11月4日 昼過ぎに訪れました


千駄木駅から向かう

不忍通りを行く

反対側の歩道から「神名備」の営業中を確認

店頭待ち人はいない

こちらも待ち人はいなかった「つけめんTETSU」

を過ぎて横断歩道を渡り「神名備」へ

入店すると外で待つように案内された

店内での待ち用の席も含め

間隔を空けて案内しているようだ

すぐお客が数人出てきたので

店内でしばらく待つ

相変わらずの奥様の御丁寧な接客


カウンター席に案内され

醤油ラーメン(1540円)を注文



この状況では値上げは当然だよね
今後今の価格すら維持できなくなる時が
来るかもしれないし


ラーメンの出来上がりは早かった
麺の茹で時間はそんなに長くなさそうだしね
五香粉っぽい風味がのってくる
やさしい甘みのある醤油スープ
山のモヤシと岩壁の如きチャーシュー
二郎インスパイア的ビジュアル
に見えなくもないとふと思った
ふっくらとしゃっきりと瑞々しいモヤシ
モヤシって・・・美味しいんだな
卵がふんだんに含まれていそうな
黄色い中太のちぢれた麺
そしてホロリホロリと解けていくチャーシュー
こちらも五香粉っぽい風味が宿り
脂身を感じさせず赤身の繊維も感じさせず
分厚い豚肉の尊い旨味に満ちている
食べた後の重たさがない
ネギと揚げネギとともに
スープも最後まで完飲

いわゆるラーメンというジャンルにおいては
価格が高いということにはなるだろうが
まだこの世界には
素晴らしい食材や調味料があるということを
このラーメンは教えてくれる
相応の価格だと思う
価格よりも『神名備イズム』とでも言おうか
ラーメンに貫かれし『神名備イズム』
に感動を覚えるのである
それがある限り
人々は神名備の一杯を求めて
訪れてくるのではないだろうか


東京都文京区千駄木4−21−3
水木金
11:45〜14:00
土日
12:00〜14:00
18:00〜20:00
月火休み
東京メトロ千代田線 千駄木駅より徒歩10分