こんばんは。

 

今晩は、男子サッカーW杯アジア2次予選最大の山場である、アウェイでのシリア戦が有りますが、散々既報のとおり、テレビ中継はなし。

 

前回大会の最終予選でも、アウェイ戦はDAZNでの配信しかないという状況がありましたが、もう1歩進んだ感じでしょうか。

理由は高い放映権料に確かに違いはなく、自国開催の五輪ですら満足に放映出来ない日本のテレビメディアの弱体化を考えれば至極当たり前のことではあるものの、W杯予選ですから、やはり寂しいもの。

 

スペイン代表ですら、サッカー協会は凄い勢いで営業をかける位ですから、その熱量が足りない、サッカー協会の殿様商売的なスタンスも原因だとは思いますが、個人的には、質の低い、騒げば良いという地上波やAbemaのスタンスは嫌いですし、真にサッカーが根付かない大きな壁になっていると思うので、これが良い契機になればという気持ちもあります。

 

実際、DAZNの最終予選は良かったですし…何が良かったかと言うと、解説の質は勿論ですが、地上波では、相手チームの特徴や選手について殆ど触れないことも多く、カメラアングルやアナウンサーのテンポも、サッカーのそれでは無いことも多いので…特にアナウンサーは、某TBSは酷すぎて無音にすることは最早デフォルトだったりします。

 

なので、1度専門チャンネルを観ると、地上波には戻れない感覚になるだけに、これはこれで良いのですが、1強だったDAZNも収益性の関係からコンテンツの薄さが最近目立ちますし、テレ朝系のAbemaも、W杯でブレイクするかと思いましたがイマイチ、パッとせず…

 

日本の最大の問題は、こういう状態になった時、コンテンツが無数に分散して、結局、今回の様な事態に対応出来ないだけでなく、分散化し過ぎて、結局はエンドユーザーの金銭的な負担が多くなること。

 

最終予選時にDAZNがやっていましたが、間口として、ワンコインくらいで楽しめる感じになるのがベストなだけに、地上波に最後までこだわって地団駄を踏んでいるサッカー協会には、そういう観点で営業を頑張って欲しいんですけどね…

 

我が家は狭い家ですが、それでも部屋それぞれにテレビが有るものの、私の周囲では、最早テレビを持っていない世帯の方が多いのではと思うくらい、テレビ離れが進んでいますしね。

 

と言うことで、年明けのアジア杯も、基本はDAZNでの配信のみ、地上波でやる試合は相当限られるので、楽しみにされている方はどうぞご注意を。

 

そんな訳で今晩は久々に中東の放送局に繋いでのネット観戦になりそうです。

俊輔がセルティックにいる時や、それこそ、チャンピオンズリーグなんかは、カクカク止まる小さい画面に必死で喰らい付いて観ていましたから、まだスマートフォンなんてものは無い時代、懐かしいものです。

 

当時は、そういう裏まとめサイト何かがあって、串を差して見られるかどうかなんてやっていましたが、今はそんなことも必要なさそうですが、キックオフ30分前辺りから、色々と探そうと思います。

 

さて、競馬の話題では、11月下旬恒例、社台SSが来年の種付け料を発表しましたね。

 

(社台SSのHPから拝借)

 

 

キタサンの2000万円は驚きませんが、スワーヴの200万円→1500万円には驚きましたね。

 

500万と思っていましたが、その3倍ですか…個人的には、この種牡馬、母系のピラミマの血がどうにも「軽く」思えて、仕上がり早でも成長力は…と思っていましたが、牧場側の評価は全然違うようですね💦

 

思えば彼がスタッドインしたのも、ディープ、キンカメの急逝を受け、現役続行から一転でしたから、どうしても代打イメージが払拭出来ていませんが、これはしっかり頭の中を切り替えなくてはいけなそうです。

 

触れたい点は沢山ありますが、残念でならないのがサトノダイヤモンドとリアルスティール2頭のブリスタへの移動。

 

コントレイルという大エースこそいるものの、個人的には、ディープ直系の産駒に魅力を感じなくなって久しい中、牡馬と牝馬でキャラの違う前者と、ミエスク牝系故に多種多様な産駒が出ることを期待した後者、それぞれ大事にされると思っていたのですが、2世代目のデビュー直後でこれですから、感情論では語れない世界だなと改めて感じました。

 

その中、コントレイルは産駒デビュー前どころか当歳産まれたばかりでもしっかり値上げしてきていますから、そういうことなのでしょう。

 

