こんにちは、せいやです。

 

今回のテーマは「恐れは幻想」です。

 

前回は自我の働きについてお伝えしました。

自我は自己のアイデンティティを作り上げるために

他者と比較する特徴があります。

 

しかし、人と優劣をつけると

相手より優れていると思いたくてマウントを取ったり

蹴落としたり、攻撃的になる人もいます。

逆に「自分はこの程度だ」と自分にラベルを付けて

足を止める人もでてきます。

 

アイデンティティは自分を確立するために必要なものです。

 

では、恐れの思考や感情に囚われているとき

どうすればよいでしょうか?

 

恐れは2種類あります。

 

1つ目は生命自体に危険があるときにものです。

例えば、熊や毒蛇に出くわしたとき命の危険を感じて

脳が逃げろ!とサインを出します。

 

2つ目は自分自身で作り出した幻想です。

今日のテーマはここです

 

「恐れが幻想」と聞いて追う思うでしょうか?

様々なことを考えると思います。

 

思考は考え、物事をジャッジしたり、未来を予測することができます。

この思考が本来存在してもいない、現実化してもいないものを

想像して人は恐れを抱くのです。

 

例えば、仕事でミスをしたときにあなたはどう思いますか?

 

1つ目のパターンは解決にフォーカスされてるとき

よい結果をもたらします。

 

すぐに事実を報告して対策を取ろう。

自分にできることをやって、誰かに助けてもらおう。

お客様にしっかりとサービスを届けるために!

 

2つ目は自己防衛にフォーカスし本来の仕事の

役割から外れてしまいます。

 

やばい、怒られる。

どうしよう。

どう報告すれば怒られないか。

問題も解決しないと

 

と様々考えパニックに陥ります。

これが思考の仕業です。

 

過去の経験や自分が何かを言われたり

評価を下がることを恐れ正常な判断はできません。

結果的にはもちろん、誠実な方が信頼関係は続きます。

 

まだ怒られてもいないのに望まない未来を

自動的に想像し、恐れるのです。

命の機器ではない以上、ほとんど自分の価値観や考えで

作り出した想像で恐怖するのです。

 

しかし、これは現実にはなっていません。

ゆえに幻想でしかないのです。

 

では、どうすればよいのか?

 

ポイントは3つです。

 

1つ目は自分の考えや感情を感じ取り見つめること。

恐れの状態は本来の自分が思考にコントロールされていると思ってください。

 

2つ目はその考え感情の良し悪しのジャッジをしないこと。

ただ自分の中で起きていることを見つめることです。

自分の解釈を入れると更に思考され話が広がります。

 

3つ目は1,2を長い目で習慣化すること。

最初の1週間は思考や感情をただ観察してください。

観察に慣れてきたらただ、見つめる練習をしてください。

ジャッジを思考すらもそのまま見つけてください。

 

ほとんどの恐れはこの方法で思考が自動的な

想像を抑制し、徐々に恐れが減っていきます。

 

少しずつで良いので試してみてはいかがでしょうか?

 

質問があればコメントを下さい。

 

ここまで、お読みいただきありがとうございました。

みなさまの人生がよりよくなりますように。