Mystic Space Noah

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基礎的な概念を学ぶ基礎編、より深く学べる専科コースを、オンラインラーニングプログラムで学べます。

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樹々の精霊たちの贈り物　古の物語を紡ぐブレンドハーブティー

古の物語からインスパイアされたそれぞれ１２種類のフレーバーを展開しています。

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☆Samhain（サーヴェン）セレモニー＆ワークショップ2023

こんにちは！樹々の精霊の語り部＆深緑の魔女、Nanna Satchaです☆

今日は立冬。

私が伝承している古代ブリトンの暦では、Samhain（サーヴェン）にあたります。

今年の新しい始まりのSamhain（サーヴェン）から、私も祝祭日のセレモニーを行うことにしました。スペースの都合から、一般に参加をする方を募集せずに、まずは、お弟子さんたちと共に１年のサイクルを祝い、自己の成長を促す機会とします。

日本時間では、本日１１月８日が秋分と冬至のちょうど中間点である「立冬」にあたり、Samhain（サーヴェン）の祝祭日となります。そこで、お弟子さんたちと共に、

☆祖先を敬うセレモニー
☆自己成長の種蒔きのワーク
☆Samhainクラフト（思いを込めるキャンドル）
☆火の意識の変容のセレモニー

といった内容でセレモニー＆ワークショップを行いました。

サーヴェンの色は黒と紫🖤💜。
そのテーマの色を取り入れた装いで参加していただき、また、セレモニーを行う祭壇への供え物をそれぞれに持ち寄っていただきました。

また、ちょうどこの時期に赤く実った、我が家のローズヒップを収穫し、アルターの供え物とした後は、参加者の皆さんに分けさせていただきました。

Samhain（サーヴェン）のお供え物として、伝統的なSoul Cake（ソウルケーキ）というお菓子や、収穫を祝う意味合いのナッツやドライフルーツを用意し、また、最後の収穫祭に合わせた飲み物として、リンゴのお茶や、Nanna Satcha Blendから、カイリアッハのお茶（エルダーフラワーとエルダーベリー）を用意しました。

Soul Cakeは、キリスト教の文化によって始まったものですが、そこに記した十字が「施し」であることを表すと同時に悪いものを寄せ付けないしるしであると考えられました。

16世紀頃のイギリスを中心に今のハロウィーンの起源となる「Souling」という習慣があり、貧困者や貧しい子供たちが、フルーツや飲み物、ソウルケーキを頂戴な…♪という歌を歌いながら、家々を巡り、余裕のある人々はこの伝統的なソウルケーキを施し用に用意し、分け与えました。

Soul、つまり魂のケーキと名付けられ、祖先の霊魂を偲ぶ意味合いにも関連付けられて考えられるようになりました。そこから、霊魂が施しを乞うために家々を回る様子を表すように、子供たちが蕪をくり抜いたランタンを手に、やがてはあの世の存在のように仮装をして練り歩き、施しを乞うようになっていきます。

これが、現代のハロウィーンの原型でした。

祖先たち、この世から旅立った大切な魂たちを

偲ぶ、祭壇なので、

オラクル＆タロットの「Ancestors」祖先たち　

のカードを飾っています。

自己成長の種蒔きのワークはご馳走食べながら

Samhainクラフト（思いを込めるキャンドル）

ワークで導き出した、新しい年への決意を込めて

思い思いのデザインと、意味から選んだオガムを

最後の火の変容のセレモニーは、自宅サロンから、近隣の焚火🔥のできる会場へと移動して行いました。

日没まであと30分ほど…という時間に到着し、平日でも沢山の焚火を楽しむグループの邪魔にならないように、端っこの方で…（笑）
焚火と祭壇を設置し、火の変容のセレモニーを行いました。🔥💜

自己成長の種蒔きのワークで、
自分にとって、もはや必要のなくなった、「手放すこと」を記した紙片を焚火にくべて女神へと捧げ、見返りに祝福を頂きます。そして、新しい一年を再生した自分として始めます✨。

次に、ワークで導き出した新しい年への決意を、
クラフトで作った、自分たちの１年の思いを載せたロウソク🕯を、それぞれに手にします。

手放すべきものを焼き尽くした炎🔥は、新しい年を照らす炎となり、その炎を分けて、それぞれのろうそくを灯し、新しい年への決意を口にします。

最後に、分けられた火が、自分たちの道を照らす光となることに感謝して、セレモニーを終えました。

焚火の炎が鎮まるまで、しばらく余韻と夕闇を味わう時間を過ごしました。✨😌

☆Samhain（サーヴェン）とは☆

ネオペイガンなどと呼ばれる、ケルト文化の継承者たちの概念は、実は、北欧やゲルマン（アングロサクソン）などの文化も融合されて現代に復興している傾向があり、一年のサイクルを８つの祝祭を祝う形で紹介されていることが多いのですが、純粋なる古代のブリトンにおける祝祭日の概念は少々違っています。

