京都7Rダ1400mに出走したナビエストークスですが、スタートもまずまずで道中は4番手前後を追走。
勝負所で外から先頭に並びかけるも、直後から耳を絞り首を上げ、鞍上に反抗する素振りを見せ始め、そのままズルズルと後退。
デビュー以来最悪、勝ち馬から2.5秒離された14着に敗れました。

う~ん、正直もう少しやれると思っていただけにショックは大きいですね。
調教師は次はダ1200mで、少し間隔を開けるために短期放牧を挟むと言っていますが…
降級後の出馬ラッシュが見込まれるだけに、この短期放牧は仕方ないですが、できれば、この気性をどうにかする工夫を在厩のまま模索して欲しかったですね。

これだけ気性が悪くなったのも、元はと言えば落馬の後遺症、そして度重なる入厩と短期放牧の繰り返し、おまけに地方転厩に、中央再登録時の転厩という目まぐるしい環境変化の影響のせいによるところが大きいでしょう。

外厩任せだった古賀慎厩舎と同じように、外厩で仕上げて入厩して10日で出走し、またすぐ放牧というのは、厩舎の方針と言えど出資者としては、納得がいかない、と言うより寂しい思いがします。

最安馬のフェリスが、一口の喜びを教えてくれている1頭だとするなら、素質の片鱗を見せながら、ズルズル後退して行くナビエを見続けていると、一口の厳しさや辛さを十二分に感じることができて、出資1世代目としては良い勉強をさせて貰っていると言えるでしょう。

この辛さの何処かに出口があることを祈って、次への希望を捨てずに信じて待ちたいと思います。