今年も行って参りました。

魔女の瞳に逢いに。

どの山域もクマが元気そうですが。

この日は日曜で人がたくさん出ていたから

少しは安心ですね。

 

浄土平の湿原を抜けて

右の山のさらに奥が一切経山です。

 

森林限界の林をしばらく登ります。

このあたりは、途中水が小川のように流れている場所があるだけで

足場はそんなに悪くない。

 

小石が積み上げられている場所から振り返って見た吾妻小富士。

この積み石にどんな意味があるのかわかりませんが、

多くの場合は幼くして亡くなった子の供養です。

だからこれをわざわざ崩す人はめったにいません。

 

このあと一端平坦な場所に出ます。

 

酸ゲ平の分岐です。

右に行けば一切経山への登り道。

直進すれば鎌沼を回って振り出しに戻ります。

 

それでは、私の苦手なガレ場の急登エリアに参ります!

ここさー、、、っていうかガレ場ってそういうもんなのかもしれんけど
浮き石が多いんだよね。
だから足首や膝の関節に変な力がかかって結構ダメージが残るのです。
学生の頃はぴょんぴょん登った気がするけど、
脚の筋肉が退化してバランスが取りにくくなったのかもしれない。
なんか年齢を感じてしまう場所なんだよね。
 
登りはもちろんなんだけど
下りも全然侮れない。
ゆっくり行くしかない。

 

これはまだまだ楽な道。

勾配激しい場所では写真なんか撮ってる余裕なし。

 

もう命からがらひたすら登りまして

吾妻小富士が眼下に見下ろせる場所まで来ればあと一息。

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十歩進んで一休みみたいな這々の体でやっと地上に着きました。

 

とりあえず三角点ゲット。

 

ご褒美は青く澄んだ魔女の瞳です。(正式名称五色沼)

いつ見てもきれいだな~。

沼の向こうには雲海が広がっていました。

 

帰りは鎌沼を回って山を下ります。

 

素敵な木道の散歩路にはたくさんの高山植物が芽を出し花を咲かせてました。

 

姥ゲ原には可愛らしいチングルマの群生。

 

これはミネザクラでしょうか。

このあたりは今が春なんですね。

 

 

 

高山植物のピークは6月下旬~7月あたりで

もっとたくさんの種類の花が咲くみたいです。

 

浄土平は今が盛りのワタスゲです。

 

 

 

そして下山後のお楽しみ。

浄土平レストハウスでMAGUMAカレーをいただきました。

スパイスの香り高い、本格的なカレーでした。

 

それから、イカにんじんコロッケ。

皆さんが手に持ってたので気になって注文しちゃったんだけど

すごく美味しかった!

ビールがあったら最高かも。(飲めないくせに)

ま。消費した分は一瞬にして回収したって感じですね。

利息すらついたかも。

 

次は雄国沼のニッコウキスゲだな。