●子どものアレルギーを周りに知ってもらう方法
こんにちは、みみるです。
ずいぶん前の話しですが、
雨の中、息子とちゃぷちゃぷお散歩しておりましたら、
「ママ―、もし、雨が降らなかったら、鳥さんは、死んじゃう?」
「ママ―、もし、お水がなかったら、葉っぱは、死んじゃう?」
と聞くので、
「うん、死んじゃうよー」
と言葉を返しながら、
「死ぬ」という概念を知っているんだ。と驚き、息子の成長を感じた瞬間でもありました。
さて、
息子は、くるみアレルギーがあります。
ナッツ特有らしい、わりと強いアレルギーで、くるみの粉に少量触れるだけでアレルギー反応が出ます。
いま息子は4歳。
わたし母親と行動することがほとんどなので、いまは、わたしが管理できます。
しかしもうもう少し大きくなると、単独行動、お友達と直接お菓子交換など、こんなケースも多くなりますので、本人にきちんと認識してもらうことに責任を感じます。
ことあるごとに、
「〇〇くんには、クルミのアレルギーがあるから、絶対に食べられないので、気をつけてね!」
と言ってあります。
ただ、そういえば、実物をみせたことが、なかったと気づいた!
で、
ほんとうは寄りたくなかった(できるだけ小麦は避けている)パン屋さんに「行きたい!!」というもので、ならばと、くるみ講習の機会としました。
わたしは、お店人気ナンバーワンのクルミパンを注文。
息子は食べられないのに、横で美味しそうなクルミパンを注文するのは気が引けましたが、今回はわけがちがいます。
割ると、たっくさんクルミが入っています。しめしめ。
「クルミって、こんな形なんだよー。」
講習をはじめました。
カフェでの飲み物は、ジュースか、ミルクか、迷うところだな・・・
「へー」
「くるみはね、とくに、パンに入っていることが多いよ。
パン屋さんでは、クルミが入っていないか、チェックするんだよー」
あ!そういえば、「死ぬ」という意味がわかっていると知ったので、こう言ってみることにしました。
「〇〇くん、〇〇くんは、クルミを食べると、死んじゃうことがあるんだ。
だから、ぜったいに食べてはいけないよ。触ってもいけないよ。
ママの花粉のアレルギーでは死んじゃうことはないけれど、〇〇くんのクルミのアレルギーは、死んじゃうことがあるから、気をつけようね。」
と説明したら、
「死ぬ」という言葉をわたしが初めて使ったので、一瞬、驚きこわばった表情をみせましたが、重大さが少し理解できた、絶対に食べてはいけないんだ、と伝わってきました。
講習はつづきます。
「くるみってね、こうやって書くんだよー」と説明しました。
日本語って、むずかしいですね。
こうやって改めて書いてみると、「くるみ」ひとつとっても、表現方法がいくつもあり、複雑な言語だなーと思うのでありました。
いま息子は文字に興味を持ち始めた時期なので、興味津々にみてくれました。^^
さて、本題です。
先日、こんなバッチを購入していました。
アレルギーを知らせるバッチです。
リュックにぶら下げてみようか作戦を開始するため、とりあえず、購入しておいて、使うタイミングをはかります。
こんな可愛いキーホルダーがあるんですね!
感謝でいっぱいです。
裏面に、名前と、アレルギー物質を書くことができます。
このバッチをみて、お友達や先生が
「なにこれー?えーお前って、クルミアレルギーなの?」
なんて話題になれば、クルミアレルギーが周知徹底されるキッカケになるかもしれません。
海外旅行など、知らない場所に行くときに最適な英語バージョンも売っています!
英語バージョンは、バッチのみです。(2019.9現在)
わたしは、試しに2つ購入させていただきました。
合わせて1,000円くらいでした。
安い。感謝。
入園や、入学などといった、新しい環境に入る際、かばんにつけておくことは、良いアイデアかなと思います。
わが家では、先月、サマーキャンプに行くとき、使う機会に恵まれました!
宿泊用カバンに名前を書くわけですが、このバッチをひょいとつけるだけで、ネームプレートの代わり。
ついでに、くるみアレルギーと書いてあるということです。
一石二鳥だな。
息子は、くるみアレルギーだけなので、普段はそんなに気をつかうこともないのですが、もっと身近な食材にアレルギーがある場合、親はとても大変なことと思います。
命にかかわることなので、わたしはこれに関しては、ことあるごとに教えています。
おそらく、大きくなってから、「クルミのことはお母さんによく言われたなー」と思い出すことと思います。
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アスモスマイルHP
バッチほか、
エピペンポーチなども売っています。
みみる
美しくなるヒントが今日あなたに舞い降りますように