「本来、当院ではすでに飼育されている飼い猫や飼い犬の手術はおこなっておりません。
しかし、動物指導センターへ収容される犬を減らすために、かかりつけ病院のない外飼いの犬に対して、低価格で不妊手術を行っていくことにしました。」
けいせつ基金は、これまで、対象エリアを「鹿行地区」(鹿嶋、神栖、鉾田、行方、潮来の5市)としていましたが
稲垣先生のお考えに賛同し、その対象エリアを「茨城県内」に広げることに決めました。
県内全域となると、基金そのものの体力も未知数ですので、念のため、「残高がある限り」という条件をつけることになると思いますが
もし、この計画が順調に動き出し、この活動に高い価値を認めていただくことができれば、きっと基金は枯渇することなく、続いていくだろうと考えています。
県内全域ですので、僕自身が現地に行くことはできません。
茨城県内各地にいる、ボランティアさんのご協力が必要になります。
詳細を早く詰めて、ブログで発表しなければなりませんが、今、描いていることを、先に簡単に書きますと
①対象は茨城県内の雑種の犬(オス・メスとも)
②手術費用支援金
オス…上限2万円、メス…上限3万円
③動物病院はかかりつけの病院で
(けいせつ基金で病院の指定はしません)
④かかりつけの病院がない場合は、いながき動物病院さんにお願いすることができます。この場合は、手術費用支援金の上限以下になるので、費用の負担がゼロになることもありそうです。
⑤(ここからは、詳細を詰めたいと思います)
各地のボランティアさんに、どこまでの実働をお願いすることになるか
手術費用支援金をどのような形で、どなたに、いつ渡すか
などなど、クリアにしておかなければならないことが結構あります。
もし、けいせつ基金が枯渇することなく、この活動が活発に、茨城県全域で2年続くことがあれば
不妊手術ですので、成果が出るのは「今すぐ」ではありませんが、それでも「遠い将来」というほど先でもなく
おそらく「2年後」には、センターの犬の収容数に明らかな変化が現れると思います。