【消えた原付】 第4話 ~迷惑~
のつづき
イライラがMAXな嫁と2人で、警察署の中へと向かった。
大家に、会計課へ行くように言われていた。
が、すでに時間外だったようで、窓口が閉まっていた。
近くにいた婦警さんに聞くと、当直の窓口へ行ってくれと。
そこには、6~7人くらいの警察官がいた。
自分達が近付くと、1人の警察官が、 どうされました? と聞いてきた。
理由を説明する為に、最初はオレが話始めた。
オレ) 実は、ウチの原付が無くなったんですよ。
警) 盗まれたんですか!?(゚д゚)
オレ) い、いや、そうじゃなくて・・・ここにあるんです(汗
警) ・・・はぃ?(゚д゚)
どうやら、全く話が通じていないようだ・・・
全ての経緯(いきさつ)を話さないといけないらしい。
と、今までの経緯を言おうとしたら、横から興奮した嫁が
嫁) 原付のナンバープレートが無くて、大家・・・
警) ナンバープレートを取られたんですか!?(゚д゚)
全く話が進まない・・・そして噛み合ってない・・・(-Д-;)
嫁は・・・
解約してナンバープレートが無いまま放置していたら
大家が勝手に警察呼んで、この警察署に持っていかれたコトを伝えようとしたらしい・・・(汗
オレ) ちょ、ちょっと黙っててくれ・・・(汗
と、興奮した嫁を無理矢理黙らせ
今までの経緯を警察官に説明し、理解してもらった。
すると、委任状の手続きをするよりも
業者に今すぐ来てもらった方が、引渡しが手っ取り早いと言うことで
再びバイク屋に電話し、来てもらう事に。
ホント、いいバイク屋のオジさんだ(泣
オレがバイク屋に電話している間に、嫁は警察官に何かを言っていた。
嫁) どぉして確認もせずに、勝手に持って行ったんですか!!
納得出来ないんですけど!!(`Д´#)
警) 大家さんの要望でしたから・・・
その警察官も仕方なかったんじゃないですかねぇ・・・(汗
対応してくれたその人が、原付持って行った警察官じゃないから
そんな返答になると思う・・・(汗
それでも、文句を言えたコトで、嫁は多少すっきりしたらしいw
バイク屋のオジさんを待ってると
入口から原付を押しながら、職員の人が入って来た。
約1日ぶりに、オンボロ原付との会う必要の全く無い再会・・・
涙よりも笑いが込み上げて来たww
そして、バイク屋のオジさんが到着し
オンボロ原付を引き渡した。
そんなオンボロ原付との思い出・・・
パンクもしたし、燃料ゲージが見えなくて、何度もガス欠した・・・
そして、最後まで手の掛かるヤツだった・・・_| ̄|○
その日、やっと新しい原付を歓迎する事が出来た。
ただ・・・
やっぱり、なんだかスッキリしない・・・(汗
~完~
ご清聴、有難う御座いましたw