今年はハナミズキの花がたくさん咲きました!

今朝は気持ちのいい青空が広がっています^_^




そして玄関先にも桜の花びらが舞っています。

この時期になると、以前この様子を詩にしたのを思い出します。


「ダンス・ダンス・ダンス」

笑いながら 
話しながら 
踊りながら 
風に誘われ舞う 
花びら数多(あまた) 


一瞬を永遠にというのは少し大げさですが…その時の思いを言の葉に。

そんな気持ちで詩を作ります。


その中の幾つかが書作品の制作で、墨と筆を使い紙面に表現されると、また違った感覚で読むことができ…どちらも創り出す大変さはあるけれど、そこが楽しいのですね、きっと。


この冬に作ったものを…平成が終わる前に整理しなければ^^;



「ガラスの月」


溶けないままの薄氷(うすらい)に

ガラスのような月が映る

手を伸ばせば壊れてしまうから

そっと

見守るだけの刻を過ごそう



「濡れている月」

海に光る月が

滲んで見えるのは

あなたを思う瞳が

潤んでいるから



「手をのばした先にあるもの」


たとえば

月の欠片をあなたにあげたい

たとえば

夜空の星のいくつかを

たとえば

風が届ける春の気配を

たとえば

聲にならない言の葉を

たとえば

見つめあう一瞬を


手を伸ばした先にあるもの

つかめないものほど

大切なものだったりするよね