入場テーマ曲マニア | すねーくおるふぇのくの あくまでおっさんの独り言

すねーくおるふぇのくの あくまでおっさんの独り言

80年代をこよなく愛するオッサンの独り言。新しい話題にはついていけません。

現在進行中の妄想キン肉マン話。

ここでワシがこだわっている事の一つに、

各チームの入場テーマ曲を勝手に選んで貼っています。

そのチームのイメージに合いそうな曲をあらゆるジャンルから探し出し使用しています。

そして実況中継風の文体で入場シーンから描いて臨場感を出そうと意識しています。

 

その背景には、ワシの音楽好き、更には昔からプロレス等の入場テーマ曲に強い思い入れがあった事があります。

 

こんな感じでテーマ曲集を集めたりもしていました。

ブログ開始当初にベスト10形式で好きなテーマ曲発表した時もあったな。

今から見ると薄っぺらい内容で恥ずかしいので探さないで下さいね。

 

この画のまず真ん中と下のやつですが、

真ん中は全日本プロレスのテーマ集ですね。

下のは新日本プロレスです。

で、上のまず右側の緑。

主に全日系の外国人のテーマ中心です。

そして左側の赤。

これはプロレスのみならず格闘技系も含め2枚組になっています。

で、これが凄いんです。

なんと全部原曲収録なんです。

と言いますのも、こういうプロレステーマ集って昔から色々ありますけど、

ほとんどがカバー曲なんです。

版権の関係だと思うんですけど。

そういうの気にしなくていい様に、ある時代からはオリジナル曲が主流になっていますね。

 

ワシはやっぱり洋楽(特にROCK系)に思い入れがあって、

特にブルーザー・ブロディが使用していたレッド・ツェッペリンの「移民の歌」(Immigrant Song)。

 

 

ただし全日時代はインストのカバーバージョンを会場でも使用。

新日時代はベートーヴェンの「運命」を冒頭に付けたツェッペリンバージョン、だったはず。

 

そもそもこういう洋楽曲を最初に入場曲に使用したのは、

千の顔を持つ男 ミル・マスカラスのテーマ、ジグソーの「Sky High」だったと言われています。

 

 

ジグソーさんの詳細は全く知らないし、このMVも初めて見たんだけど、

このMVも衝撃ですね。何かの歌謡ショー的なものに出演した時のものなんでしょうけど、

果たして映像と音が合ってるものかも分かりませんが、

ボーカルはドラムの人だったんすねー。

ホーンがいないからギターとベースで弾いてる風ですねー。

つまりテープ流してエアー演奏と恐らく歌も口パクですねー。

最後フェイドアウトしてるし。

昔はこういうクォリティ低い口パクは当たり前でしたからね。

 

話がずれました。

 

その昔は入場テーマなんてものは無く、

あってもテレビ局のスポーツテーマ的な全然お洒落じゃない曲。

昭和ですからね。1970年代あたり。

 

あのアントニオ猪木のテーマで有名な「炎のファイター(イノキ・ボンバイエ)」も、

あの格闘技世界一決定戦で戦ったモハメド・アリから贈られたもの。

アリの映画で使用された「アリ・ボンバイエ」という曲をアレンジしたもの。

それまでは猪木でさえ上記の様なダサい曲で入場してました。

猪木-アリ戦が’76年だから、それ以降ってことですよね。

 

話をまた戻しますと、

やっぱり入場テーママニアと致しますと、

カバーバージョンというのはどうも許せない。

やっぱり気に入った曲は原曲で欲しいのですよ。

だからテーマ集に入ってなくて、

しかも自分がそれまでに聴いてきたアーティストのものでなければ、

その曲だけ(という訳でもないが)の為にアルバムを探してGETすることも。

例えばアブドーラ・ザ・ブッチャーのテーマであるピンク・フロイドの「吹けよ風、呼べよ嵐(One Of These Days)」

 

 

ブッチャーは血みどろで客席になだれ込んだり、

フォークとかの凶器持って攻撃したり、

幼少期はもう恐怖の対象でしかなかったんだけど、

このテーマ曲はその怖さを増幅させるピッタリの曲だと思っていました。

 

あとはザ・ロード・ウォリアーズのテーマ、ブラック・サバスの「Iron Man」

 

