技術者のふるさと -150ページ目
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観葉植物の話(仮)

topos.jpg文章はまだ





新しい就職のかたち

先日、テレビで第二新卒の就職活動を特集していました。



第二新卒の定義は卒業して2~3年で25歳位までとのこと。

厚生労働省のデータによると

大卒の30%、短大・専門学校生の40%、高卒の50%が

3年以内に転職しているのが現状のようです。

この転職率を分析すると、良いと思い安易な気持ちで就職したが、

仕事内容、職場環境、待遇面に行き違い等を感じたのが

大きな原因ではないでしょうか。

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月曜日、社内で採用検討会をしていて気がついたことは、

トーテックが行おうとしていることは

『新しい就職のかたち』だと思いました。



トーテックはエンジニア専門の『新しい就職のかたち』として

人材派遣、人材紹介の許可をいただき、

エンジニア主導のキャリアデザインを

サポートする会社を設立いたしました。



トーテックでは限りなく希望のメーカーで働くことができ、

正社員として就職することも出来ます。



具体的には下記の通りです。



1、希望の仕事をしたい

2、何をしたいかまだ決まっていない

3、将来は田舎に帰りたい

4、将来社長になりたい



今まで、人材派遣でもない、人材紹介でもない、

エンジニアの立場に立った転職率を大幅に下げる

就職形態を構築しようと暗中模索してきましたが、

ビジョンに対するメインキャッチフレーズが出来たように思います。



トーテックのビジョンに興味がある方は、いつでも時間を作りますので、

是非、私のビジョンを聞いて下さい。

また、貴方の意見も聞かせて下さい。



多くのエンジニアの方と考えを交わし、

「技術者のふるさと」を創っていきたいと思います。



日本真空工業会の総会に参加

トーテック日本真空工業会の賛助会員です。



11月17日に日本真空工業会の総会が京都駅から

バスで3時間ほどの舞鶴であり、18日ゴルフコンペが

宮津カントリークラブでありました。



日本海側は寒くなるとの予報で心配していましたが、

天気も良く最高の2日間でした。

初日はユニバーサル造船所の見学もあり、

250Mの貨物船が厚さ15m/mの鉄板で出来ているのには

驚きました。

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2日目のゴルフはOUT53、IN64 

合計117で16人中14位でした。

しかし、同じチームの人がラッキーハンデで優勝されたので

ホッとしました。

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せっかく天の橋立まで行ったのに、見学できなかったことと

ゆっくり温泉に入れなかったことが残念でした。



人材業界への想い Part.1「人材サービス業界との出会い」

私が人材サービス業を今まで続けてこれた、

大切なきっかけとなったエピソードがあります。



私は20歳のころから志は高く社長になると決めていましたが、

世の中はそんなに甘くありませんでした。

30歳の時、一度田舎に帰ろうと決めました。

しかし、田舎では仕事がなく、

大阪で再度技術者を目指して見つけたのが

人材サービス業でした。



昭和56年12月20日に入社し、

もともと電気技術者のためエンジニアを希望しましたが、

配属されたのは技術営業部でした。

仕事はメーカーにエンジニアを適材適所で派遣することです。



入社して2週間くらいたったある日、

モデルみたいに美しい女性が社内に居るのに気がつきましたが、

一人ポツンとしてる様子。

話を聞くと短大の美術科を出て一級建築士を目指し、

新卒として入社したようですが半年ほど待機しているとのことでした。

営業も彼女と個人的には話をしたいのに、

なかなか話しかけられない雰囲気になっていました。



私は、この業界に入って彼女と出会ったのも何かの縁だと思い、

自分の人材サービス業界に対する人生を

彼女に掛けてみようと決意しました。

期限は一ヶ月。

彼女を配属出来なければ職を変える覚悟で、

1月の寒空にも負けず毎日関西中の建設会社、工事現場を回り

今日の状況を彼女に報告する日々が続きました。



確かに大変でしたが、覚悟を決めていることと、

彼女と話ができることで楽しくも有りました。

しかし、まったくの未経験で基礎知識がないからと、

どの会社にも相手にされずあっという間に20日が過ぎ、

25日が過ぎるころには少し焦りも出てきました。



そんな28日目の夕方、Z建設会社の総務課長から

「意匠設計部長が会いたいと言っている。今から来てくれ。」

と連絡が入りました。

そのときは、契約は無理かもしれないが

とにかく行ってみるかと思い、

彼女も是非お願いしますとのことで、

早速打ち合わせをすることになりました。



意匠設計部長に会うなり

「一生懸命頑張りますので私を使ってください!」

と頭を下げた彼女・・・・。

翌日からの契約で、配属となりました。



最後は彼女の一言がお客様の心を掴んだのでしょうが、

配属先を探し回った日々を振り帰ると

人材サービスという仕事は、人の人生に大きく関わる仕事だなぁと痛感しました。







タイトルへの想い

日本は技術立国であるにも拘らず、

希望職種で希望業務に就けていない

エンジニアが多すぎることに私は驚いています。



エンジニアの立場に立って、日本全国、将来的には

世界各国でエンジニアが働きやすい環境作りを目指して、

いつでも気軽に相談できる「技術者のふるさと」を開設しました。



トーテックを通して、

悩みのあるエンジニアの方々の力になれればと考えています。



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