古代ブリトン（ケルト文化）の概念、ドルイドたちの概念は、太陽十字☀（Sun Cross）と呼ばれる、いわゆる分至点（二至二分とも言われる）を含まず、それぞれの分至点のちょうど真ん中にあたる十字（the Cross Quarter Days ＝ The Royal Star Cross）を祝祭日（収穫祭）と定めていました。

それぞれ、Samhain（サーヴェン）、Imbolc（イムボルク）、Beltane（ベルターニェ）、Lughnasadh（ルーナサッ）と呼ばれる祝祭は、日本語では四立（しりゅう＝立冬、立春、立夏、立秋）と呼ばれる４つの季節の始まりであり、種族の無事や収穫を祝い願う祝祭日とされていました。

現代に伝わる、１１月、２月、５月、８月の１日とされるそれぞれの祝祭日の概念は、キリスト教化の後に、グレゴリオ暦が普及し、宗教の普及を促す目的で土着信仰の概念を月の朔日に当て嵌めたものなのですが、現代にはその慣習が広く受け入れられているようです。

一年に４回やって来る季節の節目の時期にはAnnwn（アンヌーン）と呼ばれる冥界（あの世）とこの世の間を隔てるヴェールが最も薄くなると言われています。（ハロウィーンの起源であるSamhain（サーヴェン）の時だけそれを強調されていますが、実は年に４回そういう時期があるのです。）

冥界Annwn（アンヌーン）とは、キリスト教や仏教などで「地獄」として描かれるような恐ろしい世界ではなく、この世ではない世界のことです。そこには、超自然的な存在やこの世を生きている私たちを導いてくれる者たちが存在する場所です。ドルイドたちはこの世界から卓越した叡智を受け取り、この世を生きる者たちへ伝え導いていました。
私たちを導いてくれる存在達とは、様々な自然現象に宿る「神々」であったり、「精霊」であったり、またこの世の生を終えて旅立った「先祖」達であったりします。

季節の祝祭ごとに、その祝祭に合わせたAnnwn（アンヌーン）の存在と繋がり、感謝を贈り、引き換えに叡智や癒しを受け取るのが、ドルイドたちの火祭り・祝祭日に当たります。

この時期に加護を仰ぎ、讃える女神たちは、死と再生を司る大女王モリガン、冬と大地を司り古の知恵を伝える賢老婦人カイリアッハなどです。

キリスト教化後のグレゴリオ暦の11番目の月は、ドルイドたちの概念において、新しい一年のサイクルが始まる時期でした。

💚オガムの暦では４つ目のAicmeのOnn（ハリエニシダ）とUr（ヒース）の間がSamhain（サーヴェン）の火祭りにあたり、それは二十四節気の立冬にあたります。🌳

古いものを手放し、新しい一年への種蒔きを行う時期です。

かつては、秋分を過ぎて

闇（夜）の支配する時間が長くなったことを体感し、これから始まる寒く暗い冬を越すために最後の収穫（木の実やベリーなど）をし、食糧を蓄えました。

そして、その冬の先にやって来る春に芽吹き次の年の収穫となるものに向けて種をまく時期でもありました。

秋分を過ぎてから太陽の力は弱まり、あたかも地面に落ちた木の実たちと共に大地の奥深くに埋められて、冬至のあとに復活するまでは大地への供物として捧げられているかのように感じられます。

この時期の女神は生き延びる術を教える古の知恵者である老婆の姿となります。地面に潜っている太陽神は、しかしながら決して死に絶えたわけではなく、Annwn（アンヌーン＝冥界）を旅し、そこで知恵を学び、再び復活するのです。

ヴェールが薄くなっているこの時期は、古の老婆の女神を讃えると同時に、あの世に旅立った自分の祖先たちや愛する人たちに敬意を示し、慈しみ、もてなす時期でもあります。

一年のなかでも、本当に暗い半分に突入する時期で、古代の人々はそこに、忍び寄る死を感じたものです。実際今の様な恵まれた暖房設備や電気などがない時代、暗く寒い冬を乗り越えることは命がけだったわけです。そこに、自分たちの力が及ばない得体の知れない畏怖の念を抱いていたことは想像に足ると思います。明るさをもたらす焚火に命を繋ぐ力と、神聖さ、神の恵みを感じ、身を寄せ合って乗り越えていたのでしょう。ですが、それは決して終わりではなく、死の後には再生があり、古い年が終わり新しい年が始まる、新しい人生が始まると考えました。

