山形県にコロナが来ません。
（3月29日現在）
でも、これは
行政区の区分上の話です。
私の住んでいる東根市が
たまたま宮城県だったら
違う方に分類されるだけの話。
自虐ネタが好きな県民性もあって
「また、流行りに乗り遅れた…」
なんて巷では言ってます。
浅草の仲見世通りに人がいない！
と言うテレビを見ても、
「うちんトコのお祭りより
賑わってる」と思うし、
渋谷のスクランブル交差点を
見ても
「うちんトコの
スクランブル交差点よりは
歩行者が多い…」と
つぶやいてしまいます。
「ずっと前から
ロックダウン状態だったのか!？」
と言う人も。
自虐過ぎて笑えない…。
感染していなくても
他人事ではないし、
経済的ダメージは
確実に県境を越えてきています。
こんにちは！
ポポンッと出版！
電子書籍出帆プロデューサーの
とがし としみつ です。
映画やドラマのような
展開の速さに毎日驚いています。
そんななかで、
ジワリと存在感を増しているのが
ネットだと思います。
会議や面接のオンライン化、
テレワーク、無料動画のアップ。
物理的接触をもたない
もうひとつの世界が
活躍しています。
「今更ながらですが、やっと、これからはインターネットだ！と強く思えるようになりました。」
この文は、糸井重里さんの
「インターネット的」
という本からの引用です。
文脈的には矛盾しませんが、
糸井さんが、こう言っているのは、
今回のことについてでは
ありません。
この本は2001年に
書かれているのですから。
後に再評価され、
2014年に加筆されて
文庫化されました。
2018年に出版された本で
この文庫本が絶賛されていました。
それで、やっと
私の知るところとなりました。
かなりの周回遅れです（笑）。
スマホ登場以前に
こんな深い洞察が
できてたなんて！
もっと前に読んでおきたかった！
もっと前に読んだら
この本の凄さは分からなかったと思いますけど(笑)。
例えば今、
家の中で楽しめる動画などが
盛んに投稿されています。
「こんなのどうだい？」
という感じで、次々と
いろんな人がアップしています。
創造的です。楽しいです。
例えば、こういう雰囲気を
「インターネット的」と
糸井さんは言っているんだと
思います。
それっぽい箇所を引用して
今回は終わりにします。
「インターネットによって、表現になる前の思いがやりとりしやすくなった。 論文として、企画書として完成していなくても、可能性に満ちた思いをアドリブ的に伝えることができるようになったということです。完成を待っているうちに、世の中が進んでしまって、そのアイディアが必要なくなってしまうことも多くあるでしょう。 アイデアやヒントがまだ幼いうちに、他者に向けて何とか出してみる。そしてたくさんの相手が、「未完成だけれどポテンシャルを感じる」と言ってくれたらしめたものです。自分ひとりじゃできないことでも、その受け手の力に手助けされて、素晴らしい現実を生み出せるかもしれないのですから。」
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