【消えた原付】 第3話 ~真相~
のつづき
玄関を開けると、そこに大家が立っていた。
謝りにでも来たのだろう。
そう思っていると、謝罪の言葉の後に、大家はこう言った。
昨日はごめんなさいねぇ・・・
それで、警察に電話したんだけど
持ち主が分かった場合は
取りに来てもらわないといけないらしいのよ・・・
・・・はぃ?(-Д-)
続いて大家は・・・
あのまま黙ってたら、警察が処分してたんだろうけど・・・
それで、こちらに持って来るには
持ち主の確認をしないと、持ってこれない決まりみたいなのよ・・・
委任状とかの手続きすれば、業者が取りに行けるらしいのよ・・・
そりゃそ~かも知れんが・・・
勝手に持って行っておいて、取りに来い??
警察も警察だ・・・
事情が分かってるなら、決まりとかどぉこぉ言う前に・・・
ちゃんと返すのが筋だろ!!(ノ`Д´)ノ~┫:・’∵:.┻┻
しかし、行かないわけにはいかなさそうな感じだ・・・あぁ面倒臭ぇ・・・(-ω-;)
とりあえず、バイク屋に電話し、今までの経緯を話した。
処分はしてくれるとのコト。
あとは、委任状の手続きを済ませて連絡すれば
バイク屋が取りに行ってくれるとのこと。
ホント、いいバイク屋のオジさんだ(泣
その後すぐに、嫁と警察へ向かった。
そんな車の中・・・
嫁のイライラはMAXに達していた・・・
勝手に持っていかれたコトにも・・・
勝手に持って行っておいて、取りに来いと言われたコトにも・・・
警察へ向かう車の中で、嫁はずっと呟いていた・・・
なんで、私達がこんな面倒なことしなくちゃならないの!!
絶対文句言ってやる!!(#`Д´)q
そんな嫁を乗せたまま、警察に到着。
そして、この警察署で・・・
警察官とオレと嫁との、壮絶な闘いがなされるコトに・・・
~つづく~
そして次回・・・ついに、感動(?)の最終話w