ふと思うこと

 

仕事の打ち合わせで良く耳にすることがある。

 

現在、属人化されている業務を改善したいと。

なので SaaS を導入してそれを防ぎたい。

 

ふと思うことがある。

 

そのシステム入れたところで担当する人が同じなら

結局一緒じゃないの?

 

 つまりあれかな?

 

担当人数を増やせば「 業務の属人化 」は防げるが、

担当を増やさないなら解決にはならないような。

 

現在の SaaS は本当に便利なものが多い。

数日かかっていた作業が数時間で終わることもある。

このコストメリットは大きい。

 

つまりあれかな?

直感的に簡易的に作業できるようになれば

担当者を増やせることを期待しているのかな?

 

結局のところ担当者や人数を増やすことになるよね?

人数を増やさず担当者を増やすってことなのか?

 

 属人

 

「 属人的な業務 」を改善したいのか。

「 業務の属人化 」を防ぎたいのか。

 

この似て非なるところを理解する必要があるのではと感じる。

私なりの解釈にはなるが簡単に言えばこういうことなのかな。

 

「 属人的な業務 」

専門性が高く有資格的な業務や作業など。

 

「 業務の属人化 」

業務や作業そのものが人に属し過ぎて不明瞭になる。

 

基本的には後者を課題として言われているのだろうけど

これは企業の体制や態勢次第ではないのかな?とも感じる。

 

そもそも「 属人 」とは?

辞書を引いてみたら以下のような記載。

 

「 その人に属すること。法律などで、人を基本として考えること。」

 

 結局のところ

 

なるほど。

そこから派生して様々な言い回し化がされているのか。

 

便利な SaaS を導入しても業務が属人化されたのなら

少なくとも属人化に対して改善や防止にはなってはいない。

 

結局のところ体制や態勢次第なのかな。