うつ病からの脱出 | トータルサポートるん~しあわせの青い鳥~

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小さな田舎町でイベント企画・運営を行う市民団体の代表。京都府綾部市山家産のお米や野菜や加工品などを使った飲食店、喫茶ふれあいの駅店主。るん農園では米作りを主にしています。ブログを通して、しあわせの見つけ方のヒントになれば嬉しいです。

私は今も波乱万丈だけど
生きていられることに幸せだなと
感じています。

苦しかった過去。

何度も書いていることですが


まさか、
自分がうつ病と診断されるとは
思ってもみなかった。

苦しくてどこか変だなと思いながらも
勝手な偏見で
精神科に行くのには勇気が必要だった。

身体に不調をきたして
十二指腸潰瘍や
全身が強張り寝たきり状態になった。

過呼吸で嘔吐と意識朦朧となり
病院に行ったこともあった。

原因は過労とストレス。
とにかく休みなさいと言われた。

しかし、休み方がわからない。

目の前に黒い靄がかかっていて
その靄がいつ晴れるのかわからず
本当に苦しかった。
飛んだり切ったりだけはしないと
呪文のように唱えていた。

病院でうつ病と診断された時
やっぱりそうだったのかと
逆にホッとしたのを覚えています。

家族や友人たちは
変だなとは思っていたかもしれないけれど
そこまで追い詰められてるとは 
気付いていなかったと思う。

実際、気付いて欲しいと思う自分と
知られたくない自分がいました。

頑張れと言われれば
すでに頑張っているのに
まだ頑張らなくてはいけないのかと感じ

頑張らなくていいよと言われれば
自分は必要じゃないのかと感じ

何かをして欲しいとか
何かを言ってもらいたいのではなく

自分の存在を認めてもらいたい、
ただそばにいて欲しいと
思っていたような気がします。

カウンセリングのときに
今までたくさん頑張って来られたんですね
苦しくなったらいつでも連絡くださいねと

励まされるわけでもなく
強制されることもなく
いざと言う時の逃げ場が出来たという安心感。

その場所に通ったのは3回。

私が踏み止まれたのは
家族や仲間という存在があったから。

亡くなった両親の精一杯生きる姿が
記憶の中にあり続けているから。

ダメで弱い自分を認めて
人と比べることをやめて

どう人から見られているかより
どう自分自身が生きるかにシフトチェンジした。

気付けば黒い靄は消えていた。

何をやっても上手くいかない時もある。
自分を苦しめ追い詰める人とは
距離を置けばいい。

自分自身を信じ
精一杯生きていれば
人が立てる勝手な噂は耳にしなくなる。

愛する家族
愛する仲間
愛する自分という存在。

生きていられることに感謝して
これからも自分自身の人生を歩んでいこう。



過去の苦しみや悲しみがリンクして
いっぱい泣きました。

私は暗闇から抜け出し
希望という光を見出し
愛によって救われました。


虹色ココロプロジェクトでは
そんな想いを伝えていきたいなと思います。