6月28日 昼過ぎに訪れました

武蔵境駅北口に出てすきっぷ通りを抜ける
シャッターが閉まっている「鶉」を左に見て
武蔵境通りをひたすら進む
桜橋より玉川上水を渡り
境浄水場を過ぎて井の頭通りを渡ると
ようやく五日市街道が見えてくる

右折して五日市街道を武蔵野大学方向へ

しばらく行くと直角矢印が点滅する店頭看板

よかったまだ営業中だ

入店してカウンター席に座り
ラーメン(1000円)を注文する
お冷を用意する前に店内のテレビに釘付け
情報番組だったが大谷翔平の活躍が流れていた
先発投手で勝利して本塁打を2本放つ
もはや理解が追いつかない異次元の活躍


お馴染みの支那そばやの味わい
大勝軒と同様にこの味わいも
後世に語り継いでいくべきレガシー
と言ってもいいのではないか
そして戸塚やラー博などの
時代とともに変化を遂げている支那そばやもいいが
支那そばあおばのラーメンは
どこか懐かしいレトロ感が残る支那そばや

といった風情に感じられる


暑い日に熱い醬油スープと麺を
汗だくになって啜るのも悪くはない
水分と塩分が失われると同時に補給される
クセがなく甘みのある九条ネギがマッチする
やさしい醤油ダレがよく染み込んだメンマ
見た目はしょっぱそうだが全然そんなことはなく
やわらかみもあって食べやすい
チャーシューはやわらかで
わずかにパサつきがあるが

たっぷりのスープに浸して口に含むとイケるし

このパサつきを否定的に捉えることもない
これがまたいいレトロ感を醸しているのだ

ラーメン丼とお冷のコップを上げて
千円札を置く
御主人はちょっとぶっきらぼうな職人タイプか

それもまたノスタルジックな味わいかな


東京都武蔵野市関前4-16-6
11:00-15:30
月火定休日
JR中央線 西武多摩川線 武蔵境駅より
やや早歩きで20分くらい