足部内側のの凹形の特徴的な土踏まずは、主として内側縦アーチ、そして二次的な横アーチが存在する。
内側縦アーチの要石は距舟関節の近くに位置する
内側縦アーチは、足部における荷重と衝撃を吸収する主要な機構である。
この機構なしでは、大きくて急速に作用するような力が、骨の生理学的な荷重許容能を超えるかもしれない。
内側縦アーチに関係するのは、踵骨・距骨・舟状骨・楔状骨・3つの中足骨である。
健常足の内側縦アーチは、⑴筋の自動的な力⑵結合組織の弾性と張力との組みあわさせの2つによって支えられている。
そして骨の形状により生み出される他動的な力、楽に立つ時、一般に他動的な力だけでもアーチを支えるために十分である。しかし、足尖で立つ、歩く、走るなどよりダイナミックで応力のかかる活動では自動的な力が必要とされる。
体重により距骨は下方に押し下げられ、内側縦アーチは平坦化する傾向にある。
アーチの低下時、後足部はわずかに回内する傾向にある。これは後方からの観察でも明白であり、踵骨はわずかに脛骨に対して外がえしされる。
健康な足で楽に立つ場合は、足の内在筋、外在筋はわずかに活動するか、あるいは全く活動しない。筋活動による支持は、単に「支持の2番手」である。
健常足部の内側縦アーチは、歩行周期を通して周期的に上下する。立脚期の大半では、アーチは体重負荷の増加に応じてわずかに低くなる。


