STEP.1“学びは贅沢品ではない”──再び動き出すTC研究会の原点 

 

 

トータルコンディショニング研究会は、お金や時間に恵まれた人だけが学びの喜びを得られるような業界にしたくありません。

 

知識や技術を過度に資本主義的に売り物にすると、誇大広告や「唯一無二のテクニック」といった大げさな宣伝をする人が出てくる可能性があります。

 

これは健康産業に携わる私たちだけでなく、社会全体にとっても好ましくないと考えています。

 

そのため、勉強会を中心とした活動に原点回帰しようと決意しました。

これが、セミナー業界を過度に資本主義的にしないための私たちの取り組みです。

 

 

  原点回帰の背景:私の成功体験

 

 

地方トレーナーの奮闘

私自身の経験が、この原点回帰の大きな理由の一つです。私は和歌山のフィットネスクラブでインストラクターとして働いていました。

 

20年以上前の地方では、東京や首都圏のトレーナーとの知識・技術の格差が顕著でした。東京のセミナーに参加した際、その差を痛感し、執念にも近い向上心で毎月自腹で東京に通いました。

 

有給を取り、宿泊費もかかる中、貧乏インストラクターにとって大きな負担でした。それでも、東京のトレーナーに追いつくには上京して学ぶしかないと決意。

 

会社を辞め、1年間バイトで貯めたお金で東京療術学園に入学しました。

 

整体、カイロプラクティック、オステオパシー、中国推拿、などが学べる徒手療法の専門学校でしたが、この学校を選んだのは理由はPNF(固有受容性神経筋促通法)や関節へのマニュアルアプローチなどの理学療法的な運動療法を学べる数少ない場所だったからです。

 

セミナー難民から開業へ

学校卒業後も、整体の有名な先生の開業者向け技術セミナーに4年間通い、技術を磨いて開業しました。その後もオステオパシーや理学療法士の大御所のセミナーに通い続け、いつもお金も時間も無く…まさに「セミナー難民」「セミナー貧乏」でした。

 

しかし、資格や居住地の制約で学べないこともありました。例えば、関節ファシリテーションという技術は理学療法士限定で断られた経験があります。

 

何度も受講お願いの電話をしましたが当然断られました…情熱だけでは越えられない壁でした。

 

そこで、自分が学びたいことを学べる場を作りたいと考え、トータルコンディショニング研究会(TC研究会)の前身となる活動を始めました。

 

自分が学びたい事を教えてくれる講師に直接交渉し、セミナーを企画・開催する取り組みです。

 

 

  勉強会からTC研究会へ

 

異業種間の学びの場

 

この活動ができた背景には、日本コアコンディショニング協会や日本関節コンディショニング協会での講師経験があります。

 

これらの協会は異業種間の勉強会を推奨しており、渋谷での勉強会でTC研究会の創設メンバーである義澤先生、安田先生と出会いました。

 

渋谷の会場が閉鎖するタイミングで、私が新宿にテナントを借りていたため、「新宿コアコン勉強会」をスタートさせました。

 

協会でのネットワークを活かし、知識や技術をシェアする勉強会を開催。その経験が、2013年にTC研究会を立ち上げるきっかけとなりました。

 

義澤先生 

安田先生

  

セミナー全盛期とコロナ禍

 

2013年から2017~18年頃までは、セミナーや勉強会が順調に開催でき、私自身が学びたい知識や技術をほぼ学びきりました。

 

しかし、2019年末からのコロナ禍で大規模セミナーが難しくなり、活動は縮小しました。それでも、TC研究会を立ち上げたことで、普通にセミナーに通うだけでは得られなかった学びを得られたことに感謝しています。

 

学びを交わし合える仲間作りを広げたい

学ぶ事に悩む人を生まないために

 

私がTC研究会で得た経験を、皆さんに共有したいと考えています。知識や技術を「売られる学び」ではなく、「交わす学び」に変えていく。

 

そうしないと、お金や時間がある人しか学べない世の中になり、情報弱者をターゲットにしたビジネスが増える恐れがあります。これは私たちにとって、社会にとっても不幸なことです。

 

そのため、TC研究会は勉強会中心の活動に原点回帰します。キーコンセプトは以下の通りです:

 

教える・教わるではなく、育て合う学びをもう一度。
売られる学びではなく、交わす学びを。

 
  • ジャンルの垣根を越えて、育て合う勉強会。再始動します
 

最後までご覧いただき誠にありがとうございます。

今回の投稿が参考になった、良かったと言う方は下の「いいね」ボタンをclickお願い致します。

今後のblog作成の励みと参考とさせていただきますので

ぜひよろしくお願いいたします。