10日か。
久しぶりに書いておくか。
昨日UPしたTOP GUN記事からの流れ。
ケニー・ロギンスが歌い大ヒットした「Danger Zone」。
実は最初はTOTOに声が掛かっていたそう。
結局は政治的な意味合いで実現しなかったようだけど、
TOTOが外部作家の曲を演るとも思えないんだけど、（ケニーはよくやったね）
そんな理由でコリー・ハートも断っていたそう。
もしコリーが受けていたら世界的なスターになってたかもね。
で、本日はケニーの曲にルーク（スティーブ・ルカサー）が参加したのを探してみた。
結構ありそうな気がしたんだけど、自力で見付けられたの3曲だけだった。
というのも、そもそもケニーは自分でギター弾いちゃうんだよね。
ソロだって弾いちゃう。
それから、ロギンス＆メッシーナからソロになって、
初期の方はバンド・スタイルでやってるアルバムもあって、
マイク・ハミルトンってギターのメンバーもいたんで。
それ以降もマイケル・ランドウやダン・ハフの名前は良く見るけど、
ルークの名前はとんと出てこない。
そんな中、「TOP GUN」の前に大ヒットしたケニー絡みのサントラといえば？
そう、「FOOTLOOSE」。
大ヒットして全米1位になったタイトル曲じゃなく、
22位と中ヒットの「I'm Free」のソロでルークの名前が見られました。
当然MVにルークは出てきません。
こちらのソングライトにはケニーも参加しています。
この手のサントラでよく目にしたライターさん、ディーン・ピッチフォードとの共作です。
このサントラ実はTOP GUN以上にヒット曲目白押しで、ホント ジュークボックス的作品です。
これがあったからTOP GUNにも繋がったと言えます。
これより少し前になるのかな。
個人的に結構好きなアルバム『High Adventure』。
ジャーニーのスティーブ・ペリーとのハードPOPなデュエット「Don't Fight It」。
実はここで一足先にディーン・ピッチフォードと共作しています。
これが足掛かりだったんでしょうね。
他にデビッド・フォスター、マイク・マクドナルドと共作の究極のAOR曲「Heart To Heart」もあり、
キャッチーなロックもスローなバラードも凄くバランス良く配置されたアルバムなんですよね。
そんな中で、これまたマイク・マクドナルドと共作し、
マクドナルドも自身のアルバムで演ってるのが「I Gotta Try」です。
これこそルークの参加曲。
ハミルトンと一緒にギター参加のクレジットがあります。
しかもこれマクドナルドももちろんキーボードで参加して、
バック・ボーカルでリチャード・ペイジとスティーブ・ジョージも参加してるんです。
つまり、ケニーバンドとドゥービーとTOTOとMr.ミスターが一緒になった曲なんです。
クレジット見るだけでニンマリ出来ます。
シングルでもないしMVも無いというね。
ほんで最後。
アルバム『Vox Humana』ですが、
実はレコード会社はこれに「Footloose」を入れたかったんですよね。
その方が絶対売れるから。
ところがケニーさんは拒否します。
アルバムのコンセプトと合わないから、みたいな感じで。
ま、実際通して聴いてみて、ここに「Footloose」入ってても「I'm Free」入ってても、何の違和感も無いけどね。
「Danger Zone」もオリジナル・アルバムには未収録なんだけど、
なんかこの辺ケニーのポリシーみたいのがあるのかな。
自分の力で売れたわけじゃない映画関連とは距離を置きたいみたいな。
の割には次作の『Back To Avalon』にはキャディーシャックⅡの「Nobody's Fool」やオーバー・ザ・トップの「Meet Me Half Way」は収録してるんだけどね。
特に「Nobody's Fool」は「Danger Zone」系の超アゲアゲの曲でワシも大好きなんですよね。
このアルバムも前作同様収録曲がバラエティに富んでいて凄くいいです。
「Footloose」入れないなら、もう一曲キャッチーなシングル向きの曲収録してーな。それで手をうちまひょ。
とレコード会社に言われて（妄想です）書いた「Vox Humana」があり、
マクドナルドとの共作「No Lookin' Back」は、これまた「I Gotta Try」系の曲だし、
そしてルークが再びソロで参加した「Forever」は極上のパワーバラード。
これもルークはMVに登場しません。
あれ？TOTOの日なのに、ほとんどケニー・ロギンスネタに終始してしまった。
ま、たまにはこんなんもいいか。
ケニーはTOTOの次ぐらいに好きだしね。
そもそも書くつもりなかったけど、何年か前の今日書いた記事あります…で出てきちゃったもんで。
しょうがねーなー、って感じの書き出しでしたからね。
（その割にグダグダ書いてしまった）