voleです*ˊᵕˋ)੭
お越しいただき
ありがとうございます
できないじゃなくて「チャレンジしなかった」と自分自身に悔しさをぶつけたくない!
強い思いの今こそ、前に進むために頑張る!と、ここblogもですが、周りにも口に出して実行に移し始めました。
そのきっかけというか、精神的に辛い中、思い切って出かけた美容室〜1人散策が、成功体験となり、外にでることが出来ると確信できたのもあります。
そう決めても、精神的にはまだまだ不安定で、波が襲ってきて不安に襲われたり!どんと落ち込む時もきます。
その気持ちを払拭するためにも、再びお出かけチャレンジを決行しました!
訪看さんの支援と応援もあっての、チャレンジです!
県立美術館へ
佐賀県立美術館では、1月〜2月中旬まで「竹下夢二」展が行われていました。
九州初上陸の作品も多くあると宣伝されていて、行きたいなと思っていました。
しかし、移動支援の予約がなかなか取れないから…と諦めることにしていましたが、
人のせいにして諦めてる自分自身に腹が立ち、
自分で行けばいいやん!と奮い立たせて、チャレンジしてきました!
チャレンジ① 市営バス乗車🚌
決行したのは、水曜日の朝。
佐賀県は、1月と2月の全水曜日と日曜日、県内で下車するとバス運賃が無料となるキャンペーンが実施されています!
高速バスなど、一部無料とならない場合もありますが、バス会社関係なく県内全域で行われています。
例えば、福岡県で乗って佐賀県内で下車しても無料なんです!
嬉野温泉での日帰りだったり、唐津の呼子でイカ食べて帰ってきたりしても運賃無料なんですって!
元々、身体障害者手帳を出すと運賃は半額にしてもらえますが、「無料」って響きいいですよね〜
であれば、チャレンジする絶好の機会!と、
バスを利用する事にしました(^^)
☝️昨年、1度だけですが、ヘルパーさんとバスに乗って市役所まで行ったことがあるので、手順等は分かっていました。
玄関から外へは、電動車いすに乗ってヘルパーさんに出してもらって、1人でバス停へ向かいました!
外に出てからは、何かあったとしてもヘルパーさんに迷惑かけないように、マンション下で別れました。
もちろん、安全には十分注意して行きますが、出かけると決めたからには自己責任ですからね!
また、バスがダメだったらタクシー呼ぶと良いのだからと、移動手段には強くこだわらない、バスに乗れたらいいなあって気持ちで行きました。
バス停までは、300mほど直進すると着きます。
しかし、歩道は凸凹してるし大きな交差点も渡るため、車の少ない住宅地を抜ける裏道を通って行きました。
裏道は、以前ヘルパーさんと散歩などで何度も通っていた道なので、安心して移動できます(^^)
バス停では、3人おば様方が待っていらっしゃいました。
佐賀市営バスは、全ての路線が「ノンステップバス」なので、便を選んだり予約したりせずに車いすで乗ることができます。ありがたいことです。
バスが来ると、手を振って運転手さんに乗車することを伝えました。
車を停めると運転手さんが降りてきて、スロープを出してくれます。
今回乗ったバスは、バスの乗り口の床をスルスルと引き出して降ろし、それがスロープになるタイプでした。
車いすも運転手さんが押してくれます。
バスに乗って、正面の座席を窓側に折りたたんで空間を作った所が、車いすの場所となります。
車いすのブレーキをかけ、更に、前の座席の床の方からフックの着いたワイヤーを出して、車いすを固定されました。
時間がかかりますが、私の見える範囲では、乗客の方から嫌な空気を感じなくて、ホッとしました😮💨
運転手さん、乗客の皆さま、ありがとうございますm(_ _)m
降りる時にも、運転手さんに車いすを動かしてもらいます。
バス停〜バスセンター〜美術館と、1度乗り換えて行きました。
🚌 大きな窓から見る景色!
