いやー…。
朗読劇ムッズ!!!!(笑)
日本文学、しかも夏目漱石の小説を朗読なんて、自分がさせていただけると誰が思っていたでしょうか?
正直、今回の朗読劇は、集中力という意味でのエネルギー消費が半端なかったです、関さんも水橋さんもマジで凄いです。
舞台役者の性なのか、舞台に立っている間は芝居をするもの、というスイッチが自動で入るため、後ろにいる間もずっと「私」として先生からの手紙を読んでいたのですが…。
このエネルギーの消耗たるや!!!(笑)
なんでしょうね?人間界でスーパーサイヤ人3でい続けなきゃいけない、みたいな感じ!?
動いてなくても減っていくみたいな感じ!?
伝われ!
まぁ、そんな細か〜い部分も含めて、分かる人にだけ分かればいい、みたいな部分も個人的には拘っておりました。
そして、せっかく先輩とご一緒出来るのだから、胸を借りつつ、ドンドン挑んでいったつもりです、負けない気持ちでやってたつもりです。
関さんに完敗です。
朗読の難易度の高さを改めて思い知らされましたね。
芝居とも違う、舞台ともまた違う、「朗読」なんです。
実は元々、朗読という表現に苦手意識を持ってまして(大暴露)
30を過ぎてやっと、なんとな〜くではありますが掴み始めたものがあったのですよ。
まだまだだったね!!!
そんなモノに気づかされ、打ちひしがれ、同時に自分の課題もまだまだ山積みだと言うことを教えてくれた深作健太さんには、足を向けて寝られません。
そして何より、今出せる全力に対して、全力の拍手を送って下さったお客様にも、本当に感謝しております。
人によって解釈が違う本。
それが表現の真髄であり、本来あるべき姿なのだろうなと思いました。
だからこそ、様々なキャスティングで行うこのリーディングは、同じモノなのにきっとまったく違う色を魅せる事でしょう。
その中に混ざれた事、本当に役者やってて幸せだと感じます。
あー……………。
リベンジしてぇーーーーーーー!!!!!
もっともっと腕を磨きます。
その時はまた、よろしくお願いします!
千差万別の解釈を持つ皆様、そして、健太さん!