38w1d当日。

今日のミッションは明日の計画無痛分娩に向けて、バルーンで子宮口を開いていくこと。



 

起床時の血圧は140/87。

緊張するね〜などと看護師さんと話しながら、いつも通り朝ごはんを病棟の自分のベッドでいただきました。

 

 

その後、待てど暮らせど誰もこない…。

9時の回診で主治医の先生に「あれ?まだいらっしゃるの?」と発見してもらい、その後すぐに車椅子のお迎えがきました。

この部屋には帰ってこないので(入院していたのは妊婦用のエリア)、荷物を全てカートに入れていよいよ分娩エリアへ。



分娩エリア(と勝手に呼んでいる)には、お産をするための分娩室、お産を待つための陣痛室(個室)、陣痛&リカバリールーム(大部屋)がありました。

車椅子でそのまま分娩室に入り、20分ほどモニターに繋がれます。

NSTで繋がれる胎児心拍数モニタリングのあれです。お産の間はずっとこれに繋がれたままになります。

(NSTの時は「ノンストレステスト」の名前通りストレスのない状態ですが、お産になるとストレスかかりまくりなので針が大きく振れて、陣痛中は上に振れたまま戻ってこなくなります…陣痛中に友だちにLINEで教えてもらいました笑)



その後、夜勤明けの主治医の先生が来て内診で子宮口の熟化(やわらかく広がる)具合をチェック。




もうこの内診が痛いのなんのネガティブ




よく「内診グリグリ」と言われるあれです。

膣内に指を挿れて子宮の入り口まで触診…。「子宮口◯㎝開いてる」は先生の指が何本入るかで判断しているそうな…。

さらに、状態を確認しながら先生は赤ちゃんの頭を卵膜越しに触ることができるそうです…ひぇ…。

赤ちゃんもびっくりだろうに…



まぁまぁやわらかくなってるそうですが、今日生まれるようなアレではないとのこと。

その後、器具を挿れられ、風船(ミニメトロ)を入れる処置が施されました。

途中痛くないか、大丈夫かと何度も確認してくれますが、内診が泣くほど痛くて心折れてしまったのでバルーンなんてもうどうでもいい感じ…。



お股からベローンと何かが飛び出た状態のまま(おもり?)、10時半頃にリカバリールームへ移動。

部屋には陣痛がきているらしい妊婦さんが2人いました。

感染症対策で陣痛中は家族の立ち会いはできないため、個室の陣痛室ではなく大部屋で管理しているようです。





ベッドで横になるとだんだんと生理痛のような痛みを感じるようになりました…。


「これが陣痛かぁ…真顔


と懐かしい痛みを噛み締めつつ、音楽を聴いたり本を読んだりしながら、複数の友だちといいよだよー!とLINEで会話して過ごしていました。




が、次第に強くなっていく痛み…。

痛くなったりひいたりをくり返すのですが、痛くなるとスマホを触る手が止まるようになりました。

その様子を見た助産師さんが「今日お産きちゃうかもね」と縁起でもないことを凝視


昼食の頃には、痛みのせいで食欲が行方不明。

ひどい生理痛でお弁当が食べられなかった学生時代を思い出します…。


万が一今日のお産なら、昼食を食べなければ麻酔をしてくれるのかと聞いたところ笑顔で横に振られる首凝視凝視


それならば体力つけて耐えなきゃと、5分間隔でやってくる痛みの引き際に駆け込むように食事をとりました。



この時点でお腹の張りの波は不規則で、バルーンの刺激による張りであって抜いたら落ち着いてしまうかも…でもしっかり張ってるね〜とあいまいな感じ。

もしも本当の陣痛につながったとしても、初産婦だし深夜のお産かなぁとのこと。



14時を過ぎる頃には痛みがかなり強くなって、スマホを触れなくなりました。

室内にあるお手洗いに行くためにモニターを外してもらったところ、痛みがくると歩けなくなってしまうほどにネガティブ



誘発ってこんなに痛いの????って泣きそうでした。

たかだかベッドから10歩も離れていないお手洗いに行って帰ってくるのに15分近くかかる始末。途中、お手洗いでナースコールするか悩んだくらいですオエー




思いの外、長くなったので続く。