 

後にアメコミヒーローの映画「アイアンマン」のテーマにも使われちゃいましたけど、

ワシら世代は絶対ウォリアーズです。

 

このピンク・フロイドやブラック・サバスの様に、

テーマ曲欲しさで彼らのベストを手に入れたものもあります。

 

こういう洋楽曲をテーマにするのは圧倒的に外国人レスラーだったのですが、

そんな中日本人で洋楽の大ヒット曲で入場する者が現れました。

それがスペース・ローンウルフ 武藤敬司でありました。

使用したのはスウェーデンの大人気バンド、ヨーロッパの「Final Countdown」でした。

この時のギミックは猪木が考えたんでしたっけ?

谷津嘉章みたいなハーフロングタイツ(あんまりお洒落な感じはしない)に、

入場時は派手なジャンバーと、何故かバイクのフルフェイスのヘルメットを被っていました。

この頃はギミックも邪魔してか、どうも玄人受けはしていなかったと思う。

その後海外に再度行ってムタとかやってからは説得力つきましたが。

以降はオリジナル曲使ってたと思うけど、

「Hold Out」って曲が好きですね。

これのムタのアレンジバージョンもカッコいいです。

 

 

話は最初に戻って、キン肉妄想話の件で裏話を。

出場タッグチームを決めて、その時に一旦テーマ曲も実は考えました。

昨年やった第一回大会の時は、書き始めてから考えるという行き当たりばったりだったのですが、

これが結構時間が掛かったりしたので、今回は最初に決めてしまおうと思いました。

しかし、その後変わった曲も実は結構ありました。

 

この前書いたニンジャ・ハンゾウの吉田兄弟の曲ですが、

始め吉田兄弟の曲はキン肉マン・ウルフマンのチームに使う予定でした。別の曲ですが。

日本代表チームということで。

しかしカッコよすぎるのでやめてカブキ・ロックスにしました。

ニンジャ・ハンゾウには上でも書いたヨーロッパの「NINJA」という曲にしていましたが、

曲の雰囲気が全然ニンジャしてないのでやめました。

 

それからアタル・ラーメンの最初の予定はツェッペリンの「カシミール」。

地味過ぎなのでやめました。

 

ロビン・ネプは英国代表なのでビートルズは決めていましたが、

曲は「Come Together」→「Get Back」→「All You Need Is Love」に変わりました。

その時の例の国とウォーズマンの件で、平和をテーマに変更しました。

ではウォーズ・ブロッケンはというと、

第一回大会でのバッファロー・ウォーズの曲を気に入っており、

それがレニクラの曲だったんですけど、

何となくウォーズマンとレニクラの相性が良いと感じ、

今回は「Rock And Roll Is Dead」を使う予定でしたが、

やはり平和テーマの曲にシフトチェンジで「Pride」になりました。

 

バッファロー・魔雲天はマンハッタンズというチーム名になぞらえ、

最初は「Empire State Of Mind」にしていましたが、

重厚感が足りなかったのでモトリーにしました。

 

アシュラ・テリーは最初ヴァン・ヘイレンでしたが、

漆黒系のキャラにしようと思い、それには明るすぎる曲だったので、

入場テーマでちょい暗めといえばイングヴェイかなと思い、イメージが合うのを探しました。

 

ホーク・スニゲーターは一回戦チーム名からTFFの「Change」にしちゃったんですけど、

入場テーマには弱すぎて失敗したなーと後悔しており、

しかも予定と違い二回戦に進出させてしまい、

そこで二回戦はサンシャイン・ジャンクの思いも背負いということで「I'll Be Missing You」に。

 

プラネット・BHは最初はTOTOの砂の惑星のテーマの予定でしたが、

これも弱かったので、宇宙っぽいイメージ→ガンダム→よりロックっぽいカバーの「めぐりあい」となりました。

 

マリポーサ、スカイは実は「Sky High」の予定でした。

しかしまんま過ぎるので変更しました。

 

こうして振り返ると、ほとんどのチームが最初の予定と変わってた。

いやー、考えると面白いんですよね。

奥が深いです。

 

と言う訳で、

いやー昭和のプロレス入場テーマって本当にいいものですね。(水野晴郎風)