劇団とっても便利のブログ2.0 -20ページ目

劇団とっても便利のブログ2.0

京都のミュージカル劇団、劇団とっても便利の公式BLOG★

1月21日と28日、それぞれ22時から、尼崎のラジオFMaiaiのIn the Pocketに出演しています。
尼崎市にお住いの方、またはListenRadioでネット上でもお楽しみになれます。
先日、司会の高見浩之さんと楽しく収録させていただきました!

ラジオ
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年の劇団とっても便利は、初の海外公演となるパリ公演を敢行。
ジャパン・エキスポでの1万人のステージで、歌・洋舞・日舞・殺陣を披露させていただきました。

近年は、『太秦ライムライト』の製作・公開に勤しんでおりましたが、
今年は、原点に戻ってミュージカル公演を予定しています。
また、団員のほぼ全員が出演しております映画『あのひと』(山本一郎監督/ミンスク国際映画祭審査員特別賞)が、
初夏にユーロスペースを皮切りに全国公開することが決まっています。

2016年の劇団とっても便利にご期待ください!
今年も皆さまにとりまして、素晴らしい一年でありますように!
2015年のしめくくりに今年の劇団とっても便利の主な仕事

1月 雑誌「東京グラフィティ」のチャップリン特集に大野裕之・多井一晃らがコメント掲載。
1月27日 前原誠司代議士新年会で大野裕之・多井一晃らが『太秦ライムライト』についてスピーチ。
3月1日 おおさかシネマフェスティバルで『太秦ライムライト』特別賞受賞。大野裕之、中島ボイルが授賞式に出席。
5月15日 池袋の新文芸坐で『太秦ライムライト』上映記念舞台挨拶。
6月8日 『太秦ライムライト』が、ドイツのニッポンコネクションで、最優秀作品賞「ニッポンシネマアワード」受賞。
6月21日 テレビ朝日「サンデースクランブル」のチャップリンと日本特集に、ユージーン・チャップリンらとともに大野裕之出演。
6月25日 大野裕之の著書『チャップリンとヒトラー メディアとイメージの世界大戦』(岩波書店)出版

7月2~5日 パリのジャパンエキスポにて、1万人収容のメインステージ(ICHIGO STAGE)、800人収容の文化ステージ(SAKURA STAGE)、京都市ステージなどで、太秦ライムライト/劇団とっても便利のパフォーマンス8公演。劇団にとって初の海外公演となる。
7月5日 パリのジャパンエキスポの4000人の劇場YUZU STAGEにて、『太秦ライムライト』フランス・プレミア上映。チャップリン孫のチャーリー・シストヴァリスさん、劇団とっても便利の鷲尾直彦・中島ボイル・多井一晃・佐藤都輝子・上野宝子・彩ほのか・大野裕之が舞台挨拶。

7月5日~8月1日 音楽劇『ライムライト』公演初日(東京・シアタークリエ、石丸幹二主演・荻田浩一演出・大野裕之上演台本)その後、大阪・シアタードラマシティなど全国公演。
7月18日 映画『チャップリンからの贈りもの』公開。劇場パンフレットを執筆。
7月19日 テレビ東京「1番じゃなくっていいじゃない2」に大野裕之出演。高野虎市について語る。
7月21日 恵比寿ガーデンシネマにて、石丸幹二さんと、映画『チャップリンからの贈りもの』公開記念舞台挨拶。
8月2日 上越市の高田世界館で『太秦ライムライト』上映に際して舞台挨拶。
8月 キンダーフィルムフェストで、劇団とっても便利団員がライブ吹き替えで声優出演。佐藤都輝子が、歌を披露する。
9月5日 劇団とっても便利メンバーほぼ総出演した映画『あのひと』(山本一郎監督)が、京都みなみ会館で先行公開。団員らで舞台挨拶。ちなみに、株式会社とっても便利にとって、初の配給作品となる。
 「第一回うずまさ映画祭」初日シンポジウムに、二之湯真士さん、榎望さん、山本一郎さんらと登壇。
9月6日 『あのひと』舞台挨拶@京都みなみ会館
9月12日 『あのひと』舞台挨拶@京都みなみ会館
9月13日 『あのひと』舞台挨拶@京都みなみ会館
9月22日 小田原城で行なわれた小田原映画祭の『太秦ライムライト』特別上映に際して、福本清三さん、合田雅吏さん、阿藤快さんらとともに、大野裕之舞台挨拶。
9月27日 NHKラジオ第一放送「著者に聞きたい本のツボ」大野裕之出演。
9月28日 『太秦ライムライト』アメリカのアーカンソーで初上映。大野裕之がビデオで舞台挨拶を行なう。
10月 キネマ旬報10月下旬号に、ドキュメンタリー映画『チャーリー・チャップリン ライフ・アンド・アート』について、エッセイ「いま、君はみんなの中心にいる」を執筆。
10月19日 映画『あのひと』、外国特派員協会で特別上映。山本一郎監督、榎望プロデューサーとともに記者会見。
11月11日 大野裕之、著書『チャップリンとヒトラー メディアとイメージの世界大戦』で、第37回サントリー学芸賞(文学・芸術部門)受賞。
11月13日 劇団とっても便利団員ほぼ総出演した映画『あのひと』が、第22回ミンスク国際映画祭で特別賞受賞。山本一郎監督らとともに多井一晃が授賞式に出席。
12月14日 第37回サントリー学芸贈呈式(@東京・ホテルニューオータニ)。