ワクワクが、抑えきれませんでした♡
バスから降ろしてもらうと、運転手さんが、
「(向かい側の)美術館へ渡るには、交差点よりも、バス停近くの横断歩道の方が、段差もほとんどなくて渡りやすいと思いますよ(^^)」と、教えてくれました。
チャレンジ② 市県立美術館「竹久夢二」展鑑賞
📸県立博物館側から
歩道から敷地内に入るために、段差がない所を探して少しウロウロしてしまいました。
しかし、これは必要なことです。
建物の外には緩やかなスロープが作ってあったので、安心して入ることが出来ました。
館内は、とても静かでした。
展示されている奥まで進み、受付を済ませます。
「竹久夢二」展は有料展示でしたが、身体障害者手帳を掲示すると無料で入ることが出来ました。
ありがとうございます。
中に入ると、びっくり!
展示室には、たくさんの人がいらっしゃいました!
皆さん静かに鑑賞されていますので、私も落ち着いて作品の世界に浸ることができます。
「あの、ご鑑賞中に失礼します。」
声をかけられて振り向くと、美術館の方でした。
「私共で何かお役に立てることがありましたら、お気軽に声をかけてください(^^)」
優しく笑顔で声をかけていただきました。
ありがとうございます(*^^*)
特にお願いすることは浮かびませんでしたが、この一言をいただいたおかげで、気持ちが楽になりました。
撮影OKなので、写真も残すことにしました。
作品は、パンフレット番号によると260もの掲示物があり、とても見応えがありました。
最後は、カードなどの販売もありましたが、疲れていたので購入する余裕がなくて、展示室から出ました。
↑写真では分かりづらいですが、
バス停にはベンチがあり乗り場がとても狭くて、車いすでは間に入ることが出来ませんでした。
道路との区切りの縁石もあるし、バスに乗るのは無理だとさすがに諦めて、タクシーを呼ぼうと考えました。
そこに、バスが来ました。
運転手さんは、私が乗車することを確認するとマイクを使って話されました。
「お客様へお知らせします。
バスは一旦ドアを閉めて、安全な場所まで移動してお客様を乗せます。」
声は、外までハッキリ聞こえました。
20〜30メートル弱でしょうか、縁石が切れたところでバスを再度停めて、運転手さんは私を乗せる準備をし、スロープを出して来てくれました。
そこへ、私の後ろから男性が声をかけられました。
「運転手さん! 僕もお手伝いしましょうか?」
運転手さん 「いやいや〜、大丈夫ですよ〜(^^)」
明るい声の掛け合いに、心が熱くなりました。
運転手さんや乗客の皆さんに、申し訳ないと思っていたのですが、感謝と嬉しさでいっぱいになりました。
バスセンターで降りる時には、乗車される方がたくさん待っていらっしゃいました。
そうだった!無料dayだと思い出して、しまった!と思いました。
運転手さんは、降ろす準備をされながら、
「先に降りられるお客様がいらっしゃいますので、お待ちください」と声をかけられます。
しかし声が届かず、乗り込もうとされる方もいらっしゃる中、
「ほらほら、車いすの人が降りて来るから、みんなまだ待って待って!」
1人のおばちゃまが大きな声で伝えてくれて、乗り込もうとする動きが止まりました。
スロープで通れるように開けてくれて、無事に降りることが出来ました。
運転手さんも、乗り込む人混みを抜ける所まで移動してくれました。
皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m
バスセンターでしばらく待って乗り換え、自宅方面へ帰りました。
佐賀市営バスの運転手さん、乗車のみなさん、本当にありがとうございました。
チャレンジ③ 星乃珈琲でデザート
「広いテーブルにご案内しますね(^^)」
奥のテーブルへ案内されました。
店内には思った以上に多くいらっしゃいましたが、薄暗いし皆さん気にもされないため、慌てなくてすみました。
とにかく、コーヒーのとてもよい香りに包まれて、深呼吸( *´﹀`* )
お腹も減っていたので、アップルパイのセットを頼みました。
星野珈琲のメニューを見てると、食べてみたいものばかり♬
次にまたゆっくり出かけて来ようと思います。
落ち着いてくると、疲れもあり、頭痛と背中や首なども痛みを強く感じてきました。
しかし、チャレンジ出来たことに大満足でしたし、またもや優しく温かい人々との出会いができて、幸せを感じました。
暖かくなってきたら、また時間を訪看さんと相談調整して、出かけて行きたいと思います*⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝*
── 追記 ──
🚌 バスに乗ってる時間は、20分ほど。
バスセンターまで約10分、乗り換えて美術館までも約10分。
キョロキョロしてる間に、着いてしまいました(*^^*)