ドルイドたちの概念では、一日は夜明けから始まるのではなく、日没から始まるものでした。暗闇から新しい日が始まるのです。（その概念の名残は英語の単語にも現れています。２週間を表すfortnight（fourteen nights＝１４回の夜の略から派生）という言い方は、日数を数えるのに夜を数えていたことを示します。）
光は常に闇から生まれ、光と闇は切り離すことは出来ません。宇宙の二元性であり、陰陽、相互に必要なものなのです。

闇は「あらゆる可能性」を秘めています。暗い時期の始まり、それは、休んで過去を振り返り、新しい始まりを思い描く機会となるのです。そして、地中の中に埋まっている種は、太陽が現れる（日が長くなり始めると）とともに発芽し、成長し、収穫をもたらすのです。自分の中にあるその種を見出し、この機会に蒔いてみましょう。

新しい一年に持っていく必要がなくなったものは、このタイミングで手放すときでもあります。

また、この機会に、家族や友人など、自らの人生で亡くなったすべての魂のことを考える時間を持ちましょう。可愛がっていたペットのことを含めても良いでしょう。可能なら彼らの写真などを祭壇に飾り、供え物をして自分の近くに来てくれることを歓迎します。

故人を偲び、1人1人を思い浮かべながら
ろうそくを灯していきました。

樹々の精霊の語り部そして、深緑の魔女Nanna Satchaを必要としている方がいれば、私は喜んでお手伝いいたします

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☆Samhain（サーヴェン）へ向けて…の話

こんにちは！樹々の精霊の語り部＆深緑の魔女、Nanna Satchaです☆

そういえば、昨日、
１１月８日のSamhain（サーヴェン）当日のセレモニーのために、下見＆1人リハをしていた時に、
この羽根を見つけました。

鳩ではないなぁ…と思って、先程調べたら
どうも、Heronちゃん（アオサギ）のモノの様です💖

オガムの中で、ヤナギと関連付けられるHeron（サギ）は、
古代ブリトン（ケルト文化圏）の概念において、
そもそも鳥というのは、Annwn（冥界）とこの世を行き来する神聖な生き物と考えられていますが、
その中でもアオサギやシラサギといった水辺の鳥たちは、陸と水の境界空間に棲むことから、超自然的な力を表していると考えます。
土、水、風（空）という、完璧なバランスで存在する重要な３つの要素を表しています。そういったことから、鷺はまた調和、バランス、安定を表していると考えられています。また、至上さや、女性らしさ、魔法を表します。
ヤナギを司る神格である、神秘と魔法の女神ケリトフェンの性質と重なります。

ハロウィーン（サーヴェン）の準備の時に、ケリトフェンと結びつく、Heronの羽根を拾うということで、そうだよねーーーと、思われがちですが…（笑）

ケリトフェン（ケリドウェンって訳されること多いけど）は、魔女の原型だというイメージを持たれがちで、そんなことから、ハロウィーンと結びつけられる老婆の女神として、名前をあげられていることが多いのですが…

私的には、ケリトフェンは、どちらかというと母の性質が強いような気がします。
サーヴェンを司る老婆の女神の筆頭は、やはり、賢老婦人カイリアッハではないでしょうか。冬の女王とも呼ばれてもいます。
オガムの一年のサイクルの中で、夏の乙女の司るエニシダから、偉大なる母の強さを表す大女王モリガンの司るブラックソーンを経て、賢老婦人カイリアッハの司るニワトコの時期に、闇の力が高まり始め、そして、サーヴェンに向かっていくのです。
これから始まる長く暗い闇に包まれた厳しい寒さの冬に向け、その準備のための知恵をカイリアッハは授けます。
そして、その智慧と恵みの木の実やベリーなどの収穫を済ませるのが、Samhain（サーヴェン）です。
種蒔きの時期のちょうど真ん中で、人々が心安らかに過ごせるように、外敵から守るハリエニシダと暖炉を囲む家庭の温かさを象徴するヒースの間に、この祝祭日はあります。
本格的な冬への蓄えを収穫し終え、ここから始まる新しい年を、そして、厳しい冬の先に待っている光の時期への期待を込めて、春の芽吹きのための種をまく時期です。

