Vol.188a【みにくいアヒルの子とノーマライゼーション】 | 電子書籍で「出帆」しませんか!?

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電子書籍「出帆」プロデューサー&出張はりきゅう師

仙台で一人暮らししていた時、
肉まんを作ったことがあります。

具は椎茸とか生姜を刻むところから
作りました。

皮は乾燥酵母を戻すところから。

子供向けの料理本
「たべもの教室」を見たのです。
(全12巻揃えました!)

かわいい図解入りで
とっても分かりやすい!

素材から作る方法が書いてあります。

マヨネーズやドレッシングの作り方も。

読むだけでも楽しかったのですが、
挑戦したのは
よりによって肉まん。

できたかな!?と
蒸し器の蓋を取ったらビックリ!

饅頭の形をしていない!

ザクロのように口を開けていました。

完全に開き切っていたので、
手に持って食べることは
できません。

お箸でつついて食べました。

味は最高でした!

肉まんも
いろんな形があっていいと思います!


こんにちは!

ポポンッと出版!
電子書籍出帆プロデューサーの

とがし としみつ です。



映画『ひみつのなっちゃん。』を
先月みてきました。

滝藤賢一さんたち3人が演じる
オカマの話です。

周囲の偏見を気にして
オカマであることを隠して行動します。

そのために、
普通なら起きないトラブルが次々と!

それが面白いのですが…

どうしても最後に
ほんのりと悲しみが残りました。

ありのままの自分が
周囲に認められない苦悩。

常に何かを心配していて
存分に動くことができない…。

映画の中で
「みにくいアヒルの子」という例えが
出てきました。

童話はさすがに
ネタバレOKだと思うので
遠慮なく書きますが…

そもそも白鳥であるアヒルの子は
他のアヒルの子と違うために
どこに行ってもイジメられます。

真相、つまり出生の秘密は
最後まで伏せてあるので、
謎解きのような面白さもあります。

そして、
スカッとするどんでん返しによる
ハッピーエンド。

改めて、菊池寛が訳した作品を
読んでみました。

原作は、
絵本よりも長いお話なのですね。

その分、登場人物(?)も多く
随分ひどいめに遭っています。

おさらいしてみましょう。

まず、一つだけ大きな卵を見た
近所のおばあさんアヒルが
「それは七面鳥の卵だよ!」と断言。

「どうせ、孵化しても泳げないから
放っといたほうがいいよ!」と暴言。

こんなふうに
あなたのためだよと言いながら、
無責任な酷いこと言う人いるよな…

古今東西共通のようです。

孵ってから川に連れて行くと
泳げるので、お母さんアヒルは一安心。

でも、アヒルの基準で見ると
動作がおかしいので、不器用な子。

見た目が悪いので、お母さんアヒルも
この子は器量が悪いと公言し始めます。

お母さんがこういう態度だと、
兄弟もイジメるようになりますよね。

ついには、よその家のアヒルからも
イジメられます。

さらに、野ガモやガンまでも
「君は随分みっともない」なんて言う。

ちょっと気になったので、
それぞれの雛を調べてみました。

アヒルの雛は、ヒヨコと似ていて
黄色くて確かにかわいいです。

カモの雛は模様が付いているので
好みが分かれるかもしれません。

ただ、
ガンの雛よりは白鳥の雛のほうが、
個人的には奇麗だと思いました。

でも、アヒルの子は
ガンを狙って来た猟犬が
自分に見向きもしないことで、
さらに自信を無くします。

その後、
ネコと雌鶏を飼っているお婆さんの家に
住み込みます。

ネコからは
喉をゴロゴロ鳴らせないのか?と
ばかにされます。

雌鶏からは卵を産めない役立たずと
言われます。

やがて自暴自棄になって、
白鳥の群れの中に飛び込んで行ったら
きれいだ!と温かく迎えられます。

そこで、水面に映る
立派な白鳥の姿になった自分に
初めて気づくのでした。

半世紀ぶりくらいで、
再び感動しました(笑)

この話は、
たった一人に対するイジメや
ハラスメントです。

でも人種差別、男女差別、
あるいは社会的マイノリティの問題に
拡大することもできます。

そもそものそもそもなのですが、
有性生殖で増える生き物は
世界に一つだけの設計図(遺伝情報)を
元に形づくられます。

一人一人が違うのです。
(一卵性双生児は例外)

種が多様な設計図を持つことで
絶滅を回避しようとする
生存戦略です。

狭い基準を設けて
規格外の人を排斥するのは
この戦略に反します。

規格から外れる人が無いように
基準を広げれば良いのです。

そうやって
全員が規格内に収まるようにすること、
それがノーマライゼーションだと
思います。

そうすれば
本筋でないことに悩むことなく、
みんなが存分に能力を発揮できる社会が
できるはずです。


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