五 感 を 満 た す
ものづくり
トトリエ
[ totorier ** ]
奈良市で手芸・洋裁を楽しむ教室
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トトリエ洋裁教室にはミシンが全部で5台あります。
あと、1台買う予定です。
「え、そんなに居るの?」
て、思いますよね?
フツー。ミシンが1台でもあれば、服は作れるんじゃ無いの??
そう思いますよね。
まぁ、作れなくは無いのですが。
ヤッパリ、本格的に洋裁をやるとなると、そういうわけには行かはないのです。
今日は、トトリエ洋裁教室のミシンをご紹介します。
まずは「第1ミシン」とでもいいましょうか。
「職業用ミシン」と言われるものです。
パワーが強く、直線の縫い目が美しいミシンです。
上糸下糸、共に糸調子を調節出来ます。
2台目は、布の端を解けないように、かがる為のミシン「ロックミシン」です。
babylock「image」です。
最大4本の糸を使って布の端をかがると同時に余分な生地をカットしてくれます。
これがあるか無いかで物作りの質は変わります。
一気に「プロっぽく」なります。
薄っぺらな説明ですが、洋裁を始めると必ず
「家庭用ミシンの壁」
と
「ジグザグミシンの壁」
と言うものにぶち当たります。
そんな時の第1選択は、マシンを買う事。
ですが、そんな壁に当たったらまず、トトリエ洋裁教室に通って下さい。
このミシン、2つ買えば20万円以上はします。
いや、しました。
簡単に買えるものでは無いのですが、欲しいし、必要な物です。
そして、主婦の方は特に、旦那様に説明するのがとても難しい。
「え?なんでミシン2台もいるの?」
て、絶対に言われます(笑)
「3DSあるのになんでもう1台いるの?」
と同じかな?余談です
この二台のミシンを買ったのは、今から6年くらい前です。
結婚が決まって居たので、夫が結納品代わりに買ってくれたのです。
結婚の事なんて全くピンと来てなかったのですが
「私の好きな事をさせてもらう」
と言う約束で結婚したので
「私の好きな事するにはコレとコレが必要です。」
と言ってこの2つを買ってもらいました。
6年経ってようやく、本当に好きなことだけさせてもらえるようになった今、いい具合に使い馴染んで油も乗って。
絶好調です。
夫はおそらく、未だに何故ミシンが2台要るのかは解って無いと思うけど、
「教室構えるならあと4台くらいミシンが居る」と言った時の反応は意外で「それならば」と創業融資を受ける必要がある事に賛成してくれました。
結婚したばかりの頃は、ミシンを触るまも無いくらい朝から晩まで働いて何ヶ月もほったらかしていたけど、今はもうこの子達はウチの道具のリーダーと言うか、キャプテンの様な立場です。
「ようやく君達に本当の仕事をして貰える日が来たよ。」
と、毎日語り掛けながら手入れして使っています。
「洋裁はミシンとの対話です。」
と私はほぼ毎回、生徒さんに言ってます。
6年付き合うと、ミシンの声が聞こえるようになって来るのです(笑)
この話を実際に縫って居る生徒さんにすると
「あーなるほどー」
と皆様解ってくださいます。
面白いですよ🤣
以上
5台の内、2台の紹介でした。
後の3台はまた今度。