ブレードランナーの初めの方で

ハリソンフォード演じるデッカードが読んでる新聞があります
ビアジョッキで麦茶-BL03


ビアジョッキで麦茶-BL04

これを根性で作った方がいらっしゃいまして

このたび入手いたしました

ビアジョッキで麦茶-BL01
じつに細かい部分まで再現されております

制作されたに~ぜき氏によると

あくまで研究用という事で記事については

大見出し小見出しまでは再現されてますが

本文文章はあくまで雰囲気です
ビアジョッキで麦茶-BL02
劇中の画面などから見出しの抽出をした説明書つき

左下は1/6のデッカードのアクションフィギュア用の

1/6サイズのおまけ新聞


詳しくおしりになりたい方入手したい方はに~ぜき氏のブログをごらんください

http://ameblo.jp/allbr/entry-10346252525.html


他にも氏のブレランに対する並々ならぬ情熱の詰まったブログです

うちのスタッフから教えてもらった短編アニメがあります

「フミコの告白」という自主制作です

石田裕康さんという方が監督さんです

しかも京都精華大の学生さんらしいです    

業界に登場するのが今から楽しみです

実は以前から気になっていた短編がいくつかあったのですが

どれも石田さんの作品らしいということが判明しました

以下に私のお気に入りを2つ紹介したいと思います

「雨の街」と「フミコの告白」です

どちらもあっという間の短編ですがですがセンスの良さはぴか一です

今後が非常に楽しみな作家さんの登場です

今日は「隠し砦の三悪人」です

今さらな一本ですがご紹介

1958年制作


内容は

戦国時代、山名家と秋月家が戦い、秋月家が敗け

秋月家の武将・真壁六郎太は、秋月の雪姫を隠れさせるため

お家再興のための軍資金の金隗と共に、山中の隠し砦にこもった。

百姓の太平と又七は、立身出世をあてにして戦に出たが、

手柄を立てるでもなく、うだつの上がらぬまま愚痴ばかりこぼしていた、そんな折

2人が、偶然に砦近くの沢で金の詰まった木切れを発見する

薪にカモフラージュして沢に隠した物が流れ出したものであった

狂喜する2人

そこへ真壁六郎太が現れ太平と又七は問い詰められて苦し紛れに早川領への道案内をする事になる

六郎太は、金目当ての2人に金の詰まった薪をしょわせ、男装した雪姫の身を守りながらも敵地である山名領を通って、友好国の早川領へ抜ける作戦を決意。

途中、はじめて世間に触れた雪姫の成長や葛藤などもあり、不平不満を言い金をかついで逃げようとする二人を脅しすかし何とか山名領との国境の関所にさしかかるが・・さて、というおはなし


二転三転する展開で絶体絶命の危機を知恵と勇気と機転で切り抜けるという痛快活劇です


男装の姫君を演じる上原美佐が可憐で麗しいです(これが映画初出演です)


ラストに映画史に残る名台詞がありますが

そのままリメイク版の宣伝文句に使われるほど

痛快なせりふである


配役などの構成が「スター・ウォーズepisodeⅣ」に影響を与えた事は有名

ジョージ・ルーカスも認めてます


ビアジョッキで麦茶-KT3A

監督 黒澤明

脚本 菊島隆三

    小国英雄

    橋本忍

    黒澤明

出演 三船敏郎

    千明実

    藤原釜足

    藤田進

    志村喬

    上原美佐

音楽 佐藤勝


そして2008年

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
ビアジョッキで麦茶-KT3A2

こちらは設定はそのままですが構成を変えて

58年版とは別の映画になってます


筋はほとんど同じなのですが主人公が真壁六郎太ではなく

百姓の2人のうちの一人をイケ面にして姫とのほのかなラブストーリーとかも

あったりして、色んな意味で今風です

賛否は別にしてこれに手を出した樋口監督はいい根性してたと思います

同時期にリメイクされた「椿三十郎」がシナリオをいじらなかったのに対して

こちらはかなり大胆に構成し直してリメイクされてます


監督 樋口真嗣

脚色 中島かずき

オリジナル脚本は上記の4人です

音楽 佐藤直紀

出演 松本潤

    長澤まさみ

    阿部寛

    椎名桔平

    宮川大輔

    


じつは監督とはちょっとした知り合いなので

本業の合間で

私もエキストラでこそっと参加してたりします
ビアジョッキで麦茶-3an02


ビアジョッキで麦茶-3an01

記念撮影(顔はナイショ)

