OH NO,OH YES! | すねーくおるふぇのくの あくまでおっさんの独り言

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80年代をこよなく愛するオッサンの独り言。新しい話題にはついていけません。

YouTubeって一度見た動画(聴いた曲)とか関連するものが候補で出てくるじゃないですか。

そういうの辿っていくと思わぬ収穫があったりするものです。

 

冬にこんなブログを書いていました。

 

なんかオリジナルの達郎さんのが聴きたいなと思って検索したら、

こんなMVが作られていたんですね。

 

 

 

さらにだいぶ昔のですけど観たことなかったこんなのも発見。

 

 

 

キレーなおねえさん(誰なんだろ?)がダサいステップを踏む奥で、

おじさんと思ってた男が突如キレッキレのダンスを踊り出す。

この対比が滅茶苦茶いい!

 

 

 

さて、ここでリブログに載せていた「Sparkle」のカバーのうち、最初に載せた方、

つまりAndrew Portnoyなる人物の方のカバーである。

これを聴きたくなり聴くと、

候補で「中森明菜」の文字が。

 

「OH NO,OH YES!」という、アルバム『CRIMSON』に収録の竹内まりや作詞曲の楽曲もカバーしているようである。

このアルバムはワシが中学生ぐらいの頃に発表されたものだけど、

妙に大人っぽい仕上がりの盤になっていて、

アルバム中の曲は作詞家は色々だけど、

作曲は竹内まりやと小林明子が各5曲ずつという構成。

 

編曲は小林曲を鷺巣詩郎が。

この時はエヴァンゲリオンもやっていないし、エリーシャ・ラヴァーンと出会う10年以上も前の話。

竹内曲の編曲は椎名和夫が。

吉田美奈子のバックに始まり、達郎バンドのギタリスト、

さらには明菜「DESIRE」の編曲も彼でした。

 

つまり今でいうCity Popを明菜ちゃんなりに解釈して歌ったと思われる盤で、

大ヒットしたシングル盤が収録されている訳でもなく、

ちょっとそれまでに比べ地味な印象を持っていたのは確か。

それでも中坊のワシは頑張って聴いてそれなりに好きだった。

(なのに今は手元に無い…)

曲名だけで始めどんな曲か思い出せず、

とりあえずそのカバーを聴いてみた。

 

 

 

「Sparkle」で妙にカメラ目線で妖しい光を放っていた女性の方がメインボーカル。

あー、思い出した。今聴いても凄いいい曲だね。

 

ところでバックのみなさんも「Sparkle」で弾いていた面々。

顔は日本人っぽいけど、名前が外国人。

多分台湾辺りの日本のCity Popマニアの方達が集まってやってるのかな?

このAndrew Portnoyさんのチャンネルを見ると、

他にも日本の曲ばかり、中にはウルトラマンの挿入曲とかよく分かんないのもあるけど、

日本愛に溢れるカバーを多数しているYoutuberさん?なのかな?

ネットで検索してもイマイチ詳しい情報は出てこないし。

 

 

ここで明菜ちゃん本人のMVらしきものも発見。

 

 

 

こうやって聴き比べるとやっぱり明菜節は完全再現は無理なんだと思わされる。

 

「♪ひとつひとつ きえてゆく」

 

の「き」の音が消えてゆきそうな音というか。

 

達郎さんは頭の音をはっきり発音するがそれとは逆という感じ。

達郎さんが、愛する妻が作った「駅」を消え入りそうな小さな声で歌唱するのを聴いて、

「けしからん」みたいに憤慨したとかいうのをどこかで見たが、

だから竹内さんに自分で歌え、俺がアレンジする、みたいな話になったとか?

まあまあ、落ち着いて下さいよ、と言いたくなるが。

明菜ちゃんは竹内さんのデモテープが完璧すぎて、

そのまま演っては…というプロ意識なのか、自分なりに解釈しての表現だったらしいけど。

 

にしてもこの頃の明菜ちゃんは本当に大人の女性。

因みにこの頃21歳とかですよ。

信じられない。

自分の21歳って…ガキでしたよ。

やっぱり他のアイドルとは一線を画す、

というかもはやアイドルとは呼べない存在でした。

アイドルと言っていいのは「禁句」(6th.シングル)辺りまでかなー。

(達郎さんはアイドルという認識しかしてくれなかった様だけど…)

 

 

どうも相容れない関係の様ですが、

どちらの曲も聴いていて気持ちいいのは変わりませんね。