バガヴァット・ギーターとは | トトロロの日々のブログ

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日常の日記です。
2020年3月に出産して直腸膣瘻になりました。
9回手術しました。 
同じ疾患の方々のブログに救われました。私の経験も参考になるかも知れないので、色々な病気等、直腸膣瘻の手術、入院、術後1~2ヵ月までの具合や通院、受診の様子も書き記しています。


前回の記事にバガヴァット・ギーターと普通に書きましたが、知らない方もいらっしゃるかも知れないので、補足がてら少し書こうと思います。


簡単に説明すると、インドで多数派を占める(10億人驚きハッ)ヒンドゥー教の聖典です。インド人ならほぼ全ての人が知っている物語だと聞きました。

因みにインドの人口は14億2860人らしいです驚き



下記はバガヴァット・ギーターの詳細になります。



『バガヴァッド・ギーター』(サンスクリット語: श्रीमद्भगवद्गीता、 Śrīmadbhagavadgītā、 発音 [ˈbʱəɡəʋəd̪ ɡiːˈt̪aː] ( 音声ファイル))は、700行(シュローカ) の韻文詩からなるヒンドゥー教の聖典のひとつである。ヒンドゥーの叙事詩『マハーバーラタ』第6巻にその一部として収められており、単純にギーターと省略されることもある。ギーターとはサンスクリットで詩を意味し、バガヴァンの詩、すなわち「神の詩」と訳すことができる。


『バガヴァッド・ギーター』はパーンダヴァ軍の王子アルジュナと、彼の導き手であり御者を務めているクリシュナとの間に織り成される二人の対話という形をとっている。兄弟、親族を二分したパーンダヴァ軍とカウラヴァ軍のダルマ・ユッダ(英語版)(Dharma-yuddha、同義的に正当化される戦争)に直面したアルジュナは、クリシュナから「躊躇いを捨てクシャトリヤとしての義務を遂行し殺せ」と強く勧められる。このクリシュナの主張する戦士としての行動規範の中には、「解脱(mokṣa)に対する様々な心構えと、それに至るための手段との間の対話」が織り込まれている。


『バガヴァッド・ギーター』は、バラモン教の基本概念であるダルマと、有神論的な帰依(バクティ)、ヨーガの極致であるギャーナ・ヨーガ、バクティ・ヨーガ、カルマ・ヨーガ、ラージャ・ヨーガの実践による解脱(モークシャ)、そしてサーンキヤ哲学、これらの集大成をなしている。


いままでにいくつもの注釈書が書かれており、『バガヴァッド・ギーター』の教義の本質に関して様々な角度から語られている。 その中でもヴェーダーンタ学派の論評者はアートマンとブラフマンの関係を様々に読み解いている。そして戦場という『バガヴァッド・ギーター』の舞台は、人間の倫理と道徳上の苦悩を暗示していると捉えられてきた。


『バガヴァッド・ギーター』の提案する無私の行為はバール・ガンガーダル・ティラクや、マハトマ・ガンディーを含む多くのインド独立運動の指導者に影響をあたえた。ガンディーは『バガヴァッド・ギーター』を「スピリチュアル・ディクショナリー」と喩えている。



物語


叙事詩『マハーバーラタ』では、クル族の王ドリタラーシュトラ(Dhritarashtra)の側近であるサンジャヤ(Sañjaya)がビーシュマの死を告げるために戦場から戻ると、『マハーバーラタ』の戦いについて詳細に語り始める。『バガヴァッド・ギーター』は全体を通してこのサンジャヤの回想という形をとっている。『バガヴァッド・ギーター』はこの物語の山場であるクルクシェートラの戦いの直前から始まる。パーンダヴァの王子アルジュナがその戦場にて、彼の敵が彼の血縁者であることを、最愛の友であることを、崇敬する師であることを思うとき、彼のこころは躊躇いで満たされてしまう。アルジュナは、彼の駆る二輪戦車の御者であり導き手であるクリシュナに助言を求める。神の化身であるクリシュナはアルジュナの混乱と葛藤に答える形で、彼の持つ戦士として、王子としてのダルマ(義務)について説明し、様々な哲学的な概念について詳細に語る。



ヨーガ


『バガヴァッド・ギーター』ではヨーガは究極の実在、あるいは「絶対」との融合という文脈で用いられている。ゼーナー(Robert Charles Zaehner)は彼の注釈書の中で、ヨーガの根本的な意味は「くびきをかける」、あるいは「準備をする」だと記している。彼は「ヨーガ」という語を「スピリチュアル・エクササイズ」という意味で捉えることが様々なニュアンスを伝える上でもっとも適切なのではないかと提案している。

シヴァーナンダ(Sivananda)は注釈書で、「アルジュナを一段また一段と梯子の桁を登らせていくうえで」ギーターの18の章は革新的な秩序をもっていると語っている。影響力のある評論家マドゥスーダナ・サラスヴァティ(Madhusūdana Sarasvatī)はギーターの18章を6章ずつ3つに分割した。スワミ・ガンビラーナンダ(英語版)はマドゥスーダナのそのシステムに対し、カルマ・ヨーガ、バクティ・ヨーガ、ギャーナ・ヨーガを順番にたどるという観点からアプローチしている。

Wikipediaより抜粋

Wikipediaを読めば、ほぼ何でも調べることが出来ます。編集者さんありがとうございます。
知識が凄いです魂が抜ける

ダルマやモークシャなどは、また遠くない将来に書こうと思いますネガティブ

因みに私は何年か前にバガヴァット・ギーター(日本語訳版)を買いましたが、いつも後回しにして一向に手をつけれていません😓

確かこれです↓