ここ数日、忘年会だったり電車の遅延に巻き込まれたりで、まともな時間に帰宅していなかったので、更新滞っていましたが、ようやく時間が取れました(^^;

…という訳で、1週間の空白を埋めますか。
フェリスホイールの軌跡その2です。

鞍上に福永祐一騎手を迎えた8月8日小倉5R(芝1200m)。
3枠6番からなかなかのスタートを切ったフェリスの最初の試練は外の馬から被されること。
しかし今までみたいに頭を上げてズルズル下がることもなく、むしろ掛かる位の手応えで道中6番手を追走、4コーナーで進出を開始し、直線は早めに抜け出した1番人気のニシノアンクレットの内を追い上げるも最後は逆に突き放されて2着。

走破時計の1:09.0は正直物足りないものでしたが、今までの競馬を考えれば、上出来も上出来。
スタートが良いことは今までの競馬から想定内でしたが、外から馬が来ても怯まなかったこと、もたつき加減のコーナーリングも鞭が入ったものの無難にこなし、何より最後まで諦めずに、首が上がるのも我慢して、最後まで伸びたこと。
休み明けも考慮すると、次走への展望が開けた…いや、この時点では、何とか首がまだ繋がったという表現が正直なところでした。

それは、出走経験5戦以内、前走5着以内のいずれかの条件を満たした馬のみ、1回だけ出走が許される9月2週目から1ヶ月間限定で行われる、中央競馬最後の未勝利戦、通称「スーパー未勝利」。
ここまでに8戦を消化していたフェリスは、9月の1週目までに行われる未勝利戦で最低5着以内に入れなければその場で引退、仮に次走で5着以内に入っても、一発勝負のスーパー未勝利に勝てなければ、そのまま引退が決定します。
しかもスーパー未勝利は通常の未勝利戦の半分程度しかレース数しか無いこと、しかも1200mの条件は開催を通してゼロ。

ここで2着に入ってくれましたが、相対的に見て次走の好走が保証されるほどの内容ではなかったというのが正直な感想だったこともあり、次走への期待2不安8といったところだったでしょうか。

それでも、勝ち上がることはかなり前から諦めかけていただけに、この好走は本当にうれしかったですね。所有馬初めての連対でしたし。

そんなフェリスの続戦は8月29日の同じ芝1200m、鞍上の祐一を迎え入れるために、わざわざ30日の牝馬限定戦を蹴ってまで挑んだレースは…

長くなったので、またもやで申し訳ありませんがまた今度に(^^;
次で終えますm(__)m