距腿関節は運動自由度1を持つ。この関節の回転軸は内外果先端を通るため、純粋な内外側軸からわずかにずれる。回転軸は上前方にわずかに傾く。その軸は、純粋な内外側軸から前額面で約10°、水平面で約6°ずれる。




そのずれの為に、背屈ではわずかな外転と外がえしを伴い、底屈ではわずかな内転と内がえしを伴う。
距腿関節の背屈は平均は26°。底屈の平均は48°と報告されている。尚、距腿関節での0°位は下腿に対して90°位に足が保持された場合と定義される。

横足根関節は、距舟関節と踵立方関節の2つの関節からなり、ショパール関節としても知られている。

距舟関節は球状関節に類似している為、中足部の内側面では重要な回転が可能となる。
対して、踵立方関節は比較的柔軟性に乏しく、制限された可動性は距舟関節の大きな可動性と対照的である。
横足根関節は、特に距骨下関節のような近くの関節での関連した運動なしでは滅多に機能しない。踵骨がしっかり固定され支持されている状態での回外・回内は主として中足部で起こる。この動きの間、舟状骨は距舟関節内で軸回旋する。距骨下関節と横足根関節の両方での回転の組み合わせは、足部全体の回外と回内の源である。
横足根関節は回転に関する2つの別々の軸がある。縦軸と斜軸である。
縦軸はまっすぐな前後軸とほとんど一致し、外がえしと内がえしの動きの主構成要素と関係する。対照的に、斜軸はかなり垂直で内外側に傾斜しており、外転と背屈・内転と底屈の組み合わせとして自由に生じる。両方の軸に関して起こる動きを組み合わせると、真の形の回内と回外が生じる。