冬＝死の危険と向き合うにあたって、今ここに生きる命を尊ぶと同時に、この世を離れた愛する人々を偲びます。

一年の至分点（二至二分）のちょうど真ん中を通る“クオーター・クロス”の日「四立（しりゅう）」には、この世とAnnwn（アヌーン）と呼ばれる冥界の間のベールが最も薄くなると言われています。なかでも、このSamhain（サーヴェン）＝立冬の時期は、薄くなった境の扉を抜けて、冥界へと渡った魂たちが、この世の愛する者たちを訪れると考えられていました。
愛する人たちの魂が道に迷わないように、ちょうど、お盆の迎え火のように、火を灯し道を照らし、思いを馳せます。

いつのころからか、Annwn（アヌーン）は「地獄」とすり替えられ、そして、あの世の魂は「化け物」とみなされるようになり、あの世から恐ろしいものたちが悪さをしにやって来るという発想になり…
キリスト教の万聖節（All Saints' Day＝All Hallow's Day　11月1日）に聖なる力が強大になる前に、地獄の化け物たちが精一杯のいたずらをする日（Hallow's Eve＝Halloween）とすり替えられました。
季節の移り変わりを正確に読んでいたドルイドたちにとっては、二十四節季の立冬の日がSamhainの始まりの日となります。

おっと…
では、Heron（アオサギ）の羽根は、特に意味もないじゃないか…と、なりそうな話の展開になってしまいましたが…
じつは、日本では、サギは平和と長寿を象徴していると言われます。人間の魂が死後にたどる旅を象徴していると考えられ、煉獄からそれに続く自らの再生を示すと言われているそうです。

この世を去った、愛しい魂たちを偲ぶときにぴったりの贈り物ではありませんか✨

今年から、
季節のセレモニーを始めることにしました。
１年のサイクルと共に自分自身のサイクルも意識し、自己成長のスパイラルを歩む、ケルト文化の要素も取り入れたセレモニーとワークショップを年に４回、四立の日のあたりで実施していきます。
スペースなどの都合から、まずは、お弟子さんたち限定ですが

今年のSamhain（サーヴェン）は、日本時間では１１月８日になります😊

※私のカタカナ表記は、基本的にスコットランドゲール語の発音を元にしています

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☆今週は色々と創ってた✨

こんにちは！樹々の精霊の語り部＆深緑の魔女、Nanna Satchaです☆

今週は、あれこれとモノづくりに勤しんでおりました。

先日、形作っていたレリーフと女神像の色付けを済ませました。

角のある神のレリーフは、思っていた通りに仕上がったので、満足

女神像たちは、はじめ茶色系の色で塗ってみたのですが、今一つだったので、別のちょっとメタリックな感じの絵の具で塗り直しました。

これが、私にとっては良かった。炎やそれぞれが象徴する部分を際立たせることが出来たかな…と、意図していたことは表現できました。

わざと、表情が無いように仕上げています。よく、仏像がそれを見る人がその表情を自分の中の感覚でイメージするようにアルカイックスマイルと言われますが、それと似た感じで…

自分の中の女神の表情を描くのは難しいですし、その表情は変容するものでもあるので、あえて、顔が無いものにしていることで、自分的にはしっくり来ています。

その次に、ちょうどいいサイズの鹿の角が手に入ったので、冬の狩猟の時期を象徴する鹿のアルターの置物を作りました。別々に自立するものを作りたかったので、台座になる木片を用意して、エポキシ樹脂のパテ（これが神）で接着しただけそのままだと、見栄えが良くないので、木質粘土でカモフラージュしました。飾ると、なかなかカッコいい

その次は、季節の祝祭日を示すアルタータイルを作成。

自分の転写したい画像を作って、プリンターで印刷して木製素材にアイロンで転写することが出来る、便利なものがありまして…とっても簡単なのですが（笑）

色々と、季節のサイクルを表す画像を探してみたのですが、アングロサクソン・ゲルマン系の太陽十字の祝祭日を含めた８つの祝祭日を描いたものばかりで…

私は、オガムの概念を伝承する中で、純粋に古代のケルトの概念である１年に４度の火祭りをメインに祭壇づくりとセレモニーを行うので、これは、自作するしかないな…と思って、我がメンターのユーリさんのオガムのペンタクルの図を中心に、火祭りの名称とその意味、そして、月の図像を引用を表す意味で付け加えてみました。もう一つ、４つの季節を表すきれいな画像があったので、それも追加。どちらも個人利用なので…ご容赦を

そして、Samhainへ向けて、メインのブリギッドのアルターとは別に、季節のアルターを準備中…まだ、発展途上ですが

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