出来れば来月牧場見学をしてこの辺の詳細を聞ければと思っていますが、まだ1歳の支払いを終える前にもかかわらず、もう来年度に向けての動きを少しずつ追わなければならない季節がやってきたという感じもしますね。

 

それでは、本題。

 

1歳馬で唯一触れていなかったのが、ラドラーダの22(牝・父キズナ)。

コントレイルと双璧を成す、現在のディープの最有力後傾種牡馬であるキズナ産駒にあって、世代屈指の好配合馬である彼女。

 

今年出資した5頭のうちで唯一、スロースタートとなっていますが、馬体重以外は全く問題なく、順調に育成が進んでいます。

 

 

 

23/9/26  NF早来
20日にNF早来へ移動しました。

23/9/29  NF早来
馬体重:423kg 
NFイヤリング在厩時は、順調に夜間放牧を継続しながら洗い場や鞍付け馴致を行っていました。放牧地では力強さを感じさせるフットワークを見せながら、時に俊敏さも覗わせていました。これから運動を重ねることで更なるパワーアップが期待されますが、バランスのとれた好馬体は現状でも目を引くもので、気の強さを見せるものの人の指示には従順であることから初期馴致は問題なく進めることができました。現在は育成厩舎へ移動して間もないことを踏まえて、状態チェックと新しい環境への慣らしをメインに行っており、様子を見ながら順次ロンギ場での馴致を取り入れていく考えです。

23/10/31  NF早来
【馬体重:413キロ】鞍付け馴致等は問題なくこなし、現在はロンギ場での騎乗馴致を進めています。乗り運動を進めていることでボディコンディションは良く見せているので、今後本格的な乗り運動を開始することで筋肉量を増やし、全体的に幅が出てくることを期待したいと思います。様子を見ながら周回コースで調教を進めていくつもりですが、先々のペースアップをスムーズにできるよう、ハミ受けや手前の変換などを丁寧に教え込み、併せて基礎体力の向上にも努めていきたいところです。

 

9月末には420㎏台をキープ出来ていた馬体重はここで1回リセット、413㎏まで落ちました。

ただ、募集時、そして中間コメントでも、キズナ×クリスエス×ウインドインハーヘアの配合どおり、中身が詰まった印象のコメントが出ているので、全く問題はないと思います。

 

今月末の更新でおそらく坂路入りのコメントが出ると思うので、そこでの感じがどうかですが、仕上がり自体は早いかもしれませんが、決して早目からという馬では無いだけに、マイペースに進めて行って欲しいと思います。

 

同馬が一般枠まで残った最大の要因はサイズだと思いますが、決して切っても切れないと思うのが、種牡馬レイデオロの近親であるという点。

 

種付け料は200万円減の500万円、昨年はデビュー前にもかかわらず100万円増額の700万円でしたから、牧場側からすれば、期待外れという言葉を使わざるを得ない現状かもしれません。

 

ただ、馬券的には、特徴が分かりやすく、

 

 

 

距離と馬場状態という指標では、一目瞭然。

 

ウインドインハーヘアの持つスタミナ色が強く出ているため、2000mでの勝率が高い、複勝率ではなく勝ち切る強さがあると言う点は、これから2000m超の番組が増える中では大きなアドバンテージになって来そうです。

 

1800mでは2,3着っも多いものの、1600mは2,3なし、1200mは馬券圏内無しというのも、実に潔い感じです。

 

そして、馬券的に妙味が凄いのが、重馬場の芝、単勝回収率500%超えという驚異的な数値です。

これは間違いなく、父キンカメの影響ですね。

 

残念ながら、牝馬は未だ未勝利なだけに、馬券的にもそうですし、一口的にも、この辺りをどう見るかは、厳しい面があるものの、最も稼げる芝中長距離カテゴリで強みが有るのは、激戦の短距離カテゴリの種牡馬に比べれば、配合面も含めての伸びシロ

は大きいと思うものの、サトノダイヤモンドがそうであった様に、このカテゴリはウケない時代ですからね。

 

今週復帰予定のレイデオロ産駒の愛馬ゴーディアンノットも脚の遅さが分かっているだけに、寧ろ得意条件が限定されるという点では安心していますが、これから冬が過ぎ、春を迎える頃には、産駒傾向がどうなっているか。

 

これからも注視してみたいと思います。

 

それでは。