読み聞かせ係り | Spring has come

Spring has come

共働きの私達仲良し夫婦と、
そこに奇跡的にやってきてくれた
チビマルとおじさん猫てんまるとの
日々の日記です

チビマルの小学校には
やたらいろんな委員や係りがあって
サラリーマン母泣かせ。。
(全部ど平日の午後イチとかに集まったりするのだ)

今年わたしは、
「読み聞かせ係り」
というものになってしまいました。

これは、月に数回朝自習の時間
保護者が本を読み聞かせると言うもの。

大体、1人の担当は年間3回ほどで
今日はわたしの初担当の日でした。

本好きなチビマルなので
家に本はたくさんあるのですが
子供達に何を読み聞かせたら意味あるものになるのか。。

考えた末

まだチビマルにも読んだことのない
この本を取り寄せました。



岐阜県の保健所の実話です。

ハッピーエンドではあるのですが


捨てられた猫たちの現実
殺処分

がテーマになっているので
子供達がどう受け止めてくれるのか
ドキドキしながらの読み聞かせになりました。

「今日は猫ちゃんの本当にあったお話だよ」

と言うと、

やったー爆笑

と子供達。
でも、思いもよらない展開に
眉間にしわを寄せながら
いつの間にかしーーーーんとなって
真剣に話を聞いてくれました。

読み聞かせの後

「日本では、1年間でどのくらいの可哀想な猫さん犬さんが殺されてしまうと思う?キョロキョロ

と聞くと

100ぴき!
1000ひき!

そして誰かが、「いちまんひき!」

クラスの子どもたちはみんな
流石にそれはないよ〜

という空気。

わたしが、

毎年、10万匹も死ななくてはならない事を話すと
みんなとても驚き。
(でもこの数年でもっと減ってましたね💦)


「どうしてこんなに可哀想な子が居るのかなキョロキョロ


の問いには

家のない猫がいっぱいいるから!

「どうしてお家が無いのかなキョロキョロ

捨てた人がいるから!

「じゃあどうするのが良いのかなキョロキョロ

死ぬまでずっと自分のお家で可愛がる!



子供達は敏感に受け止めてくれました。

「てんてんも
捨てられて、家がなくなって
ご飯も水もなくて困っていたところを
優しい人に助けられ
うちの子になったんだよ〜」

と話すと

えー!そうなの⁈知らなかった!!

とか

うちの猫もパパがこんなに小さい時に拾ってきたんだよー

って子もいたり
家にいる鳥の話をしてくれたりと
大盛り上がりでした。

子供たちはみんな
得意不得意はあっても
動物がすき。


時間が15分しかなかったので
誤解
(猫や保健所が悪いと思っちゃったりの)
がうまれて時間切れになったらどうしよう💦

とかなりドキドキだったのですが
そんなの杞憂でした。


今日話した事
あの中の何人かの
どこか心のかたすみに残ったら良いな。

チビマルの心にも。




おまけ

くまのがっこうのペーパークラフト
折り紙
てんてん

で、混沌とするリビングにやり
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マックのおまけのくまのがっこう
チビマルかなりお気に入りのようです。
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