近隣トラブル危機的状態

先日、多頭飼い崩壊予備軍の下見の後11月にTNＲした〈わらわら〉の現場の様子を見に行きました。

八代TNＲ
〈初回の状況です〉

メンバーとも11月に思ったことを話していたのですが「不安定だよね・・・」
詳しく何が不安定なのかは言葉に出来なかったのですが、危ない感じがしました。

様子見当日。

濃い消毒液の臭い
棒を持って佇むおじさん
どこからともなく出てくる猫たち
半狂乱の依頼主

から、始まりました。
嫌な予感しかない

現場を見ながら依頼主の家へ行く途中、棒を持ったおじさんに話しかけられました。
前回もどれだけ猫の被害にあっているかを訴えてきた人です。

「あんた達が来て猫が増えた。私が棒を持っているのを見ましたよね。猫が来るから追い払っているんです」

他にも水を猫にかけたり、消毒液を撒いたり。

…あなた動物虐待と感じつつ話を聞いてますと、背後から半狂乱の声が近づいてきました。

「もう辞める！手術なんてせん！私は自殺する！」

……一体どうなってんだ？？

今日ほど暴走単独行動してなくて良かったと思った日はありません。
おじさん対応はメンバーに任せて、私は依頼主の対応です。
取り合えず、引き離さなくては。

前回も感じた不安定さ。
猫もそうだけど、近所の関係が悪すぎる。
依頼主は感情的で常にけんか腰。
警察に市役所にと訴えてきたと依頼主はいってきたが、今度は裁判にと一体何と戦っているのだろうか。

「私が猫にご飯をやらないとあの子達はどうなるの！
増やさないように身銭きって手術してもああやって罵られる！猫は棒で殴られたり、消毒液をかけられたりしよるとです！私は自殺します！」

最後の一言は理解出来ないけど、上の話は理解出来る。行動すれば罵られ、全ての猫の責任を取れという人はいる。おもしろおかしく吹聴する人も…。

でも、棒で殴って猫を追い払うおじさんに、感情的に突っ掛かっていっても感謝して認めて貰うことは出来ないよ！

という言葉は依頼主には届かないので、

おじさんに構わない。無視されるなら無視しとけ。痛む心は猫に向けて。後死なないで。死んだ後の猫のことを考えて下さい。

「…はい」

少しは響いたか。
人の話を聞かないのもこの依頼主の特徴。
おじさん対応のメンバーからも話を聞き、
やはり11月のTNＲが終わってどんぱちあり、その時依頼主は包丁を持って出てきたと…。

事件に発展しそうな現場よな…。

続きます