こんにちは❗️
愛知県刈谷市にあるリサイクルショップ♻️
おしゃれリサイクルとーたる 刈谷店
1級ジュエリーコーディネーター、宝石鑑定士の鈴木です。
実は知らない鑑定書の見かた
宝石を買った時につけてもらった鑑定書。
実際もらったところで見かたもよくわからない。
まぁ鑑定書がついているんだから良いダイヤモンドなんでしょう。
といった御意見が多い鑑定書。
たしかに品質のよくないダイヤモンドに鑑定書をわざわざ発行するメリットもありませんので、良いダイヤモンドだろうという意見は強ち間違いではありません。
鑑定書はダイヤモンドの通信簿?とも言える本。
あなたの大切な宝石の品質を評価してくれているものです。
何を評価するのか
ずばり、『ダイヤモンドの4C』です。
4Cについて詳しくはこちらのブログをご覧ください。→こちらこちら
こちらは
ダイヤモンドの4Cを作った世界的な鑑定機関GIAの鑑定書です。
私が宝石学を学んだのもGIAです。
近年ではどこの鑑定機関でも4Cの基準はGIA式を導入しています。
GIA式が世に広まる前までは日本でも各鑑定機関が独自の評価をしていました。
基準がないとAが一番良かったり、AAAが一番良かったり、、、5とか数字で評価したり、、、
どれが一番かわからなくなってしまいますよね。
ではGIAの鑑定を見ていきましょう。
英語だから余計にわかりませんよね。
そうなんです、鑑定書ってほとんど英語だからよくわかんないんです。
噛み砕くとこんな感じ
これでもまだ、それが良いのか悪いのかがわからないですよね、、、
それならば、、、これを見てください。
中央宝石研究所の鑑定書です。
日本語で書いてくれていますね

鑑定書を見てみると色はDカラーと評価されているようです。
Dカラーって良いの?悪いの?
そんなとき鑑定書って実は親切です。
下に評価している等級が載っています。
下にはカラーレス、ニアカラーレス、フェイントイエロー、ベリーライトイエロー、、、、
Nに向かうにつれて黄色くなってるよ〜ってことが書かれてます。
つまりDカラーは無色透明で一番希少性が高い等級ですよ〜ってことがわかります

どの等級なのかがわかってきますね。
どのダイヤの等級であっても、そのダイヤモンドの個性ですから、愛情を注いであげてくださいね。
こんなサービスも追加できます
どのようなインクルージョンがどこにあるのかを記載したものです。
ダイヤモンドの個性を記録しているんですね。
似顔絵みたいな感じでしょうか?
インクルージョンの少ない子だとこんな感じにあんまり書かれていません
こちらは鑑定書発行の際に別料金でつけてくれます。
如何がでしょうか?
ダイヤモンドの鑑定書の見かた、少し分かって頂けたでしょうか?
宝石は価値判断も一般的に難しいものです。
できる限りわかりやすくご説明ができるよう努めるようにしています。
購入前に不明な点があれば店員さんにどんどん質問することをおすすめいたします。
あ、もちろん私もご相談に乗らせていただきますのでお気軽に相談くださいね