました。

 

その中で、大変有難い出会いの数々も有り、更に今後の競馬ライフが楽しみになる、そんな転機となる1年でも有りました。

 

一方、3月には生まれて初めてインフルエンザにまたも長男経由で罹患し、予後のリカバリに、実に半年近く掛かったこと、その検証については、今でも方々でしていただいているところでは有りますが、色々な検査の結果を見ても、大病でなくても、1度の罹患が確実に自分の身体を弱らせる、場合によっては致命傷になり得るリスクを自覚した1年でも有りました。

 

現在日本でも主流となりつつあるコロナの新株、「JN.1」は、欧米等で短期的な感染者数、死者数に於いて、過去最悪の数値を次々に叩き出し、下水数値等も、デルタ株を大幅に上回る最悪な状況で、先進国の殆どがマスクの着用を義務化したり、医療体制を整えたりしているものの、日本だけは、全く対策を講じられないどころか、まともな報道すらされない状況。

 

元々、厚生労働省を筆頭に、財政的な側面を念頭に置く施策を軸にしてることは重々分かっていますし、このウイルスについては、その変異の速さ1点をとっても「どうしようもない」と、諦めるに足りるだけの分析が十分為された上で、財政と財界優先の施策を取ること自体は十分理解していますが、コロナウイルスで直接死ぬこともそうですが、脳、心臓にもウイルス感染はし、私自身もこの1週間脈が安定しなくて困っていますが、無症状感染でも、他の症状を発症させたり、重篤な後遺症を生じさせる事実だけは、しっかりと報道…というより、その事実を早く認め、流布して欲しいとは切に願いますね。

 

私自身も、短期間での完治は諦めた1年でしたし、その替わり、その中での再感染リスクの減少と、QOLを保つための行動とリハビリに終始した1年で、その意味では、良い生き方が出来たと思っています。

 

一昨年も、昨年も、罹患後は、階段の昇降を頑張ることからスタートでしたから、本当に今はカッコ付きですが「普通」に生活出来ていることが、嬉しいですね。

 

気を抜くと、どうしても常に頭の中で考えている後遺症のことばかりをタイプしてしまいますが、そのカッコ付きの状況でも、この趣味を通し、健常者と同等のお付き合いをしていただき、本当にありがとうございました。

 

来年は、今年と同様の生活をまず続けること、その中で、時間を今年以上に大切に、仕事に、家庭に、リハビリに、勉強に、趣味に、そして、馬を通しての活動に、全力で頑張りたいと思いますので、変わらぬお付き合いをお願い出来ましたら幸いです。

 

それでは1年間、ありがとうございました。

どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

 

P.S.

 

30日を目標にこの1週間過ごしていたため、SNSも放置気味でしたし、今日は疲労困憊でもうこのままバタンと倒れると思いますので、個別のコメント返しや年末のご挨拶は、明日、まとめてさせていただきたいと思います。