サウンドトラック
略してサントラ。
デコトラの仲間ではない。
子供に「あーい、虎さんですよー。虎さん、虎さん虎さん虎さん虎」でサントラになった訳ではない。
しつこいとか言わないで!ウフ💚(ウグイス色がワシ色らしい)
要するに1つの映画で使われた音楽を一枚にまとめたアルバムである。
そんなこと知っとるわい!と言われそうだが、まあまあ。
これ80年代、多分『フラッシュダンス』辺りなのかなぁ?
その後『フットルース』もありましたけど、
かつてはオーケストラが演奏するスコアって言うの?
分かりやすい例えだとジョン・ウィリアムスの作る『スターウォーズ』や『ジョーズ』の音楽みたいなの。
これが先の二作品前後から所謂POP/ROCKだけを収めた、超ヒットポテンシャルの高いソフトになったんですよ。
映画はヒットしなくてもサントラはヒットするみたいのもあったかも。
当然劇中で少しでも使われる曲を収めてるはずだけど、
それが90年代になるとちょっと様子が違ってきます。
Black系の映画のサントラがやたらと出て、
しかも売れっ子達の書き下ろしの曲だったり、
或いはデビュー前の新人達のお披露目の場になったり、
名曲のカバーだったり、ここならではのコラボであったり、
とにかく色んなタイプのBlackサントラが出回りました。
しかもこの時代の収録曲、本当に劇中で使われているかどうか怪しいものもかなりあったとか。
それ以前にプリンスが『バットマン』の音楽を担当した時、
一般的にはサントラと認知されていたが、
実際映画で使われていない曲もあったりして、
つまり映画にインスパイアされて作った楽曲集という感じだったと思います。
まあ楽曲自体のクオリティは非常に高いので、
先に述べた90年代サントラも含め、単純にコンピレーションとして楽しめる一枚であったと言えるでしょう。
そんな訳でワシも結構買いました。
音楽情報誌見て評判のいいもの、
又はレコード屋で収録アーティスト見て、「あ、買い」と思ったら買う。痒かった訳ではない。
今探して出てきた奴
結構売ったのもあるかもな。
あれ?『Don't Be A Menace』が無い!
どっか行った?売った?
ジョーの出世作品が入ってて結構聴いたんだけどなぁ。
あ、あしたのジョーじゃないすよ。
ホセとの試合後、真っ白になったラストシーン。
死んだとみんな思ってますが、実は死んでない説もあるらしいですよ、のジョーじゃないんだってば。
島村ジョー、又の名をサイボーグ009、
でもないからね。全く。
話進まねーな、おい。
という訳でこの中から何曲かお届け。
まずは『ロミオ・マスト・ダイ』より
Aaliyah「Try Again」
これはワシがジェット・リーの大ファンであるから当然です。
MVにもジェット登場しますが、これは出ない方が良かった?
アリーヤを抱き寄せるジェットの笑顔がやらしい…
彼はね、アクションが全てなんですよ。
どのカンフースターにも真似出来ない切れのある動き。
笑うとアジア人特有のニヤけ顔になるという。
あれ?アリーヤの話は?
メイクが凄い…
生前の最大ヒットなのかなぁ?
そんな熱心に聴いていなかったけど、この曲はカッコいいし大好きですね。
続いて2パック主演『Juice』より、
Naughty By Nature「Uptown Anthem」
2パックは主演俳優として出演はしてるけど曲提供は無いという。
ノーティ・バイ・ネイチャーはブログで初めて触れる気がする。
「ヘーイ、ホー」と言えば彼らの「Hip-Hop Hooray」
トラックは派手じゃないけど、彼らのラップがリズムを生み出す。
カッコいいです。
因みにエリックB&ラキームの「Juice」も最高だけど、これは前貼った気がするんで。
次は『Dangerous Minds』よりメガヒット。
Coolio(feat.LV)「Gangsta's Paradise」
確かHip-Hopで初の年間チャート1位でした。
スティービーの「Pastime Paradise」を大胆にサンプリング、
というかまんま使いでズルい作品。
しかしミシェル・ファイファーさんはお美しい。
永遠に語れちゃうので今日はとりあえず次の曲で最後に。
『Soul Food』より
Milestone「I Care 'Bout You」
このサントラの為に組まれたグループで、
ベイビーフェイスと、彼の兄弟でありアフター7のメンバー、ケヴォン&メルヴィン・エドモンズと、K-Ci&JoJoで結成。
すんごいスーパーグループです。
K-Ciが優等生の中にヤクザが一人ってな感じです。
名曲ですね~。
気が向いたら続編書くかも。
と言って書かないのがワシのいい所。(いや、よくない、とも言いきれない)