ビアジョッキで麦茶-3an03
撮影前の風景、

このあと重い鎧姿で奥の山を何度も上り下りしました

実写は大変でしたが面白かったです


映画って見るのも、作るのも、出るのも楽しいです




うちの会社ととにゃんのホームページが

リニューアルされました

若干前と似てますが

細かい部分がリファインされております

よろしかったら覗いてください

本日の一本

黒澤明 「天国と地獄」です
ビアジョッキで麦茶-H&L1

内容は

製靴会社ナショナル・シューズの常務・権藤のもとに息子、純を誘拐したと電話が入る

ところが実は誘拐されたのはお抱え運転手、青木の息子にして純の友達、進一だった

遊びの最中に服を交換していたため間違って誘拐されてしまったのだ

誘拐犯はそれでもおかまいなしに権藤に身代金を要求してくる

自分の息子の為ならいくらでも払うつもりの権藤もいささか冷静になると

金はあるがそれは今は使えない金である事に気づく

そうなのだ権藤には社内での立場を立て直し会社の株を手に入れるために用意した金を

明日までに支払う必要があった、とても身代金までは手が回らない

だが身代金を払わねば進一の命が危ない、

株も買わねば地位も財産もすべてを失うことになる

権藤は葛藤の末、身代金支払いを決意する

犯人からの特急こだまを利用した受け渡し法の指示に従い、進一は無事解放されるものの

身代金はすべて奪われ、犯人にも逃げられる

戸倉主任警部率いる捜査陣は、すべてを投げ出して正義を通した権藤の為にも

進一の記憶や聞き込み、電話の録音に残されたかすかなノイズなどを頼りに捜査、

犯人のねじろを突き止めるが・・・そこには・・・



特上のサスペンス映画です2007年にTVドラマでリメイクされてましたが

出来は別にして、ある意味勇気あるリメイクだと思いました、無謀だとも思いましたがw



映画は1963年の公開です「椿三十郎」のあと現代劇を作ろうとした黒澤監督が

エド・マクベインの小説に触発されて書いたシナリオらしいです
ビアジョッキで麦茶-H&L2
画面から伝わってくる緊張感は白黒映画独特のものであり

撮影と照明が間違いのない仕事をしており

見事なまでの仕上がりを見せている

影と光の扱いと役者陣の演技は「羅生門」に匹敵する程、鬼気迫るものがある

とにかく完成度が高いのである


もしもまだ見てない向きにはお勧めの一本である


(ちなみに劇中登場する現金運搬用のかばんは吉田鞄だったりする)


監督  黒澤明


制作  田中友幸
     菊島隆三


脚本  黒澤明

     菊島隆三

     久坂栄二郎

     小国英雄


出演  三船敏郎

     仲代達也
     香川京子


音楽  佐藤勝 (日本の宝です)







インフルエンザのワクチンを注射しました

今年も全然痛くないです

もちろん季節性のインフルエンザ用ですがね


新型インフルエンザのワクチンはもし回ってきてもその頃には春になって

流行りは終わってそうです・・・(^_^;)