今年も一年、ありがとうございました!
やはり、今年は、初の海外公演であるパリ公演!
結成20周年の年に、パリの1万人のステージで公演できましたこと、皆様の普段からの応援のおかげと深く感謝しています。
来年は、国内での公演も予定されています。
新しい年もどうぞよろしくお願いします!
皆様良いお年を!
<本日発表となりましたプレスリリースです>

織田作之助が書いたとされる幻の脚本を映画化した
山本一郎監督長編映画デビュー作『あのひと』
第22回ミンスク国際映画祭で審査員特別賞受賞!

 第二次大戦末期の昭和19年に書かれた映画脚本『あのひと』が、2012年に大阪の中之島図書館で発見され、専門家によって文豪・織田作之助が書いたものと認定されたと報道されました(2012年10月13日付「産経新聞」ほか)。松竹大船撮影所で製作予定だったものが、おそらく軍部の忌避にあい、実現しなかった幻の作品です。
 ストーリーは、4人の帰還軍人が戦死した部隊長の遺児「小隊長」を育てているところから始まります。やがて、戦局が厳しくなり軍需工場に働きに出た帰還軍人たちの代わりに、今度は4人の女たちが住み込んで遺児を育て始める。「小隊長」を中心とした戦時下の奇妙な共同生活を、時にユーモラスに描く意欲作です。
 そんな幻の作品『あのひと』が、このたび、70年の時を超えて映画化! メガホンをとったのは、『武士の一分』(山田洋次監督)、『珈琲時光』(侯孝賢監督)など数々の傑作のプロデューサーを務めてきた山本一郎。本作が長編監督デビューとなります。織田作之助の脚本を一字一句変えず、独自の解釈であえてモノクロ/スタンダード・サイズを採用し映像美を追究。カメラマンに佐々木原保志(『その男、凶暴につき』『ゲゲゲの鬼太郎』他)など映画界を代表するスタッフが結集し、山本一郎監督の世界観を映像化しました。
 出演は、田畑智子、神戸浩、『太秦ライムライト』を製作した大野裕之率いる劇団とっても便利のメンバーに、福本清三、峰蘭太郎ら。撮影は、2013年夏に、京都の松竹撮影所で行われました。
 このユニークな作品『あのひと』が、このたび、ベラルーシ共和国で11月6日から13日まで開催された、東ヨーロッパ・中央アジア最大の映画祭である第22回ミンスク国際映画祭にて、異例の2つの審査員特別賞を受賞!

「映画を信じることの奇蹟、人生を信じることの奇蹟への特別賞」
「日本映画の伝統へのこだわりに対しての特別賞」
 を受賞しました。

初監督作品が、国際映画祭で二つの特別賞という異例づくめの快挙です!

【山本一郎監督・受賞の言葉】
「とても光栄です。京都の松竹撮影所で撮影できた事が良かったです。20年以上前のことですが、そこにあった、KYOTO映画塾に感謝しています。「あのひと」に参加して下さった皆さま、ありがとうございました。」

 山本一郎監督作品・織田作之助の脚本とされる映画『あのひと』は、
 近日、東京・渋谷のユーロスペースにて公開予定です。

【概要】
 映画『あのひと』 87分 モノクロ/スタンダード (C)2014山本昆虫
監督:山本一郎(プロデューサーとして『武士の一分』(山田洋次監督)、『珈琲時光』(侯孝賢監督)を担当)
脚本:織田作之助(推定)
プロデューサー:榎望(『日本のいちばん長い日』『駆込み女と駆出し男』他)
出演:田畑智子、神戸浩/大野秀典、多井一晃、彩ほのか、鷲尾直彦、杉山味穂、中島ボイル、上野宝子、大野裕之、川嶋杏奈/林基継、橋本一郎、上西雄大/福本清三、峰蘭太郎 他
 公開劇場:ユーロスペース(近日公開)ほか 
配給:劇団とっても便利

【一般からの問い合わせ先 および 配給・宣伝・宣材についての連絡先】
劇団とっても便利(担当:大野) info@benri-web.com 電話:090-6232-7818

受賞式に出席した山本一郎監督(左)、出演の多井一晃(右)
受賞

映画祭関係者たちと。
5人

授賞式での山本一郎監督のスピーチ
スピーチ

審査員特別賞発表の瞬間
発表