季節性のワクチンでは新型には効かないらしいので

手洗いうがいが一番ですかね


会社にもハンドソープを設置したり

対策はしているのですが

パンデミックはこわいです

みんながいっぺんに休むと

かなり厳しい状況になります

さすがに、それは無いと思いたいのですが

こればかりは、わからないですから

予防第一ですね

今日の一本はタッカーです

ジョージ・ルーカスと言えば「スター・ウォーズ」ですか「インディージョーンズ」ですか

フランシス・フォード・コッポラと言えば「ゴッドファーザー」ですか「地獄の黙示録」ですか

では2人が組んだらどうでしょう

こんなん出ましたというのがこの映画です


内容は

第二次世界大戦が終わった1945年、

それまでは軍に航空機用銃座の風防を卸す工場を経営していたプレストン・タッカー(ジェフ・ブリッジス)は

これからは自動車の時代とばかり新車の設計、開発を計画。

計画は家族と友人の協力で流れに乗り始めるがうまくいくかと思われたところで

タッカーを邪魔に思うBIG3(フォード・GM・クライスラー)の策にはまってしまい

契約不履行の咎でタッカーは詐欺師として裁判台に立つ。

彼とその家族と友人たちはこの窮地をどう切り抜けるのか・・


制作総指揮 -ジョージ・ルーカス

制作 - フレッド・ルース、フレッド・フックス

脚本 - アーノルド・シュルマン、ディビッド・セイドラー

音楽 - ジョー・ジャクソン

監督 - フランシス・F・コッポラ


プレストン・T・タッカー - ジェフ・ブリッジス

ヴェラ・タッカー - ジョアン・アレン

エイブ・キャラッツ - マーティン・ランドー

エディ・デイーン - フレデリック・フォレスト

ジミー・サクヤマ - マコ・イワマツ

アレックス・トレムリス -イライアス・コティーズ

ハワード・ヒューズ - ディーン・ストックウェル

マリリン・リー・タッカー - ニーナ・シーマツコ

プレストン・タッカーJr - クリスチャン・スレイター

1988年米映画


自動車開発の下りは今の日本の自動車産業ではありえない手作り感です

まぁ、昔は日本もこんな感じだったらしいですが
ビアジョッキで麦茶-TCR1

リアエンジン、ディスクブレーキ、空気力学、サイクロップスライト(ハンドル連動ライト)、シートベルト

フロントのクラッシャブル構造、埋め込み式内部ハンドル、脱落式ミラー、フロントガラスの前方可脱落方式

など最新式の機能と安全性を兼ね備えた当時最高の車の開発劇、

一筋縄ではいかないのは想像にかたくそのあたりのドタバタが非常に面白い
ビアジョッキで麦茶-TCR2

タッカー・トーピード
1946年から1948年までの2年間で結局車は50台のみ製造され

その内46台が今も現役で、映画にも総出演である

本日の一本ポセイドンアドベンチャー

あまりにも有名ですが

若い人たちはポセイドンと言うと2006年版を考えるらしいです

原作は1969年に発表のポール・ギャリコの小説です

ポール自身クイーンメリー号のスタッフだった頃に経験した巨大波の恐怖をもとに書いた小説

実際の撮影も多くが引退後のクイーンメリー号で行われている


内容は

大海原を行く豪華客船ポセイドン号が大晦日のカウントダウンパーティーの最中

海底地震で発生した巨大津波によって転覆。

船内は上を下への地獄絵図と化す

転覆によって天井ともなった船底まで行けば安全であると考えた主人公スコット神父たちが、死の道行へと歩みを進める、神の存在意義と人間の尊厳とが見事に描かれた傑作ディザスタームービーである

ハリウッドの有名プロデューサー、アーウィン・アレンがジーン・ハックマン、アーネスト・ボーグナインなどを起用して制作したパニック映画。その後の1970年代パニック映画ブームの火付け役でもある

音楽は若かりし頃のジョン・ウィリアムズである
ビアジョッキで麦茶-TPA01


監督:ロナルド・ニーム
製作:アーウィン・アレン
脚本:スターリング・シリファント/ウェンデル・メイズ
特殊撮影効果:L・B・アボット
音楽:ジョン・ウィリアムズ


ビアジョッキで麦茶-TPA04

ビアジョッキで麦茶-TPA05

ビアジョッキで麦茶-TPA06

スコット神父…ジーン・ハックマン
ロゴ刑事…アーネスト・ボーグナイン
ジェームス・マーチン…レッド・バトンズ
ノニー・パリー…キャロル・リンレー
エイカーズ…ロディ・マクドウォール
リンダ・ロゴ…ステラ・スティーブンス
マニー・ローゼン…ジャック・アルバートソン
ベル・ローゼン…シェリー・ウィンタース
スーザン…パメラ・スー・マーチン

おすすめです

この後ポセイドンアドベンチャー2 1979年、TVスペシャルドラマポセイドンアドベンチャー 2005年、ポセイドン 2006年と

計4本制作されるが

間違いなく1972年版が決定版である

前回のCS5のコメントでkamidhiさんという方から教えていただいた

ソフトが面白いです

Sketch2Photoというソフトで落書きの様にそれぞれのものを配置すると

ネット上からそれに合う写真を拾ってきて勝手に合成してくれるという

とんでもソフトです

権利とか若干気になる部分もありますが

シーグラフアジア2009で発表されたらしく

今後が気になるソフトがまた一本増えました

なんか フォトショのCS5が来年に出る様ですが

えらい事になっております

もうどう使えばいいのか、考えるのも疲れるくらい

何でもありですな

まあ、今すぐ手に入るわけではないので

成り行きを見守りましょう